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12. 10. 09

われ、茶しばきに行けへんけ(その4)

昔からア○と煙は高いところが好き、といいます、よね。
今回、台風が来る、って言われているのに、
先輩との集合場所に使ったのが
西梅田の梅田スカイビ○。
名前だけ言ってもピンとこないかもしれませんが
空中庭園のあるビル、です。
空中庭園の展望室の椅子に座って
明日先生に渡す資料のつきあわせとまとめを
してしまおう、という計画です。
題して空中会議。

待ち合わせ時間は、午後2時。
大阪駅の北口から少し歩かないといけません。
ビルに到着しました。
上を見てみましょう。

Okutei6

展望エレベータで上に。
Okutei1

さらにエスカレータに乗り換えて、、
Okutei2
なんだかおもしろい構図だったので1枚。
上のエスカレータチューブを外から見るとこんな感じ
Okutei3

下の写真の左端のほうに大阪ヒルトンが写っていますが
うちのオヤジの話によると、この辺は昔、蓮池だったそうな。
梅田は大体土地が悪い場所で、、低湿地だったそうです。
田んぼとか蓮池とか、そういうものしかなかった、と。
だから田んぼを埋めて作ったので埋め田が「梅田」になった
ということです。

そりゃそうでしょう。大体が汽車の駅なんて
火の粉は飛ぶ、ばい煙だって汚くて洗濯物を汚す、、。
汽車の走行音だってうるさい。

駅なんて、あんなもの、昔は単なる迷惑施設でしたから。
町から離れた不便な場所に作るのが普通でした。
ですから大阪も、あの程度の場所でええのじゃ、と
いう程度の理由で町外れのどうしようもないような
蓮池やら田んぼを埋め立てて駅をこしらえたのが
いつの間にか↓なふうなことになっちゃった、
ということなんですけれどもねぇ。


Okutei4


北東の六甲方向です。
Rokko

北の十三方向ですね。
Jyuso

ビルの間からヘップの赤い観覧車が見えています。
東方向です。
Kanransha

台風で風が結構あったんですが、
ええい、台風ぐらいで、、ということで
屋上から見学しました。
お天気がよければもっと眺望は良かった、はずなんですが。


前に阪神百貨店の「♪はんしーん はんしーん おおさか うめだ
いちばんち」っていうCMソング知ってる?
っていつだったか京都に戻ったときに周囲の人に聞いたら、
えええええええそんなの知らへんで、って言われてしまいました。
謙介が高校の頃までこのテーマソング
だったような記憶があります。


この曲で思い出したのですが、そう言えば、阪神の包装紙に
みどりのクローバーの絵がついていたなぁ、、。
一方の阪急の包装紙は黒白でした。
阪急沿線のいろいろなもの、たとえば京都の舞妓さんとか
大阪城とか、デパートで売っているものを小さいイラストに
して、包装紙全体に細かく描いてあるのですが、その
イラストの色が黒。
三越が今も同じ猪熊さんの包装紙で、あれに比べたら
なんだかえらい地味で、、。
下の写真がそれです。

Hankyu1


この写真は、それぞれのイラストの図柄が分かるように
拡大されているのですが、実際は小さく描かれたのが
散らされていて遠くから見たら何が何やらさっぱりわからなくて
小学生の頭にはいまひとつデザインだった気がします。

ただ長いことこの包装紙、裏返しにされて
うちの食器棚の中に敷かれていた記憶があります。
以前の阪急電車のマークがありますね。
これ、単に大阪と神戸と京都の市章を
組み合わせただけのものなんですけど。(笑)
昔は阪急、「京阪神急行電鉄」という名前でしたから、
京都と大阪と神戸をそれぞれ組み合わせた、
ということなんでしょう。

今でこそ阪急百貨店、おしゃれになっていますが
以前は、全然パッとした感じではなかったです。
というのも、大阪の場合、ターミナルデパートは
もともとスーパーのような安売りマーケットから
出発した、という経緯がありますから、
心斎橋にあるような大○のほうが格が上で
阪○とか○神とか最初に書いたあべのや上六
(上本町6丁目)の近○とか
なんばの高島○もワンランク下がった店、という
イメージがありました。
だってさ、デパートの一階入り口近くにイカ焼きの店が
あるって、やっぱりちょっとセンスをねぇ、、。


ですから阪急の地下の食料品売り場だって
仕事帰りにおばちゃんが、地下で出来合いのおかずやら
おはぎやらたこ焼きを買って帰るような感じのデパートで
今とは180度違うスタンスだったように思います。


たぶん1970年代後半から宝塚歌劇がベルばらとか
言い出した頃から歩調を合わせるようにおしゃれになって、、、。

それまでたこ焼きや鯛焼き、「安いで安いで、買うてかえってやー。」なんて
言っていたのが、知らない間に「パリのエスプリ」とか
「サントノーレ」路線に変わってしまっていて、、
で、いまやすっかりおしゃれになってしまったのですが、、
以前を知っている謙介さんは、たまに阪急に行って
「うそーん」(笑)って思ってしまいます。

阪急が洋服のほうに店のスタンスを拡げたのは
阪神百貨店があったからでしょうね。
阪神の地下の食料品売り場の充実度はすごいです。
大阪の老舗をかき口説いて地下に出店させたのも
阪神が最初です。

さっきも言ったように、出来合いのおかずとか
大阪のおいしいもの、食料品関係のお土産を買うとか
洋菓子・和菓子にかかわらず、選ぶのであれば
阪神の地下です。ただ、阪神の地下、広すぎて、、
探すの疲れます。

阪神も安売りのマーケットからスタートしましたが、
あそこは徹頭徹尾「食べるもん」にこだわったのでしょう。
一度阪神の地下は見てみる価値があると思います。
謙介も自信を持ってお薦めしますね。


そこに後から大○がきて、以前北浜・高麗橋にあった
ゑちごやがきた、ということなんでしょうが、後発の二つ、
「売り」はなんでしょうか? うちの店はこれで勝負、と
売りを明確にしない限り、昔通りの何でも屋では
無理なんじゃないかなぁ、って思います。


さて。話を2012年に戻します。
Okutei5


1時50分に行くと、もう先輩は来ていました。
「ようお越し。」(もうここから漫才のような会話です。)
「お久しぶりです。」
「えらかったで。ここまで来るの。」
「階段であがって来はったんですか。」
「アホ。」
「ふん、エレベータとエスカレータじゃないですか。 、、、先輩
もうちょっと痩せたほうがよろしいん違います? 」
「そやなぁ、、一発痩せてトシヲみたいに本書いたろか。」
「トシヲ、って? 」
「オカダトシヲや。あいつ、ワシと小学校と中学校
ずっとおんなじクラスやってん。」
「え、すごいですね。」
「なんもすごいことなんかあらへん。あんなもん、学校の
クラス編成の結果なだけやないか。、、、あ、それがやな、
今な、あいつ、えらそうにうちの娘の先生やねん。」
「え? なんで分かったんですか? 」
「うちの上の娘が、大学から帰ってきて話してん。
うち、オカダセンセの講義取ることになったわ、って。」
「はぁ。」
「それでな、娘に言うたってん。あんな、そうしたら次の
オカダの授業のときに(謙介註:どうでもいいけど呼び捨て、、。)
父ちゃんの名前出して、私、その娘です、って言うてみ、って。」
「そうしたら、どないなりました? 」
「帰ってきて娘が言う言う。 おとうちゃん、小学校のときに
○○なことしはったんか? ××なことも、やらはったんか? 」
(ここで書くのもちょっと、と思ったので自主規制)
「そういうこと、ホンマにしてはったんですか? 」
「半分はホンマや。せやけど、半分はオカダの脚色やで。」
「本当かなぁ、、。あ、でも、オカダトシヲさんは、先輩のこと
覚えてはったんですね。」
「そういうことや。 せやけどあいつな、小中、ずーっと
マンガしか描いてへんかってん。そやし、ワシ、あいつ
てっきりマンガ家になるもんやばっかり思うててんけどなぁ、、。」
「それがいまや、娘さんの大学の先生ですか? 」
「そやねん。 せやけど、あかんなぁ、いくら世間が
どうこう言うたかて、何せガキんとき、知ってるやろ、何や、あいつが
センセイかと思うたら、全然ありがたみがないねん。」
「そんなものですかね。」
「そやで。ふう。やっと、呼吸が普通になったわ。
身体動かすのしんどい。」
「やっぱり先輩、ちょっと痩せへんとあきませんわ。
なんや服、ぴちぴちで、今にもボタンが弾け飛びそうやないですか。」
「これはやな、嫁さんが最近流行や言うて
スリムなシルエットの服買うてきたから、こないなことに
なってしもてん。大体婿さんの体型わかってるはずやろうに。」
「せやから、昔のスリムなおとうちゃんに戻って欲しい、という
願望がそういうふうな服を選ばせたん違いますか? 」
「まぁなぁ、少し痩せんとあかんかなぁ、、。」
「太ってると認知症の発症リスクも上がる、いいますしね。」
「え、認知症? ほんまか。ぼけたらあかんがな。」
「ね、そやし、、ちょっと痩せはったほうが、、。」
「そうやな。オカダも痩せたしな。 あいつな、
おそらくあいつの人生の中で、あんなに痩せたん、
はじめてやと思うわ。あいつずーっと肥えてたんや。」

とまあこんな会話を交わしつつ、先輩と
文字通り「茶をしばき」ながら
久しぶりに古文書とか資料のつきあわせをしました。

「台風が近づいてきてるみたいですね。」
「そうらしいなぁ、、。」
「今日は、終わってからどうします? 食事は? 」
「すまん。はよ帰るわ。 台風が来てるやろ、途中で
電車、止まったらかなんし。」

先輩の家は三重の名張です。名張から
毎日近鉄電車に乗って大阪のオフィスまで
出勤しているのです。
あ、でも、こういう人、多いんですよ。

三重でも伊賀のあたり(名張とか青山町とか)からだと
大阪への通勤圏です。戸籍上は三重県民ですが
意識は大阪の人でしょうね、、。

「そうですね。」ということでたそがれ時になって
雨の降り始めた梅田で先輩と別れたのでした。

Osakasta


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