« ある意味画期的な写真集 | Main | 立ち話する男子 »

13. 01. 24

ある意味ちゃらい商売

昨日はレイトショーで映画を見にいっていたので
更新ができませんでした。
あ、見にいったのは、山田洋次監督の
東京家族です。 

小津さんの東京物語を下敷きに、と言われて
いたので、どんな作品かな、って思ったのと
最後のシーン、去年の春に大崎上島で撮影中
っていう話を聞いていて、出来上がりはどんなのかな、
という気持ちがあったので。

今のところ、まだきちんと頭の中で整理していないので
感想はまた後日、ということなんだけど、
一言で言えば、
東京物語の本歌取りのような作品だった。ですかね。(笑)

東京物語を下敷きにしている部分は確かにあるけれども、
やっぱり小津さんと山田さんではそれぞれの持ち味が違うし、
描こうとしている時代も違うし、、。
でも、東京物語と同じせりふが出てきて、思わず笑ってしまいました。
(元のやつでは、亡くなったお母さんの葬式に間に合わなかった
末息子の役の大坂志郎が、疲れた顔で言うせりふなんですけどね。)


うーん。俺だったら、こういうシーンを絶対入れるんだけどなぁ。


島の畑で、ひとりのおばあさんが畑仕事しているの。
配役は香川京子さん。(これは絶対に香川さんでなくてはならない。)
そうしたら、お昼のサイレンが鳴る。
「ああ、あ、っという間にこんな時間になってしもうた。」
ってひとりごとを言う、っていうシーン。

↑ 分かる人には分かってもらえると思うんですけど。(微笑)


何せレイトショーだったので、
帰りはすっかり遅くなってしまったので、こないだ行ったのとは違う
近所の温泉に入って、帰ってきたら、、11時50分でした。
またこの話はいつか。

          ×        ×

これまた先週の金曜日の話。
仕事場に銀行の外回りの方に来ていただいて
ちょっとした預金の手続きのお願いをした。

その時に、今、金がすごい値上がりしているんです、
ということを聞いた。18日の段階で1グラム5000円を
超えています。という話だった。値上がりは、なんとなく分かる。 

だって、何年か前なんて、金、1グラム、1000円も
していなかった時期があったもの。
そのころ900円くらいとかだった。
それがいまや5000円を超えた、というのだから、
銀行の人が上がってますよ、というのも納得する。


そういうことがあった翌日の土曜の夕方。
家にいて、(飛行場からはとっくに帰ってきていた。)
そろそろ晩御飯だなぁ、何を作ろうか、と冷蔵庫を覗こうと
したら、玄関のインターフォンが鳴った。

誰かな、と思って出たら、、、
なんだかとってもチャラそうなおにいさんが玄関前のポーチに
プレートを持って立っていた。

声も軽そうだったけど、実際ドアをあけてお姿を
拝見したら、、あれまぁ。夜のネオン街、
キャバクラとか、ソープランドの入り口で
客引きをしているとか、ホストクラブにいそうな人というのか。

ゲイの人によくわかるように言うと
コートウエス○のDVDに出てくるっぽいおにいさんの
ような人というのか。(笑)
謙介なんか、そんな人とは
ついぞ関係のない生活を送ってきたので、ひょっとしたら
こんなふうなおにいさんとなんて会話するの、
はじめてだ! とか思って、そういう意味で
ドアをあけてびっくりしたようなわけで、、。

聞くと、「近くのショッピングモールの中にこのほど
金とプラチナの買取ショップが開店しましたぁ。
今、開店特別サービスで、この値段で高価買取やってるんすけど
おたくに使わなくなったジュエリーとか、ありませんか。
高く、たかーく買取しまーす。」

だって。プレートを見たら、金もプラチナも買取価格が
1グラム4400円ってあった。


謙介はその前日に銀行の人から、たまたま
その金とプラチナの買取、売り出しの価格を見せて
もらっていたもんね。 
その時見たのは買取価格も売出価格も両方とも
5000円越えていたんだよ。

なのに、このおにいさんの持ってたプレート見たらさ。
純金1グラムの買取価格が4400円って書いてあった。
高価買取、って言ってるんだけど、、、。

どうして600円も違うの?
その600円の差は何なの?


で、そのおにいさん、プレートだけ持って
歩いてたんだけどさ。  仮に、(そんなものないけど)
うちに金のジュエリーかなんかがあったとして、出してきたとき、
どうやって、その真贋を調べるつもり
だったんだろ。


それに口先だけ、高価買取、とか言って、
謙介は、その前の日に、銀行の人から金の価格聞いてて
たまたま知っていたから、600円の差は何? って
すぐに気づけたんだけどさ。

お年寄りなんか、そういうことも知らずに(謙介だってそのたまたま、
がなかったら、同じようなことだったと思うけど。)

そのちゃらそうなおにいさんの「高価買取」の言葉にうまーくだまされて
家にあった金とかプラチナの指輪でも出していたかもしれない、って
思った。

きっとおにいさん、行った家で、たまたま金の指輪を出してきたら
大喜びで、高価買取しますから、とかなんとか軽いせりふをバンバン
連発して、安い値段で、買い取ったに違いない。

ジジイやババアだますの簡単だよな。ちょろいぜ、とか思いながら。
 
ちゃんと調べて確かめておかないと、
いつ、人にだまされるやらわかんないねぇ、、。

夕食の時にオヤジと話したのだけど、
大体が、ちゃんとした店なら、得意先まわりを定期的にしている、
というような人は別にして、 はじめての家に、いきなりやってきて
金(きん)ないスか? とか、マンション買わないスか? なんて
言わんやろ、と言った。

謙介も職場にまで結構いろいろな電話がかかってくる。
こないだは、京都のマンションを買いまへんか? という
電話があったし、、。 大体そんな何千万もする買い物を
電話で言ってくるなんて、変な話しだし、、必ず「誰かに
貸したら儲かりまっせ。」と言うんだけど、

大体がそんな儲かるのであれば、そんな話なんて、
見も知らない人にするはずがないじゃないか。
儲かるんだったら、そんなもの自分でこっそりするだろうに。

でも、こういう電話がかかってくるのは、やはり、
その詐欺の話に乗ってきてしまう人がいるから、
なのだろう。


まぁうちには、それ以前にそもそもお金がない。(爆笑)
お金がないんだから、そもそもだまされようもないしさ。
それが案外最強かもしれない。

ちなみに、「そのマンションってどこにできたマンションですか?」
って場所を聞いたら、何とまぁ南のほうの工場地域の近くのよう。

北区とか左京区、って言うんだったら、まぁ分かるけど
工場地域に隣接したような場所にマンション建てたって
誰が入るんだ? って思った。

まぁたまたま京都の地理がある程度分かっていたから
地名を聞いて、そんな場所なんて、ってすぐ想像ができたけど。

こういうふうによくわかんない人間に甘いことを言われてだまされる、
何も知らない相手に口先だけでうまいことを言って
だます。


何も知らない人間にいい加減なことをして
ものを売りつけるちゃらい商売って他にもあるよ。

よく、道端で印象的な言葉を、墨をベタベタつけて
筆でのたくったような書いた字を書いてアートですぅって
売ったりしてるの見るんだけどさ。

傲慢に聞こえたらごめんね。でも正直なところ、言わせて欲しい。

オマエ、そんな程度の字で、商売すんなよな、って思う。
人から金取って、売るほどの字かよ、って思うもん。


まぁそれでもいい、とか、その字を見て感動した、
っていう人も一方でいるから、需要と供給のバランスが
うまく成り立ってる、といえばそうなんだろう。

そんな字書いて売るなよ。志が低い! っていうのか、
世の中、なめているとしか思えない。


世の中って、ある一面では、限りなく厳しくて
どうしようもなくしんどいことを個人に課すことだってあるのに、
別の一面で、え? こんなちゃらいことが許されていいの?
っていうような一面もあったりするしさ、、。

だからこそ、自分はどうなんだ っていう
意識が求められる、っていうことなんだろうけどね。

ただただ、世の中ってそういうかけ離れた二つが
何の矛盾もなく、両方並立しているんだよ、
これが現実だったりするんだもんねぇ、、。

と、いうようなことを思って、ちょっとため息をついたりした
土曜日の夕方なのだった。

(果てなく続くストーリー ライヴバージョン 歌 MISIA 
 2002年 MISIA GREATEST HIT’S から)

|

« ある意味画期的な写真集 | Main | 立ち話する男子 »

いなかのせいかつ」カテゴリの記事

Comments

そういう、飛び込み営業とか電話って不思議ですよね。
あと、迷惑メールの類も。
「いったい、これ信じる人いるの?」って疑問にも思うんですが、依然として無くならないところを見ると、商売として成り立ってるのでしょうか。
ちゃらく、いい加減に、そして調子よく、ギリギリのゾーンでなんとかやっていく人もいるんですね。
自分は、ちょっとあやかった方が良いでしょうかね(笑)。

Posted by: まさぜっと | 13. 01. 24 at 오후 11:10

---まさぜっとさん
まさぜっとさんは、本当に何事にも真摯に一生懸命に向き合ってこられたのです。だから、いろいろなところで、無理に無理を重ねられてきた結果、今、そういうお心の状態になっているんだと思います。 俺はそういう無理をしながら、一生懸命に生きてきた人って尊敬しますよ。一生懸命にやりすぎてしまったから、疲れ果てて、今の状態になっているのだと思います。 それはまさぜっとさんが非常にまじめに毎日を送ってこられた証拠ではないですか。 本当にこんなふうに世間って、たまにちゃらくて、世の中をなめているような生き方でも何の差し障りもなくわたっていける時期、というのが現れたりします。
 でも、そんなのがいつまでも続くはずはありません。まさぜっとさんの苦しい状況だって同じようにいつまでも続くはずもないのです。 まさぜっとさんはまさぜっとさんのままでいいんですよ。真摯なまさぜっとさんは、素晴らしい、って俺思っています。

Posted by: 謙介 | 13. 01. 24 at 오후 11:32

金買い取りなんて怪しい商売ですよね。
騙されて財産を奪われる高齢者や弱者がいることは居たたまれないです。
簡単に儲かる話なんか無いよ!と分かってはいても、安易な方向に走りやすいのが人間の性かもしれません。
人それぞれと言ってしまえばそうかもしれませんが、感性は個々でかなり違いますね。
そういった差が必ず生じるからこそ、隙間商売が成り立つのでしょう。
買う買わないは別にして、ちゃらい系のおにいさんとお喋りしてみたいです。

Posted by: タウリ | 13. 01. 25 at 오후 1:08

---タウリさん
金の買取業者でも、例えば三菱マテリア○とか、住友金○とかいうような会社はやはりコンプライアンス、ということもありますから、いい加減なことはしない、って思うんですよ。市場相場に準拠して行われるでしょう。でも、それは毎日変わりますし、よほどそういうことに興味を持っていて、その変動を追っている、とか、新聞の相場欄で毎日見ている、という人ならともかく、謙介みたいな普通のおっさんが、そこまでは見ていなかったりするので、わかんない、のです。それにつけこんで、適当なことをしてもいいだろう、というその根性が許せないような気がするのです。
 ちゃらい系のおにいさん、きっと歓楽街に行ったら、いるんでしょうね。キャバクラとかソープランドの入り口とかホストクラブとか、、。それにしても、うーん。謙介的には、全然縁のない場所ですねぇ、、。(笑)

Posted by: 謙介 | 13. 01. 25 at 오후 2:48

ちゃらい兄ちゃんと言えば、居酒屋の客引きがやたらと増えています。
以前は梅田や心斎橋でしか見かけなかったのですが、今は河原町にもいますよ。
大抵がソムリエエプロンを巻いて、メニューを持って声掛けまくってます。
あれって日給は千円程度でほとんど歩合給だろうから、店にしたら数撃ちゃあたるで何人も雇うのでしょう。
金買取の兄ちゃんも同様で、戸別訪問でキャッチした客をお店まで送迎して歩合をもらうのでしょう。さすがにその場で真贋確かめて正確な計測はできないでしょうから。
「普段は取引所相場の△1,000円で買い取ってるけど、今は△600円ですよ」と言うことでも、そのお店にとっては高価買取ですから、看板にだまされちゃダメですよね。

Posted by: mishima | 13. 01. 29 at 오후 12:48

---mishimaさん
 心斎橋で思い出したのですが、もう10年くらい前かなぁ、、。心斎橋を夜、通っていたら、白いシャツに黒いスーツを着た、同じような服装ばかりしたおにいさんがやたらいたんですが、、あれって何だったのでしょう。同じような服を着て、なんかホストのような顔つきのおにいさんばかりでした。
 ソムリエエプロンして、、そうですか。心斎橋にも増殖しましたか。(笑) 
 金買取のおにいちゃん、改めて、きちんとした正確な情報を知っておかないと、ろくなことにはならんなぁ、と自覚させていただきました。 ちゃんと知って、冷静な対応をこれからも心がけたいと思います。

Posted by: 謙介 | 13. 01. 29 at 오후 2:54

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91870/56577938

Listed below are links to weblogs that reference ある意味ちゃらい商売:

« ある意味画期的な写真集 | Main | 立ち話する男子 »