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12. 12. 27

おさん会@ちんさんちゅうか

夏の終わりに奈良を旅した高校の時の同級生と
忘年会をしようという話になりました。

いや、実は俺が忘年会しよう、って
2人に提案したら、
それはいい、ということになって、、、。

というのが、最近、自分の周囲で起こること、って
自分の裁量とか、考えだけで簡単に決められない
ようなことが多々ありまして、、。
例えば親の病気とか、将来的に介護、
ということもそうなんですよね。

自分のことだったら簡単にこうしたい、
とか、こうしよう、って決心できるのですが
自分以外の人間のことでもありますから、
そんな場合、友達はどうしているのか、
どう考えているのか、お互いに聞いたり
話し合って、参考にしたいということもありました。


何せ同じ年ですし、親の状況も似ているし、
それぞれの家庭のことはほとんどお互い知っているので
改めて最初から状況の説明をする必要もないし
答えてくれるほうも打算も遠慮もないから、
一番聞くのにいいんじゃないかな、というところもあったわけです。

どこで何を食べようか、ということになりまして、、。
消防士の彼が、「いっぺん行きたかったんや。」
ということで中華のお店になったのでした。
最初は晩のご飯を、ということでしたが
先週の土曜日はお日柄もよくて晩は結婚式の披露宴で
貸切になるらしく、じゃあ、お昼間、ということに
なりました。

日ごろ自家製作の回鍋肉とか餃子だの、
ちょっと外食で、近所の王○なんかで餃子とかチャーハンを
食べて、ああ中華を食べたなぁで済ませている身に
とっては、身分不相応という気がしましたが
まぁ何年かに1度の贅沢、というので
ちんさんちゅうかにしようか、ということになったのでした。

この日は朝、オフクロを病院に連れていって
お医者さんに診てもらいました。
ちょっと寒かったし、病院が混んでいたら、、
と思ったのですが、病院は比較的空いていて
早くに診察してもらうことができました。
病院に行き始めてから、オフクロといままで
あんまり話したことのなかったような
親戚付き合いのこととか、親戚のあの人は
今、何をしているのか、というような話を
よくするようになりました。
気が付いたら、今までそういう話って
あんまりしたことがなかったなぁ、とか
思ったり、、。

年寄りになると、自分が以前食べたようなものしか
食べなくなるんですよね。ですからチョコレートにしても
最近のもの、っていうんではなくて、森○なんかの
板チョコを買ってきて渡したりしています。
歳を取ると、食べ物の好みも長年にわたって
自分なりの好みを作ってきていますから、
新しいものとか、なじみのないものは
受付ないのです。
それから、好き嫌いだって本当に烈しいので
これは食べてくれるかなぁ、これは? と
本当にあれこれと試してみないといけません。
それが結構難しい。


そんな病院通いから戻ってきて、今度は
待ち合わせ場所に集合です。


昼前にみんなで待ち合わせて
店に行ったのでした。

お店の入り口です。
Chinsan11

お店はビルの29階という結構標高(笑)の
高いところにあります。
Sunport
この写真、今年の大河ドラマに合わせた写真なのですよ。

たって、どこが? っていうようなものですが。
あの崇徳上皇が都に「血書五部大乗経」を送りますが、
こんな禍禍しいものをぉぉぉ、と
突っ返されて戻ってくる、というのがありましたよね。

上皇さん、怒り狂ってそれこそ生霊になって
配所でものすごいことになります。
その結果その経を海に沈めるのですが、、
その沈めた、とされる海域が写真の右奥のあたりの海域なのです。

それから来年の大河ドラマ関連でいえば、
京都にある紫がスクールカラーの学校
もう大変です。
なにしろ創立者の奥さんの話ですんでね。
こないだそこから来た封筒にも、アニメの
キャラクターのシールが貼ってあって、、
見たら「やえちゃん」だって。
はいはい。


話をちんさんちゅうかにもどしましょう。
当日、その場所から風景を眺めつつ
思ったのは、
香港とか神戸と違って、夜景たって
貧相な夜景しか見られないので、
別にそれなら遠くまで眺望のできる昼で
良かったなぁ、ということでした。


2人は紹興酒で、謙介は凍頂烏龍茶で乾杯をしました。
9月の奈良旅行の写真を交換して、いろいろと話をします。

やはり田舎って狭いなぁ、とつくづく思ったのは
友達が最近仕事上で知った、という人が
俺が以前仕事をしていた時に知り合った人だったり、、。
田舎ってそういうふうにちょっと話をしたら、
「ああ、その人は、、」っていうので、知り合いにぶつかることも
多々あるんですよね。
だから本当に下手なことはできない(ったって、変なことは
しませんけれども。笑)なぁ、って思います。

ややあって最初に持ってきてくださったのは
美味冷碟子という前菜でした。
Chinsan1

小さなカップの中に入っているのがくらげの酢の物です。
くらげの酢の物は酢の代わりにかんきつ類の絞り汁で
あえてありました。

バンバンジーも家で作るときは、それをおかずにしますが
なんと繊細なバンバンジーだぁねぇ、
それからスモークドサーモンと春巻。
おれあっという間に
4口で食うてしもうたわ、、
いただきました。

次は聖護院大根と地鶏のフカヒレスープでした。
(鶏塊魚翅湯)名前、まんまですねぇ、、。
Chinsan2


寒いときには、こういうスープがいいですね。
透明なはるさめのようなふかひれが入っていましたが、、
「マロ○ー違うんか? 」
「いや、人工ふかひれちゃうか? 」

実際この街には人工ふかひれの製造をしている
会社もあって、、、
でも、端のほうがすーっと細くなっているから
おそらく天然のふかひれであろう、
いや、これくらい加工できるで、、。
おっさんたちの放言はとまりません。


次は海老の炒め物です。
柚子明蝦
中に千切りの柚子が入っていて
それがほのかに香って上品な味わいでした。

Chinsan3


途中いろいろとそれぞれの家庭の話をしました。
うちもオフクロを病院に連れていっているんだけど
あそこの病院で、いいか、と友達に評判を聞いたり
しました。

一応インターネットで検索にかけて
そのお医者さんの専門を調べたりはしますが
やはり平生は謙介は県外にいるので
いまひとつ地元のその病院の評判を知りません。
というところで、地元にいて、やはり老齢の両親を
持った二人に話を聞くと、そういう話も聞けるかなぁ、と
思ったのでした。

聞くと、(今通っている病院だったら)「うちの両親も
行ってるけどええよ。」という話で安心したのでした。
しばらく近い将来、どういうふうに世話をするのか
というような話もしました。

消防士の友達の家も、お父様が今葡萄の栽培をしています。
「お父さんが、できなくなったら、自分が葡萄の生産
代わってする? 」と聞いたら、
「俺はそれはできんわ。」という答えでした。
「そうしたらあの葡萄はどうなるん? 」
「うーん、よその人にやってもらうか、、たぶん止めることに
なるやろうなぁ、、。」
本当に先のことを考えるといろいろとため息が出ます。

ただまぁこういうことは実際に両親がどういうふうに
なっていくかで変っていくので、
今から心配しても、しんどいだけやし、
そうなってから、考えよう、というところで
落ち着きました。
やっぱり長い付き合いの
友達の言葉、というのは大きいですね、
連中の言葉だと、すっ、と、納得できてしまうんですよね。

次は、牛ロースのクミン唐辛子炒めでした。(孔然牛排)
Chinsan4


持ってきてくださった店の人が
「唐辛子は非常に辛いですから、これを除いて
お召し上がりください。」と言ったのに、
「ホンマか? 」とか言って、ためしに食べてみたヤツが
おりまして、、。
「うわ、辛っ! 」って言ってむせていました。
でも、そのチャレンジ精神はすごいです。

次は、鮟鱇のセイロ蒸しでした。(家常鮟鱇)

Chinsan5

友達の「いきなり不比等くん」が、
これはメスの鮟鱇なんや、と言います。
鮟鱇はメスが圧倒的に大きくて、
そのメスに寄生するようにオスの何匹かの
鮟鱇がいるんだとか。
今まで日本の鍋物の鮟鱇は何回か
食べたことはありましたが、中華の鮟鱇ははじめて
だったので、ふーん、と言いながら食べました。

いよいよご飯です。
陳建一の麻婆豆腐御膳

Chinsan6

四川料理ですから確かに辛かったのですが
いつも食べている自家製だったり、○美屋のマーボ
に較べたら、、コクもあったし、辛さの中に
濃厚な味わいがあって、、日ごろ食べている
麻婆豆腐って一体何よ、というようなものでした。

そうして最後はデザート。
メニューを見たら
季節のオリジナルデザート (甜点心彩々)

Chinsan7

紫色のものはムラサキイモのババロアです。
あと、ブラウニーとアイスクリーム。


杏仁豆腐とかさつまいもの飴がけとか胡麻だんご
かなぁ、と思っていたら、西洋風のデザートで
ちょっとびっくりしました。

というのか、お料理はまぁ中華の四川料理だったのですが
盛り付けはフランス料理、という感じでした。


まぁそれはともかく。全部のお料理、おいしくいただき、
お酒を飲んだ2人を俺がそれぞれの家まで送っていって
おっさん忘年会はおひらき、となりました。
おかげさまで本当にしみじみといろいろな話ができました。

やはりこういうつながりは大切にしていきたいなぁ
と帰りの車の中で改めて思ったことでした。


(今日聴いた音楽 ヨハン・セバスチャン・バッハ作曲
 「心と口と行いと生活で」から「主よ人の望みの喜びよ」
 BWV147 オルガン演奏 ジョン・ロングハースト 
 録音年 未詳 )
   

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