月曜日は
月曜でしたので、がんセンターの診察日でした。
夏休み中は、他院からの紹介で来る人がやはり多くて
うちの主治医の診察も遅くなりがちだったのですが
9月に入って、今日はいつもに比べてずいぶん人が
減ったなぁ、という感じがしました。
謙介の数値は相変わらず一進一退です。
前回よりひとつ改善されて
安心できる範囲内に落ち着いたかと思ったら
別のものが今度は悪化していて、、。
なので今の状態が深刻なのか
そうでないのか、はいまひとつはっきりしません。
肝臓の病気の恐ろしいのは
肝臓の辺は臓器が密集しているので
肝臓でがんができると、すぐにすい臓とか
他の隣接した臓器に転移しやすい、という
ことです。
しかもそうやって臓器が重なっているので
超音波で見ようとしても重なっている部分は
見えません。だからすい臓なんか超音波で
見ても主治医はいつも「見える範囲では異常は
ありません」としか言わないのですが、
すい臓なんて、異常が見つかったら、もう手遅れ
ということが多いので、主治医からそんなふうに
言われても、、あんまり安心できないんですよね。
謙介の場合、胆のうも胆石になるまえの
胆砂がある状態で、、それは超音波を
撮ってみたら、さらさらと動く物体があるので
確認できます。 後、胆のうにポリープがあるので
手術をして取ってしまうかどうかというのが目下
悩んでいるところです。
ただまぁ内科の疾患なのでいまのところ症状の悪化状態も
ゆるやかなのと、今の医学でできるだけの
いろいろな方法で追跡調査をしているので
急激に変化して治療方針を検討するという
ところまではいっていません。
良くなるというのか治る、ということは今の医学では
無理なので、何とか今の状態で推移していく時間が
少しでも長かったらなぁ、
と願ってはいるのですが、、。。
それとこのがんセンターは
完全にインフォームドコンセントを採っているので
症状が変化をして、別の治療方法を採らないと
いけなくなってきたら、主治医から、
どの方法で治療したいのか、質問があります。
Aという治療方法は、こういう薬を使って、~いうふうに
直しますが、○○といった副作用があって、、
Bという治療方法は、手術をして、こういうふうに治療を
していきます。
どっちの治療方法を選びますか?
というふうに患者側に、どの治療法でいきたいのか
質問があります。
なので患者のほうも、きちんと学習をして、肝臓の
治療法にはどのようなものがあるのか、
知っておかないといけませんし、質問を重ねて
文字通り患者も納得してその治療を受ける、という
ことにならないといけません。
でも、謙介の行っている国立がんセンターは
四国のがん治療の中核病院なので、もちろん
がん治療のさまざまな設備もありはしますが
何せ他院から治療が難しいから、と言って転院してくる
患者さんも多くて、、謙介が入院していたときでも
同じ階の病棟で毎日、、どこかの部屋の方が
亡くなるということがありました。
今でこそ、禁煙になりましたが、最初に謙介が入ったころなんて
病棟のロビーでは喫煙オッケーでした。というのか、禁煙になったのだって
そう以前のことでもなかったんですよ。今ではさすがに禁煙になって
いはしますが、、。
以前がんセンターの栄養士をしていた知り合いに
聞いたら、「どうせあの病院に来る患者さんは
もう長くないから、今更禁煙をしたって仕方ないし、、
吸いたいだけ吸わせてあげたら、っていうことになってるのよ。」
ということでした。
終末期になったら、インフォームドコンセント、と言っても
本当に患者さんやご家族の側も辛いですね。
Aという治療法を採ってもBという方法でも
根本的な病状の改善にはならないですから、、。
ここのがんセンターは患者に100パーセント告知します。
それから以前は最期までがんセンターに入院して、ということが
多かったのですが、今ではもう一度地元の病院に戻すとか
ホスピスに転院させてがんセンターで最期までということは
あまり無くなってきました。
この転院もねぇ、、。
主治医の側は、地元に帰って、慣れた環境の中で
最期までいったほうがいいだろう、と思うのですが
患者さんによったら、最後のよるべのがんセンターにも
見捨てられた、という思いの人もいて、、。
本当にどうするのか、というのは難しいと思います。
患者の気持ちに添う看護を・治療を、といっても
10人が10人考えも思いも違いますから、、
本当にそういうのは難しいですね。
病気を得て、がんセンターに通うようになって、
自分は治療としてどうしてほしいのか、またはどうしたいのか
という考えはいつもはっきりと持つようになりました。
患者のほうにもいつも意志の確認とかあって、
自分の身体について判断をしなければなりません。
まぁ自分の体のことを医師にまかせっきり、というのも
どうかとも思いますが、内科外来で他の患者さんの話を聞いていても
難しい判断を本来が医学的な知識なんて大してない
患者側に求められる場合も多々あって
それはそれでこちらも難しい時代になったなぁ、
とつくづく思います。
まぁ、なんだかんだと言ったところで
生きられるところまでしか生きられないのですが。
友達で亡くなった奴ももう10人をこえてしまいました。
どこまで生きられるのかはホントにわかりません。
亡くなっていった友達の気持ちを考えながら
自分はどうなるのか、帰りの車の中で、
あれこれと考えてしまいました。
前に
自分がしたいことを書き出して
優先順位をつけてみる、ということを
したのですが、あれからまた月日も経ったので
もう一度、今の気持ちの中で、この先、
何がしたいのか、と、優先順位をつけて
考えてみようと思いました。
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Comments
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