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12. 09. 26

結局のところ

今年もまた仕事場の研究資料集の編集をはじめる時期に
なってしまった。
もう10年以上この資料集の編集をしている。
10年も編集をやっていれば、もう慣れたでしょう?
といわれたりするけれども、
毎年何かしらの事件が突発的に起こり
一度として今年は何事もなく編集作業を終えられた
という年はない。

去年は去年で、こんなことがあって、、。
うちの資料集は一人当たりの原稿が20ページまで
と規定で決まっている。
実は去年の執筆者の中に、いつもこの規定を守らない
困った人がいた。
その人のことは仕事場の人もみんな知っていて
どうせまた枚数超過するだろうよ、って分かっていたから
その人が原稿執筆を申込んできた時から
提出時まで折にふれて、今年は原稿の枚数は20枚で
厳守してください、よろしくお願いします、と5回くらい
言ってきた。

提出された枚数は32枚。
もう正直「なめとんかこら。」の世界。
で、「こんなの受け取れません。規定は20枚です。何度も言ってきたでしょう?
20枚以上になるのであれば、上下に分けるとか、1.2.3に分けるとか
してください、と、何度も言ってきたはずです。」
って言ったら、そのおっさん、きれてしまって、
「○○さん、(謙介のこと)あなた、すぐに辞表を書きなさい。
編集担当が、枚数にまでとやかく言うのは言語道断です。」だってさ。
俺は、編集委員会の総意として、委員会で決まったことを
そのおっさんに言ってるだけなんだけれども。

やれやれ。
俺だって、その人のやってる仕事、全然知らないわけでは
なくてさ。まぁ編集担当だから当然知らないといけないんだけど。
例えば、その32枚の原稿が、上下に分けるとかいうふうに
いくつかに分割が不可だったら、無理して何とか、とも
思ったけど。
その原稿なんて『トマス秋茄子』の翻訳だから、
短い章句が並んでいるだけなの。
だから分割しようと思えば、上下どころか
いくつにだって分割できるんだよ。
単に自分がそういうの面倒って思ってるのか、
嫌なだけなんだから。

で、去年は編集委員長からそのおっさんに言ってもらったの。
結局「今年は仕方ないから載せるけど、来年以降はもう
一切載せないから、左様ご承知おきください。」って。


ええ、今年度はもう、そのトラブルメーカーのところには
原稿募集要項は送らなかったし、さすがに去年の
今年だから、何も言ってきていないので助かって
いるんだけど、、。

でも、そっちが規定を守らないでおいて、
決まりを守れ、って謙介が正論を言ったら、
きれて頭沸騰させる、ってさ、
もうお話になりません。
まるでどっかの国みたいですわ。

で、今年の資料集なんだけど、、。
謙介のところは、公正な出版を目指したいので
毎年、この資料集の印刷を行うについては
見積もりを出してもらって、その金額に
よって決めてもらっている。
一応こちらで仕様書というのを作って
経理のセクションに回して、経理のほうから
こういう仕様で作成したいので、と公示して
見積もりを出してもらう。

謙介としては公正にやっているつもりなんだけどな。
こちらが言うのではなくて経理担当で見積もりを取ってもらって、って。
業者に「おらおらリベート出さんかい。」とか言ったこともないし。
リベート受け取ったことも一切ないし。

というのか、そういうの大嫌いだし。
かたい、って言われようが、なんと言われようが、
それは絶対にダメでしょ。
え? 謙介らしい? 
そういうところ、後ろ指さされるようなことは
一切しないできている、のだけど。

でもね、結局のところ、こっちは公明正大にしても、
業者のほうで、すでに話ができていて

たとえばこういう状況。
資料集の印刷はあんたのところが落札しなよ。
うちは、もうひとつの資料の印刷をもらうから、
というふうな話ができている。(これを談合Aとする)

もしくは、とりあえずB社が落札はするけれども、
B社は、A社に下請けに出す。(談合Bとする)

のどっちかでさ、謙介のほうは
きっちりとやろうとしたって、、、ねぇ、、
という状況になってしまうんだもん。

京都にいた時に、近所の工務店の経理を
やってたおばが、つくづく言ってた
(そこは○水建設の下請けをやってた
小規模の建設会社だったんだけど。)
「絶対に談合なんてなくならへんわよ。」
っていつも言ってた。
俺も本当にそう思う。

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Comments

談合は無くならないと思いますよ。
過当競争を防いだり、業者がコロコロ変わらずに仕事が効率的に進むメリットもありますからね。
高値維持や新規参入を阻むといったデメリットは、昔は商道徳で解決してきたんでしょうけど、利益至上主義の企業が増えてきて、談合のデメリットばかりが目立っているのだと思います。
今はビジネスマッチングサイトもありますし、世界中に募集がかけられて、地球の裏側の企業が落札しても不思議じゃない時代なんですけど、地縁や人脈の力は大きいですね。

Posted by: mishima | 12. 09. 28 at 오전 12:40

---mishima
そうですねぇ、、mishimaさんのおっしゃるように、俺も談合はなくならないと思います。というのか、大抵みんなやってるんですよ。ニュースになるのはよほど悪質か、あまりに長年やってきていて、警察もどうしようもないな、と判断して、ということではないでしょうか。 うちの印刷でも最近は東京とか大阪の業者がメールで言ってくるようになりました。ただ、印刷はやはり担当者がこちらに来て、実際に会って打ち合わせをしないといけませんから、どうしても地元の業者優先、になってしまうんですよね。長野でも東京でも、担当がしょっちゅう来てくれたら、別にどこの印刷屋さんでもいいんですが、、ちょっと無理ですよね。だからどうしても地元のほうが、、ということになってしまいます。

Posted by: 謙介 | 12. 09. 28 at 오후 3:08

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