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12. 10. 23

終わった、終わったあーぃ

今年の一番の仕事の山だった、大きな仕事が
18日の木曜に終わりました。
合計3回のプレゼンテーションをしなくてはならなくて
その最後の、しかも対象者が一番多いのが先週の
木曜にあったのです。

プレゼンテーションの場合、
限られた時間の中で
こちらの伝えたいことを理解してもらうために
どんな資料を使って、
どういう順序で説明をしたらいいか、
どの場面でどの資料を出したらいいか
毎回悩みます。

同じことを言うにしても、
その場に集まっている人を想定して
表現方法を変えたり、説明の順序を
変更することもしょっちゅう起こります。

たとえば、上代文学の学会であれば
古事記歌謡の30番歌、とだけ言えば、
後は一々細かく説明しなくても、
そこにいる人間はすぐああ、あの歌だ
ってすぐ分かります。だから歌の番号だけ
言って話をどんどん先に進めることができます。


でも、聞いている相手が専門外の人であれば
無理ですよね。だからこの古事記の30番の
歌は作者が誰で、どんな物語の途中で出てくる
歌か、ってひとつひとつ順番に
細かく説明しないといけません。

今回の聞き手は、専門外の人も多かったですし
その年齢層もまだ経験の浅い人が対象だったので
極力難しい表現は避けました。

それから説明の過程も何度も検討しました。
1ステップづつ確認していって、
AからB、BからC、CからD、のこの順序でいいかどうか
自分なりにまず考えました。
それから5、6人の人に
見てもらって批評してもらって、さらに直して
今度はプレゼンに参加するのと同じ年齢層の人
少数に聞いてもらって、その反応を見て
また訂正して、と、改訂作業を繰り返して
決定稿の台本を作りました。
それを何度も練習して、すべて頭の中に入れて
18日の本番を迎えたのでした。


今回のこのプレゼンについては
去年から言われてはいたのです。


去年から、来年(つまり今年)はこういうテーマで
プレゼンをしてもらいますよ、
と折にふれてそう言われていたのです。

でも、その内容について正直、どこから何をどうして
いいのかが自分の中でしっくりこなくて、
ずーっと放置していました。 ですが、実施日が
10月18日と決定されてしまった以上、
逆算をして準備をはじめなくてはならなくなってしまったのです。

めんどくさーと思いながら少しずつこの発表について
勉強し始めたのですが、関連の
本を読んでみて、あ、なんだ、こういう方法で
いいのか、ということが少し分かって、そこで
安心をしたと同時に、スタートした、という感じでした。

それでようやっと夏休み前から、夏休みにかけて本を読み漁って
いろいろ調べて、自分なりに知っていたこと、それから考えたことを
合わせて、まとめていきました。

6月の末からはじめた準備だったのですが
途中暑いわ、しんどいわ、といいつつも
締め切りと、発表のあることなので
それまでには仕上げなければ、という気持ちもあって、
嫌々(笑)取り組みました。

そういうわけでこの夏は、ずっとこれにかかりきり、
と言っても過言ではありませんでした。
仕事場でも、車の中でも
プレゼンで話すことを何度も何度もブツブツと
言って練習をしていました。
きっとよその知らない人が見たら、変なおっさんに
見えたに違いないのです。(笑)

とりあえず自分がやってきたことが
ひとつ終わって、長かった自分の夏が
ようやく終わった、という
気がしたのでした。

(と、思ったら、  来年のまた規格外の仕事を言われて
しまひました。来年の2月からうちにフランス人が来るの
ですが、その人に簡単な日本語とひらがなカタカナ漢字を
教えてね、 という仕事だそうです。やれやれ。来年なんて
鬼が笑うから冗談はやめてね♪ と言ったら、真顔で
ちゃんと教えてあげてね、と切り返されてしまった。ひえええ。)

 

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いなかのせいかつ」カテゴリの記事

Comments

お疲れさまでした。
プレゼンは準備が大変ですよね。
推察しますと教育講演のようなものだったのでしょうか。
土俵の異なる人たちを相手に話をすることほど難儀なものはありません。
聴く側は気楽なものですが(苦笑)。
やっと夏が終わりと、もう秋になってしまいましたが、これから2シーズン分体を休めて下さいね。
って、またどこかに旅行でしょうか?(^^)

フランス人相手はつらそうです。
彼らは母国語以外の勉強をしてくれるのか、甚だ心配になります。
タイ人が言っていましたが、日本語は発音は難しくないけど、書くのは相当に大変だと。
文字数が多すぎると言っていました(苦笑)。

兎にも角にもお疲れさまでしたo(^-^)o

Posted by: タウリ | 12. 10. 24 at 오전 11:02

---タウリさん
まったくタウリさんのおっしゃるとおりです。
聞く側は、研修会に来て、こちらの講義を聞いて、はぁはぁ、と言っていればいいのです。
こちらとしては、どういうことを教えたらいいのか、(専門、といえば、謙介の専門の中に入るんで、たぶん、お前やれ、っていうことになったのですが、専門の中心部分ではなくて、どちらかといえば、専門のはしーっこのちょっとおまけの部分のことでした。去年、一昨年、学校に行っていたので、全然気が休まらなくて、、旅行とか行っていませんでしたし、、(どこからか嘘つけ、って声が、、笑)ちょっとのんびりします。(といいつつまたふらふらと、、どこかに飛んでいきそうな、、)
 フランス人に日本語、ってねぇ、、韓国人と中国人にはあるんですけど、、。

「ひがしやまさんのくるまは、ほんだのふぃっとです。」これ、フランス人には無理な日本語の文章ですね。やれやれ、、。

Posted by: 謙介 | 12. 10. 24 at 오후 12:17

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