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12. 08. 09

タオルのまちへ(1)

先日、ロンドンの友達から、五輪特需で本を出しました、
ということで、本をご恵贈いただきました。

Irie


お礼に何か、、と考えて、、
下手な考え休むになんとか、と言いますが、
うーんうーんとあれこれ、、
思案したのですが、やはり地元のものがいいんじゃ
ないかと思って今治のタオルにすることにしました。
今治はタオルの国内シェアの6割を生産している
タオルのまちです。


だから市内のあちこちにタオル工場があるのです。
そのあちこちのタオルの中でここの
いいなぁ、と思って、工場まで行って買ってきたのでした。

もちろんここの品物、謙介の仕事場の街でも売っていますし、
通信販売だってあるのですが、どんなところで
どんなふうに造られているのか、ということが
知りたくて、工場に出かけていきました。

朝、8時にこちらを出たら、9時過ぎには
到着です。(所要時間は1時間くらいでした。)
途中、暑くなるだろう、と思ったら、案に相違して
雲が出てきて、空を覆ってしまったために、そうむちゃくちゃ
暑くなることもなくて(まぁそれでも30度は越していたでしょうが)
車のクーラーも入れることなく、到着することができました。

行って聞いて分かったのですが、
そこは、最終段階の製品の検品をするところで、
工場は別のところで織って作っているのだそうです。

買ったのは、上の記事にもあったマフラーとこのネクタイ。
タオル製ののネクタイです。
ですから、このネクタイで汗が拭けます。(笑)
そうして、普通に洗濯もできる。
すみません。パッケージに入っているので
カタログの小さい写真を参考にしてください。

Miyazaki2

ネクタイの色は上の色見本にあるように、バリエーションが豊かです。
見た感じはニットタイ、という感じです。
何せいろいろな色があって(笑)どれにしようと悩んだのですが、
もう本当に直感でこれとこれと、って選びました。
こっちがタオルのマフラーです。
もちろん普通のタオルの織り方とは全く違って
マフラー用の織り方をしています。ですから、ぱっと見には
タオルとは思えない。

Miyazaki4

寒さもウールのマフラーとまでいかないときに
これをさっと巻くのが最近の謙介なのです。

Miyazaki3
行ってよかったと思いました。
工場のおばちゃんにこれはこの色、これはこの品物、と教えていただきながら
考えつつ、選ぶのはなかなか大変でしたが、
おもしろいことでもありました。
無事に選んでからも、もうちょっと話をしました。
タオルを造ることの大変さ、楽しさ、あれやこれや
話を聞けました。

このマフラーのタオル地、ただ単なる綿糸ではなくて
縦糸にスーピマオーガニックコットン、を使っているために
光沢があって、しかもしなやかでふわっとした風合いに
なっていますよ、という話を聞かせてもらいました。
首に巻くものなので重くてはいけません。
もちろん素材は綿なので自然になじみます。
重さも70グラムに絞ってあるとか。
しかもこの色のたくさんあること。


ひとつの商品を考え出して、
完成形にたどりつくまではさまざまな失敗とか
試行錯誤があったでしょうし、
製品を使う人に聞いてほしい思いとか
作り手は当然持っていると思います。

もし、仕事場の街の小売店でこの品物を
買ったとしたら、色を選んで、包装してもらって
代金を払って、それでおしまい、っていうだけだったと
思います。作ってきた人の意思とかポリシーまでは
聞けなかったでしょうし、仮に聞けたとしても
それは「伝聞」にしか過ぎなかったんじゃないか、と思いますし。

こういうものを作っている人が、どういう姿勢で
作っているのか、俺はこうした話を聞くのが大好きなので
今回もいろいろと話が聞けて良かったです。

タオル工場を後にして、今度は市の中心部に移動です。
これは今治市役所。
Imabari1
これもまた丹下健三作品です。
今治は丹下さんの故郷ですから。

市役所には目下のロンドンオリンピックに出場している槍投げ
の村上選手応援垂れ幕がかかっていました。
(この次の日、結果が出てしまいましたが、、。)
村上選手もこの今治の出身です。

Imabari2
これは市役所の正面右にある公会堂です。
これも丹下作品なのですが、老朽化が激しくて
保存をどうするか、(市は壊すと言っていますが
保存運動が起こっていて、)ちょっとこの先
わかりません。

Imabari3

市役所から北へ、港のほうを見たところです。
右側のピンクの建物(マルナカ)の前に以前は
高島屋があったのですが、10年くらい営業した
だけだったですかね。不採算で閉店してしまって
建物も壊してしまって、、。今は駐車場です。


もうひとつのデパート、大丸は、2008年に
やっぱり不採算で閉店してしまったのですが
そのあと、ずーっと建物をどうするか、意見が
まとまらず、そのまんまになっていました。
↓が去年の秋。
11daimaru
壊すにしても莫大なお金が
かかりますからねぇ、、。誰が出すんだ、という
ことでもめていたようです。
ようやっとこの場所を更地にして、方途を考える、ということに
なって、6月から解体工事に着手しています。11月には工事が
終了し、更地になる予定です。 
12daimaru

長くなりました。今日はここまでにします。

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Comments

謙介さん こんばんは。

入江さん、お友達なんですか。びっくりです。西陣つながりでしょうか。

確か、岸和田のデザイナーの関係でロンドンに行かれた方らしい、と記憶しております。京都関係のご本を多数拝読しております(歯医者さんのも併せて)。

オリンピックで、開会式、閉会式とも、ポップカルチャーばかりで、私は、若干閉口しました。クール・ブリテンなんでしょうね。日本だったら、漫画や原宿のストリート、JPOPを出すようなもんなんでしょうが、全くハイカルチャーが登場しない潔さに、驚きました。

Posted by: まさぞう | 12. 08. 25 at 오후 9:49

---まさぞうさん
こんばんは お体の具合や調子はいかがでしょうか。 入江さん、うちのサイト「百の扉」のリンク先でもあります。 ご本を読んで、お話をするようになって以来のお付き合いです。前には謙介の車に乗っていただいて、一緒にうどんツアーもしたんですよ。ここなら、というお店にお連れして、とても楽しい一日でした。
ロンドンオリンピック、おっしゃるようにポップカルチャーがより前面に出てたものでしたね。「若い躍動するイギリス」というのを前面に出したかったからだろうか、と家では話していました。
まだまだしばらく暑い日が続きます。どうぞお体お大事に。

Posted by: 謙介 | 12. 08. 25 at 오후 11:06

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