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12. 04. 13

毛 その後

Tegami

このあいだ、サンドィッチを作ろうとして
買っておいたツナ缶を開けたのです。
そうしたら中に毛が入っていました。
で、その毛を見ましたら、ストレートな感じではなくて
ちょっと縮れていて、、。
頭髪ではなくて、アンダーヘアのような
毛でした。
それで、いくらなんでもこれは、、
と思い、その会社に電話をしました。
お客様相談室係りの方が出て、 その缶を
送って欲しい、ということだったので、
翌日、ゆうパックで送りました。

1週間ほどして
缶詰を送り返した水産会社から
速達で封筒が届きました。
中には謙介宛の文章で
ワープロ打ちされた手紙と
図書券500円分2枚が
缶詰のお代のかわり、と
入っていました。


それで最初の疑問に戻るのですが
でも、どうして缶詰の中に、体毛なんて
混入したのでしょうね、、。
普通、ちょっと考えられないような気がするんですけど、、。
謙介は、どうしてそうなったのか、
それについて本当に知りたいだけなのです。

それからさらに一週間してまた速達の
郵便が来ました。

手紙にはこうありました。
 原因として考えられることは、外注加工で付着していたものを
 検品者がトレイに入れるときに見落とし、当社でも破砕機前の
 選別者が見逃したか、製造ラインで工員から落下したものが
 フレークに混ざり、発券できずに混入させてしまったものでは
 ないかと推察いたします。

だそうです。 ここから以下のことが分かります。
ツナは、マル○が自社生産しているのではなくて、
外注してよそに作らせているものを缶詰に入れて
マル○の製品です、って売っているのだ、ということ。

製造ラインで工員から落下、たってですよ、
この毛、頭髪に見えます?


Img_1392_1

こういう食品製造に入る前には、もちろん、加工用のための服に着替え
帽子をかぶってマスクをして、そのうえで、空気洗浄のシャワーを浴びて
って何段階もある衛生管理をきちんとして、ということがあるのでは
ないんでしょうか。どこぞの大学のラグビー部のにいちゃんじゃあるまいし
下半身むき出しにして作業してた、なんていうことはないでしょうに?

そして文章の最後は、「推察いたします」ということですから、
結局原因はつかめなかった、ということなのでしょう。

そして今後の対策としては

 1.外注加工の工場責任者に毛髪の現品と確認シートを渡し
   全工員が見た、という日付、時間、サインを行った後に
   当社に返却するように伝え、
 2.毛髪混入防止の指導を徹底して行い、クレームに対しての
   意識を高めるように指導を行います。
 3.また当社に於いては朝礼で指導をし、服装、帽子、手指の
   チェック、手の洗浄、長靴洗浄をして、クリーンルームを
   通り、入室を行い、 10時、15時の休憩後に 品質保証室
   の担当者が作業中に巡回ローラーを行い、同時に服装、
   着帽、マスクの点検を行ってまいります。

だそうです。 謙介、この文章にも実はちょっと驚いたのです。
上の程度のことは、こういう問題が起こる以前に、食品会社で
あれば普通に行っていないといけないことではないのか、と
思います。 そうじゃないですか? 
ということは、今までしていなかった、できていなかった、という
ことなんですかね、、。
ちょっと愕然としたわけです。

謙介、なんでもかんでもいちゃもんをつけて、というのが
本意ではありませんでしたから、はいはいできていなかったので
あれば、今後ちゃんとやってね、と手紙を書いておしまいに
しましたが、、。


文章の中にはあの缶詰を製造工場に送った
とのこと、それで調査をしますからいましばらく
時間をいただきたい、とのこと、
これからも弊社の製品をどうぞご愛顧賜りますように
ということが書いてありました。

うーん。ちょっと「ご愛顧」はしたくないぞ、、。


やっぱりこういうときの文章って
ついつい分析して見てしまいますね。

こういうときの手紙は、どんなことがあっても
手書きにすべきじゃないかな。 
字がきれいじゃない、っていうのであれば
手紙の本文はワープロ打ちでも
かまわないけれども、少なくとも
名前のところくらいは自筆すべきでしょうに。

全部ワープロ打ちした手紙に名前のところに
三文判捺してあってもなんだかなぁ、、
って思ってしまうんですけどねぇ、。


去年、一昨年、院で一緒に勉強した中に
広報室の担当の人がいました。
彼の仕事場で問題があったときに
記者会見をセッティングして、場合によっては
マスコミに対して説明をする係りです。
彼にまず問題が出たときの対応について
聞いたことがありました。

まず、問題が出そうになったら、
記者会見を開いてしまうんだそうで、、。
ろくろく問題の全貌がこちら側でまだ
把握できていなくても、とりあえず開いて
しまえ、ということだそうです。
問題をマスコミのほうが把握してからあわてて開くのと
問題が表沙汰になる前に開くのでは
やはり後々、情報の管理という点でどちらが
主導権を握るかに違いが出てくる、ということを
言っていました。ああ、だからろくすっぽ情報が把握
できていなくて、記者に何を聞かれても
「目下調査中です。」と言う記者会見があるのだ、
と変に納得してしまいました。

それから記者会見のときは、会見場の後ろに
お茶とかお菓子を用意して自由にどうぞ、というふうに
しないといけない、とか、、。
そういうこともしないといけないんだそうです。

それにしても「ツナ缶」「異物混入」で検索したら
出てくる出てくる、、 すごい数出てきて
ちょっとびっくりしました。
「よくあること」だったんですね。

ですが、
当分ツナ缶は見たくありません。

今回のこのツナ缶の一件で
謙介もさまざまなことを知ることが
できた、ということはあります。

以上、ツナ缶の話その後のご報告でした。

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Comments

>謙介さん
 多分、はごろもさんなんかも
外注に出しているんでは?
 大手は、子会社、孫会社まで
把握できないのでしょう・・
 でも、口に入れるものだから
こんな思いするのはとても気分
悪いですよね。
 昔、猫まっしぐらという猫缶
をタイの工場で扱っていて、そこの
女工さんたちの1週間分の賃金が
猫まっしぐらと同額だと聞いた時
は、日本ってこれでいいのだろうか
と思いました。。

Posted by: yoko | 12. 04. 14 at 오전 9:10

---yokoさん
以前は食品表示にしても、製造会社の名前とか住所がはっきり書かれていたのですが、(多分賞味期限の表示が変更になった時期と重なるような記憶が、、)今では販売会社の氏名、住所明記でよくなったようですね。結果、どこで作っているのやら、わからない、ということになってしまいました。確かに今回の製造もベトナムなので、ベトナムまで問い合わせ照会をする、というのは、メールが発達した現代でも、ちょっと面倒かなぁ、という気もします。ですが、そうやって製造会社が分からなくなった分、製造会社の責任感もなんだか薄くなってしまったようにも思えます。 今回のことで、マル○がはからずも直接作っていなくて、下請けに出している、ということも分かりましたし、十分な衛生管理の徹底と言われつつ、え? できていなかったの? というようなこともありました。 もうちょっとましと思っていたのですが、、なんだかよく分からないところで、好き勝手な変更があったようですね。なんだか今回のこの一連のことを経験してそんな思いを改めてしました。

Posted by: 謙介 | 12. 04. 14 at 오전 11:24

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