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13. 01. 09

そんなもん聞いとりまへんがな

昨日、NH○のラジオを聴いていたら、
中国東晋の書家、王羲之の法帳(お手本)
が見つかった、というニュースがありました。

で、ちょっと吹きだしてしまったのが、
「それは双鉤塡墨(そうこうてんぼく)と呼ばれる
高度な技法によって複製された」
とアナウンサーが原稿を読んだからです。


え? 双鉤塡墨って、高度な技法なんか?

どんな方法か、といえば、以下のようにします。

まず、その写したいお手本を
机なり、テーブルの上に広げます。

そのお手本の上に薄くて丈夫な別の紙を載せます。

そうしたら、下のお手本が透けて見えますよね。

で、そのお手本の文字の周囲をお手本の文字どおりに
墨をつけた筆でえどっていくわけです。

そうしたらお手本の文字の輪郭だけの文字が薄い紙の
上に書かれていくことになりますよね。
これを籠字(かごじ)と呼んだりします。

そうしておいてその輪郭だけの文字の内側を
墨で埋めていくわけです。

そうしたらお手本と同じ文字が別の紙の上にできてきますよね。
これがそーこーてんぼくの技法です。

うーん。だから
NH○のアナウンサーが言ったみたいに
高度なのか、と言われたら、
そう、高度とも思えないのですけど、、ね。

それとNH○のアナウンサーの「双鉤塡墨」を
読んだ時のアクセントが変でした。
「そーこーてんぼく」と平板な読みをしていました。
意味から考えたって、それはおかしいのです。
そーこーは平板でも構いませんが、てんと、ぼくは
落差をつけないといけない、と思うのですが。

まぁいいや。
もうすぐ上野の博物館で王羲之の展覧会があります。
見に行くの? って何人かの方から聞かれたのですが、、
すいません。謙介、あんまり王羲之さん好きじゃないので、、
パスといいました。

でも、書を習う人間なら必ず1度は王羲之の作品は
勉強しておかないといけないものなので、
そういう意味では基本中の基本でおさえておく必要は
ありはしますのですが、、。
ええ。謙介も王羲之、練習しましたともさ。
十七帖とか喪乱帖とか、書きましたですよ。

あ、今日はそんな話じゃなかったんだった。
遠くの王羲之より、目の前の自分の仕事ですよ。


月曜日、出勤したら上司がニコニコしていて、、

うちの上司、先週金曜日に他の機関との会議があって
出張でいなかったのですが、、。

「謙介さん、あのね、あなた、
今年岡山である学会の全体会議の司会者ね。よろしく♪」

「へ? 」

「もう決まったし。」

おっさんおっさん。

誰が決めたの?

それはいつのこと?


思わず5W1Hを言え、と言ってしまいそうになりました。

そ、そんなもん聞いとりまへんがな。
なんだか本人の知らないところで事態は進んでいて、、。

一体何なんでしょうね。

いやです、って言ったら、シンポジウムのパネラーと
会議の司会とどっちがいい? だって。

だーかーらー、どっちも嫌ですってば。

でも、どちらかしないといけないからさぁ、、
そのどちらかがうち分担だし、、。

他はどんな仕事があるんですか?

○○さんは会の運営一切合財。
××さんは会議の記録と記録文集の発行
△△さんは会計一切合切。

ということで言えば、司会は当日の用事しかないし、、
一番楽やで。

うーん、そう考えたら、、1日だけだから、、なぁ、、
でもなぁ、、、、司会なんて嫌だなぁ、、。


でも、引き受けないと会議がすすまないし、、
ほかのものを聞いたら、まぁ仕方ないなぁ、と
思っている今日この頃。

(今日聴いた音楽 そして僕は途方に暮れる 
 大澤誉志幸 歌  12インチシングル
 Special Dance Mixヴァージョンから
 Epic Sony )

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Comments

 あ,王羲之ネタ,次のエントリで取り上げようと思ってたら,先を越されちゃった(笑)

 えーと,かなり正確なものだそうですが,全盛期?より前のものだとか。
 そうは言いながら,書に疎いものの歴史オタクの血が騒いで,「ほぉほぉ」と感心して記事を読んでました(見たのは産経)。

 ところで,アナのアクセントがおかしいのは,もうどーでもいいやって気になってきました(苦笑)
 なんでもかんでもへーばんによみやがってこのやろー(笑)

Posted by: Ikuno Hiroshi | 13. 01. 09 at 오후 11:54

---Ikuno Hiroshi さん
 すみません。お先に書いてしまいました。昨日、うちの仕事場にその展覧会のポスターがはってあったので、あ、こんなのがあるんだ、と思って眺めていたのです。
 行書・草書の勉強をしたときに、いくつかの作品を臨書していったのですが、、正直好きになれませんでした。まぁ書道史の上でも、字を書く練習の上でも押さえておかなくてはならない書家なので、練習はしたんですけど、、。いまだに好きになれません。
 NH○のアナウンサーのそうこうてんぼくのアクセントはなんじゃこりゃ、と思いました。 やれやれ、、です。

Posted by: 謙介 | 13. 01. 10 at 오전 12:03

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