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12. 06. 15

新手

このあいだアンケートがあって、
そのお題が「今年になってあなたは手紙を書きましたか? 」という
問いでした。
謙介、手紙とかはがき、割と頻繁に書いています。
今年の春まで仕事の関係で2年間継続の研修があったのですが
研修が終わってすぐにお世話になった講師の方とか
一緒に研修を受けた人にはみんな
お礼状を書いていました。
もちろん全部違う文面で、違う内容です。
と、言うと「そんな、面倒なことようするなぁ」って
言われるかもしれないのですが、
でも、結構いろんなお店だってこういうのやっています。
新しい商品が入ったら、「いかがですか? 是非一度ご来店
くださいね。」とか、「先日はご試乗ありがとうございました。」
とかやっているではありませんか。


研修で出会った相手のことを考えながら
はがきなんか書いていくと、そんなに時間が
かかるものでもない、って思うんですけど。
書くのは全く苦になりません。

で、それが1回に30通くらい。
その都度近所の郵便局に持っていって、、
で、やっぱり50円の普通の切手っておもしろくないから
いつも「何か変わった切手ありますか? 」っていうのが
習慣化しておりまして、、。

なので俺が手紙かハガキを出しに行くと、
「今日は、どれにします? 」
って郵便局の人が言ってくれます。
今窓口で売っている切手は全部横に掲示してあるので
どれにしようか、と見て決めます。
「好きなの言ってくださいね。」
じゃあ、オスカルとフェルゼンの切手でお願いします、とか
ナルトの切手でお願いします、とか
言って貼ってもらってですね。(笑)

ええ。ナルトの切手だってあるんです。
Naruto

今はドラゴンボールの切手が発売中です、って、なんでここで
こんな広報をしなくてはならないのか。


絵葉書はいろいろな美術館とか博物館に行ったときに
その中のミュージアムショップで大量購入しています。
去年も高知県立美術館に若冲を見に行ったときに
50枚くらい買ったし、、。でも1度に30枚くらい使うので
50枚と言っても、結構すぐになくなってしまいます。
ですからそのときの若冲のハガキはもう今はありません。
そうしてまた新しいのを買います。


ただ、そうは言ってもやはり10年くらい前に比べると
やっぱり書く機会は減ってきたように思います。


最近、やたら字を忘れた、という話をあちこちで
聞くのですが、それはメールばかりになって
おそらく字を書かなくなったから、じゃないですかね。

書かないから忘れる、書くのも面倒、 で
余計その字を忘れる、ということに拍車がかかる
ということになるのでは、と思うんですけどね。

実際に手を使って書くと身体が覚えます。
自分の身体を使って何かをする、というのは
本当に大切なことじゃないですかね。

スポーツ選手が基本動作を何度も何度も
練習するのは、正しいフォームを
反復して身体に染み込ませるということですよね。
いざというときに無意識に身体が
自然に動くように、というために
やっているわけでしょう?


それから書くことはアルツハイマーの防止ということも言われて
いますよね。字を書く、という習慣がついていると
指先とか身体を使うせいで認知症になりにくいとか。

で、それはともかく。
ネットであれこれと文章のやり取りをするように
なったり、いろいろな人のブログとかサイトを
容易に見るようになって、今まで以上に
いろんな人の文章に接する機会が増えました。

いろいろな人の書いた文章を見ていると
表記とか文字の使い方が
自分とは違っていて、まぁ、こういう使い方をしている!
と新鮮に映ることもしばしばあります。
ただ、それとともに
やはり見ていると字の遣いかたが間違ってるなぁ、
というものにも結構出くわすようになりました。
それが同じ間違いをものすごくたくさん見るようになりました。


最近は、パソコン任せなので、
パソコンが候補となる熟語を出してくるわけです。

問題は、機械の表示してきたその熟語を見て、
それはこの場合に使用するべき表記で正しいのか、
もしくは違う場合に使用する表記なのか、
即座に判断を下さないといけないというお仕事が
利用者側に課せられるようになってきたということですね。

おまけにこれがネット上に広がって
一気にその人の表記意識、というものが
はっきり見えてしまう、ことにもなっています。

でまぁ前々から言っているみたいに
がちむち「体系」とか、お店「2件」とかパソコンが
出してきても、他の人が遣っているし、、
機械が出してきたからこれだろうよ、
思考停止状態になったまんま同じ文字を
入力してしまって、、。
間違った表記が印字されて、
それを見た人も、あ、いいんだ、と
何も考えずにそのまま真似をしますから、
間違った表記の熟語がそこいらじゅうに
はびこる、ということになるんでしょね、きっと。

以前は文字の間違い、っていうのは
個人的な問題、だったのですが、
ネット社会になって以降、それが
人から人へと「うつる」ようになって
風邪のウイルスのような広がり方をするように
なってきました。だから同じ間違いをあっちこっちで
見る、ということが多くなりました。
これもネット社会の誤字の特徴だ、という気がします。
 

で、謙介、大学院の時に、言語学の授業で
そうした表記の間違いは、どうして生じたのか?
その人はなぜそう間違えた書き方をしたのか
原因を推理する、というような授業も受けていたので、
間違った字の遣い方を目にしたら、
つい、その理由を推理するという習慣がどうしてもあるんですよ。

よく考えると結構嫌味な授業(笑)なのですが
でも外国人に日本語を教えるときなんかで
「陥りやすい間違い」をどう指導するのか、
ということで有効なのです。


でもまぁ日本語ネィティブの人間でさえ
いまやガチムチ体系、とか平気で書いてしまうような
世の中になっちゃいましたし、、。

間違った思い込みがそのまま伝染する、ということになって
しまいましたねぇ、、。


で、そんな中、最近、新手の流行誤字を見つけました。

「特性スープ」「特性ランチ」


最近立て続けにこの「とくせい」を
5件くらい見ました。
この「とくせい」ですが、これも
おそらく入力するときに
最初の「特」だけしか見てないんでしょうね。
とくせい、と打って、「特」の熟語が出たら、ああ、これこれ、
って思ってそれを入力することになった、と。

特別に製作したスープなのですから


「とくせい」ってあったらやはり表記は
「特製」でなくてはね。


特別に作ったランチですよー、ということですよね。
いまふうに言ったら「ぷれみあむなランチ」
ということなんでしょうから、それだったら「特製」じゃないとね。


この手の、広い範囲で見られる間違い、
「体系」「2件」に続く第三弾のケースだなぁ、と
思いましたです。


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Comments

 いやーわかりませんよ〜?
 もしかしたら,なんか他のお店にはない「特性」があるお料理なのかも・・・(ないない)

 これが「徳政」ランチだったら,現今の社会経済状況に鑑み,「お値打ち」なランチを提供いたしますって感じですが(笑)

Posted by: Ikuno Hiroshi | 12. 06. 16 at 오전 12:06

---Ikuno Hiroshiさん
大学のとき、史学科のヤツに金を1000円貸して、返せ!と、言ったら、「棄捐令!」といわれてしまった謙介です。「徳政一揆じゃぁぁぁぁぁ」と言って反撃しましたが。(アホです)そうしましたら、徳政ランチは利益還元で無料! ということですかね。

Posted by: 謙介 | 12. 06. 16 at 오전 8:43

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