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12. 11. 07

ふらふら旅(8)

やはり鎌倉といえば大仏さまでしょう、
ということでおまいりに行きます。
文学館から西に行って、突き当りを右折して
ちょっと行ったら、鎌倉の大仏だったのですが、
なんだか歩道を歩くの、
ものすごく混雑していて
びっくりしました。

謙介、大仏さまを見に行くのは、
今回が4度目でした。

ですが前3回はこれほど混雑していた記憶が
ありません。
やっぱり秋の行楽シーズン、だったからでしょうか??
前に来たときも秋の行楽シーズンだったけど、、
こんなに混んでいなかった気がするんだけどなぁ。

Daibutu1


大仏さまに到着したころ、また雨が降り出しました。


奈良の東大寺の大仏もそうなんですが、
来る人を観察しているとなかなか、、興味深い
反応がみられます。
仏様のまえに来ると、おまいりですから
普通だと手を合わせて祈る、ということをするでしょ。

ところが大仏さまだと
前に立ったとき、手を合わせてお参りしている人が
意外に少ないんですよね。

ただ呆然と大仏さまを見上げて、、、
それから記念写真を撮って、それでおしまい。
あまりに大きすぎて、参拝の対象にならないのか、、。
信仰の対象、というより、鎌倉に来たぞ、という証明の対象
になっているんでしょうか。

ここの大仏さま、昔はもちろん高さ40メートルの
大きな建物の中に安置されていたのですが、
地震の津波でそのお堂が倒壊してしまい、
以後、露座のまま今に至っています。
以前なら、ふーん、で済んだ話ですが
そんな話を聞くと、今ではここまで津波が来たんだ、
と、やはり真剣に考えるようになりました。 

浜辺近くにはやっぱりこんな表示もありましたし。
写真の突き当り奥が海です。
Oshirase2


Oshirase3


Oshirase1


全部表示が新しい感じがしました。 それまでももちろんこういうのは
あったと思いますが、やっぱり3.11以後に改めて整備し直した、
っていう感じがします。

この日、その大仏さまの後ろで、鎌倉在住の人たちが
国際フェア、というような行事をしていて、、

Daibutu2

イタリアの人が作ったパスタとか、ドイツの人が
作ったパイ、とか売ってて、、後、古着とか古本も
あったし、脇では、邦楽の演奏会もしていました。
お琴でさくらさくら(ちょっと季節が、、笑)
が流れてきたり、、、そうかと思ったら、その横で
太鼓の演奏をするために太鼓の準備をしている
一団があったり、と、さらにその横にアルプスホルンの
人たちがいたり、、なんだか地元のお祭りの
ようなことになっていました。
能装束の人もいましたよ。
Noh


パンプキンパイがおいしそうだったので、思わず
ひとつ買って、エスプレッソコーヒーもひとつ買って、
大仏さまを見ながらいただきました。
普段は境内では飲食ダメだと思うんですけど、
この日はあっちにもこっちにも食べ物の店が出ていて
もう無礼講、という感じでした。


Daibutu3
パイは、ちょっとかじってしまったの。わはは。
エスプレッソのほうは飲んでいません。最初からこのままの
量でした。

また雨はやみました。 通り雨のような雨がさあっと降ったかと
思うと5分くらい降ってはやむのです。
↓の角度から大仏さまを見ますと、まだ金箔が残っているのが
分かります。 昔は黄金に輝く大仏さまだったのでしょうね。

Daibutu4

大仏さまから今度はもと来た道を戻って、長谷の観音さまに
行きます。長谷の観音と言うと、9月に暑いわしんどいわと
いいつつ友達と行った奈良の長谷寺の観音さまと関連が
あります。

寺伝によると、天平8年、大和の長谷寺の開基でもある
徳道を藤原房前が招請し、十一面観音像を本尊として
開山したのだそうです。この十一面観音像は、
あの奈良の長谷寺の十一面観音像と同木から
造られたということになっています。養老5年(721年)に
徳道は楠の大木から2体の十一面観音を造り、その1体(本)を
本尊としたのが大和の長谷寺であり、もう1体(末)を祈請の上で
海に流したところ、その15年後に相模国の三浦半島に流れ着き、
その観音さまを鎌倉に安置して開いたのが、この(鎌倉の)
長谷寺、ということになっています。なんだか9月の旅行の
つづきのような気がして興味深かったです。

Taisenkaku


長谷の観音の入り口にこの旅館があって、
一度泊まりたい、って宿泊をお願いをしたのですが
一人客はダメ、って断られてしまいました。


やっぱりこういう古い旅館の場合、それこそ
おひとりさま、って手間がかかるし、
かかった上に儲けが少ないでしょうし、、
2人以上じゃないと儲からないし
面倒くさい、っていうのもあるんでしょうかね。


謙介なんて、、いつもおひとりさまなので、
泊まりたいなぁって思っても、こんなふうに拒絶される
ところには宿泊できません。


長谷の観音さまです。

Hasekannon1


境内にカフェとギャラリーがあって、ここで行ったとき
鎌倉芸術祭の参加イベントで東日本大震災に被災された方々に
対する世界各国のマンガ家さんからの応援イラスト展というのを
やっていました。

Hasekannon2

ここのお堂はみんな鉄筋コンクリート造で情緒はありません。
ただまぁ高台にあるので、見晴らしがいいです。
Hasekannon3

雨はすっかり止んでいて、薄日さえさしてきました。
(なんなんだよ、まったく)
境内ではお茶の花が咲いていました。

Cha


折角湘南に来たんだし、ということで、長谷の観音さまを後に
海に出てみました。
江ノ電の線路を越えて、南にちょっと行くと海岸です。

Shichirigahama3


ユーミンの歌じゃないですが、
黒いウエットスーツを着た人がそこここにいて、、

Shichirigahama4


浜辺で座っていたり、沖に泳ぎに出たりするのを
眺めていました。

そこからまた江ノ電の長谷駅に戻ってロッカーの
荷物を取って、電車に乗りました。

江ノ電の電車って、連節車で有名ですね。
ちょうど連結器のところに台車が来るので
二両つないでいながら、台車は3つです。
これだとカーブの多い線路を走りやすいですし、、
二両連結だと、電車が発車するときに
ガッタン、とショックが起きるのですが、連接車だと
二両が固定化していますから、それもありません。

Rensetusha


京都の嵐電と姉妹提携したのがよくわかります。
嵐電の線路もこんな感じですし、、。(特に帷子ノ辻から白梅町まで
行く北野線は。)


Senro

腰越の近くのこの区間、結構鉄道ファンが喜ぶらしいのですが、
Koshigoe

謙介は、別に? っていう感じでした。
朝倉の高知大学近くを走る土佐電鉄の線路も
ほら、こんな↓感じなんです。こういうのって見慣れているんです。
Toden
まぁ言ったら、とでんは路面電車、 江ノ電は普通の電車、という
違いくらいでしょうかね。

江ノ電で江の島まで行きました。
江の島は何年か前に来たときに
行ったので、今回は寄りませんでした。

え? そんなのえすかーに乗ったら楽勝じゃん?
えすかーのところまで行くのに、結構歩かないといけないし、、。
ということで却下したのですが
後から考えたら、やっぱり行ったほうがよかった、
とちょっと後悔。

Monorail1


ここからモノレールで大船に行きます。
ここのモノレールは羽田のモノレールと
違って車輪とかモーターが上にあって
ぶら下がっている(懸垂式)方式なので
見晴らしがすごくいいです。
(でもなんだか見晴らしが良すぎて遮るものが
何もないので、下がすーすーしててちょっと怖い。)

Monorail2


Monorail3


下がそのまま道路になっているので、下を車が通っていて
その上空をモノレールが走っている、箇所もありました。
それから下が荒地だろうが道路だろうが関係なく
走るのでおもしろかったです。
結構標高差とか地形のでこぼこがあって、急に地面が
近くなったかと思ったら、今度は急に断崖のような
ことになったりするのですが、上からぶら下がっているので
全然お構いなしにモノレールは進みます。

あらら、、と思っているうちにモノレールは終着の大船に
着きました。横浜まで行ってご飯にしてもよかったのですが
おそらく横浜だと人が多くて、落ち着いてゆっくり食べることが
できないだろう、と思ったので大船のルミネの中で
食事をすることにしました。

Oohuna

ここから一度横浜までJRで行って、横浜で京急に乗り換えて
羽田へ、という予定です。
食事を済ませて大船駅のホームに行くと、、、
放送が繰り返されていました。
何でも大船駅の手前の踏み切りの中で
車が止まって動けなくなっているのだそうで、、
それで東海道線が全部止まった状態になっている、のだとか、、。

Tokaidosen

横浜で途中下車して、そごうの中の紀伊国屋で
帰りに読む本を探そうと思っていたくらいですから
羽田に行くまでの時間の余裕はありました。
でも、踏み切りの車がいつ移動されて
運転再開になるのは、、と、思いました。
ですが、移動次第運転再開します、という放送が
そう時間がかからなそうだったので、ホームでそのまま
待つことにしたのですが、、、。

でも、すんごいですね。
もう、30秒おきくらいに、放送が入ります。

今、車が踏み切りの中で立ち往生しており、その車の移動が
完了し、安全点検が終了し、安全が確認され次第、運転を
再開します、、

今、車の移動が完了しました。安全の確認に入っております。
今しばらくお待ちください。

もうまもなく運転再開になります。

間もなく電車が入ってまいります。

もうね、実況中継みたいでした。

ということで結局電車は10分遅れで大船を出発して
そのまま走って、10分遅れで横浜に到着したのでした。


たぶんここは都会なので、後続の電車とか
その電車に乗っていた人何千人とか何万人に影響が
あったことでしょう。
田舎だとさー、こういうとき、必ず「後続の電車に影響は
ありませんでした。」となりますね。(爆)

横浜で降りてふらふらと浜のほうに行き
そごうに入って、そのまま紀伊国○へ。
きのくにやんから見たお外です。
Yokohamasogo


帰りの飛行機の中で読む本を何冊か買ったら
3時過ぎでした。
飛行機は5時半なので、搭乗手続きとか
荷物検査には1時間あったら何とかなるような
気もしましたが、何せさっきのように事故で
突発的に電車がまたとまったりしたら厄介
なので、ちょっと早めだったのですが、羽田に
行くことにしました。
外を見たら、雨なんか降っていません。

結局通り雨のような雨が降ったりやんだり
しましたが、本降りになることなく、
3時くらいまでは何とか持ったのです。

電車を待ってたら青電車が来ました。

Aokeikyu


京急と言えば赤電車ですが、
青の電車だってあるんだい、っていうので
最近走っているようですね。
ちなみに謙介の実家の街に来た元京急の電車は
黄色ですが。(笑)

Kotoden_2

その青電車のあと、うまい具合に羽田行きの
電車が来たので、それに乗りました。
直通だと蒲田で乗り換えなしで行けるので
(結構荷物を持ってホームを歩いて階段を
登って、下って、、って面倒くさい。)
良かったです。

羽田に着いたのが4時前だったので、
時間的な余裕がたっぷり取れました。


全日○のチケットカウンターで搭乗手続きを
しながら上を見たら、謙介の乗る飛行機、
満席との表示が出ていました。 

搭乗手続きに入る手前で待っていたら
謙介の乗る飛行機についての放送が流れました。
謙介の乗る便、どうやら航空会社が
オーバーブッキングしちゃったようです。

座席数が350の飛行機のキップを360枚売っちゃった、
っていうことですね。キャンセルがあるのを見越して
枚数以上に売ったりすることがよくあるんですよねー。
だけどみなさん、今日に限ってキャンセルすることなく
みんな乗ろうと思ってキャンセルなしに来ちゃった。
あらどうしよう、、、。

まさか飛行機にゴザでも敷いて乗るわけにも
いきませんし、、。そうしたら、「もう一便後の
飛行機に乗ってくださったら、1万円払うから、、
ご協力いただける方はおりませんかぁぁ、、。」と放送で
言っていました。前に日本航空でも言っていたのですが
日航は1万円か、マイレージの加算7500マイル、って
言っていました。全日空はマイレージの加算はなくて
1万円でどうでっしゃろ、ということのようでした。
1万円で2時間、空港の待合室でさらに待つか、
別にそんなの要らない、って、最初からの予定通りに
飛行機に乗るか。
謙介は、別に遅くなっても都合的に差し障りはありませんでした。

けれども、最終便だと、空港到着が9時過ぎで、そこからえっちら
おっちら帰っていたら、必然的に遅くなるし、遅くなって
荷物の片づけとか風呂に入るとかやってたらさらに遅くなって
睡眠時間が削られてしまうのが嫌だったから、お金がどうの
こうの、っていうんじゃなくて、最初からの予定の便に
乗るので動きませんでしたけどね。


搭乗手続きをして、OZのカードにマイレージを
つけてもらって、(違う航空会社のマイレージ、って
変なヤツでしょ。でも同じスターアライアンス
メンバー航空会社間でマイレージは加算してもらえますし、、)
受付は完了です。

出発搭乗口を見たら、
今日は64番でした。
64番だったら、荷物検査場の前なので
いつもの四国便のように延々と歩かされて、端の端の
そのまた端の遠国のエプロンまで歩くということがないので
楽勝です。いくら荷物検査で時間がかかる、たって、
まだ出発まで1時間もあったので、
折角羽田にきたし、、ということで、第二ターミナルの中を
あちこちうろうろしました。

うどん屋があったのですが、
そこで変なものを発見。


Udon


関西風さぬきうどん、って一体どういうものなのか。

うどんの出汁が、伊吹島のいりこじゃなくて
昆布とかかつおだからでしょうか?
それとも薬味のねぎが細ねぎじゃなくて太ねぎだからでしょうか?
羽田くんだりまで来て、わざわざ変なうどん食べる、っていうのも
そそられなかったので、、、ご遠慮いたしましたぁ、、。

地元の人間が何も言わないのをいいことに
羽田空港のお土産とか売っているものの中に
見ていたら結構変なものがいっぱいあって、
笑いました。

四国のお土産で、「龍馬伝」の本、、って、。意味が分からん。

要するに香川はうどんで徳島は阿波踊りで愛媛はみかんで
高知は龍馬なんでしょう。 


東京の人間の考える四国っていうのは
そういうことなんだ、ということも何となく売っているものから
想像できたりしました。


荷物検査場も混んでるかな、と思ったら、
全然そんなことなくて、行列もなし、したがって
待ち時間なしでした。 で、検査場を出たら
目の前が搭乗口で、、。
今回は、本当に楽な移動で終わりました。

64ban


飛行機は5時半出発予定でしたが
実際にドアが閉まって、動き出したのが45分ごろでした。
帰りは「さんしち」(777)だったのです。
B7
さんしち、乗客数400人以上乗れる大きい飛行機ですけど、
それが満席、って、、一体、、。

飛行機は滑走路に行くまで延々と走っています。
東京はとうとう雨になりました。 外の様子は分かりにくいのですが
窓ガラスを伝ってくる雨のしずくが結構多くて
たぶん本降りの状態なのだろう、と思いました。

スクリーンに到着地の天候が出ていましたが
すでに四国は「晴れ」とありました。
帰りの便は上昇中にちょっと揺れましたが
水平飛行になってからは静かで落ち着いていました。
CAのおねいさんのただいまから
降下をはじめます、のアナウンスがあって
しばらくしたら高島屋の観覧車が見えて
やがて滑走路の明かりが見えてきました。

ドンドンと衝撃があって、エンジンの音がひときわ
大きくなり、あちこちでシートベルトを外す音が
してきました。あっという間の3日間でしたが
いろいろなものを見て、友達にも会えて、本当に
楽しい3日間でした。

ながながと例によって続きました今回の記録も
これにておしまいです。最後までお付き合いくださいまして
どうもありがとうございました。

Kippu_1


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Comments

毎回、旅行記を楽しく拝読しています。
長谷寺、奈良と鎌倉に同じ名前のお寺だなあと思っていましたが、そんな由縁があったのですね。
鎌倉は古都、文人の愛した町、海のある町…とてもイメージが良く、憧れます(*^-^)

それにしても、飛行機のオーバーブッキング、結構いい加減なもんなんですね。電車と違って通路に立っておくとか出来ないんだから、ちゃんとして欲しいもんです(^-^;

Posted by: mishima | 12. 11. 08 at 오후 12:42

---mishimaさん
鎌倉は、地形的にこじんまりとしているのと(でも大船も実は鎌倉市なんですけど)やはり長年にわたって人が愛着を持って暮らしてきた街なので、住んでいる人も鎌倉を愛している、というのが伝わってくるように思います。本当に山も海もあって、いい街だなぁ、と思います。大きなスーパーも地形的に作れないので、必然的に昔からのお店が残っていますし、そういう点でもお店の人とのコミュニケーションもあるのだろうな、と思います。
 飛行機のオーバーブッキング、あまり飛行機に頻繁に乗らない俺でさえ何度もそういう「ご協力依頼の放送」聞いたことがありますから、おそらく日常的にあるのでしょう。でも、おっしゃるように通勤電車やバスと違うのですから、その辺、もうちょっと考えて欲しいですよね。 

Posted by: 謙介 | 12. 11. 08 at 오후 3:16

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