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12. 04. 09

2012・作品制作

先週の木曜のこと。
晩ご飯を食べ終わって、さあて片付けでもするかなぁ
と思っていたら、電話がかかってきました。

もしもし
あ、謙介さんですか?
はぁ、、。
わたしです、、。
(わたしさんですか?)
Kです。
お久しぶりです。 元気ですか?


彼女は、もう10年以上前にうちの仕事場にいた人で
2年間ご一緒させていただいた。
ご出身は岩手の盛岡だったはずだけれども、
浜松のほうに仕事で行く、といってうちを
辞めて、、その後の消息は知らなかった
「今、どこにいるの? まだ浜松、な訳はないよね。」
「今、ろーざんぬです。」
「へ? 」
「ローザンヌです。スイスの。」

彼女はずっとパイプオルガンをやっていて
やはりその勉強をしにスイスに渡ったという
ことだった。
「ただパイプオルガンだけでなくて、音楽全部の
勉強もしたくて、こっちの大学院に入って、、」
で、楽器の演奏だけでなくて作曲とか理論、と
言った勉強もしているのだ、ということだった。
「それでね、謙介さん、お願いがあって電話したんですけど、、。」

話は、今度、その大学院の修了のコンサートを開かないといけない
そうなのだけど、そのコンサートのポスターの題字を書いて
くれないか、というご依頼だった。
「高いよ。」
「いや、もちろん、謝礼は言ってくださったら額をお支払いします。」
「ええよ。そんなの、、。要らん、って。」
ということで、結局紙代だけお願いすることになった。
「どういうふうに書いたらいいの? イメージとかやっぱり
あるでしょ? 」
「そう、、ですねぇ、、、。」
「あ、そうしたら、曲の紹介を送ってくれる? 
それでこちらでそれを元にイメージ勝手に膨らませて
作品作ってみるから。」
「はい。」
「それをデジカメに撮って、添付ファイルで送って
見て、もうちょっとこういうふうにして、とか、
こんなのはできないのか、って言ってもらったら、、」
「わかりました。」ということで、また急に忙しくなるような
感じが、、。

コンサートは6月で、ポスターはやはり5月にはできて
いないとまずいし、そうなったら、もう時間はあんまり
ない、というか、今月中に仕上げてスイスに送らないと
間に合わないでしょう。

岩手は、帰ったの? と聞いてみたら
去年は一度も帰っていない、とのこと。
だから地震以後のことも見ていない、のだとか、、。
「ご実家は大丈夫だったの? 」
「うちは内陸のほうで、みんな無事だったので、、」
まぁねぇ、スイスにいたら、学問途中で放擲して
一時帰国、というのも難しいだろうなぁ、、
勉強もそうだけど、いくら航空運賃が安くなったから
たって、1万や2万では帰れないだろうし、、、。

とにかく彼女が曲紹介を送ってくれるのを
待って、作品を書こうとしているところ。

昨年は知り合いからいただいた歌集の中の
2首の歌を作品にすることができたし、、、。

外国からの委嘱による作品制作としては
韓国・ポルトガルについで3つめ。

今年は、コンサートのポスターの作品が
できそうだし、1年に1作、何か創作を
作る、ということができそうで、、
自分としても、とても嬉しい。


      ×       ×


今年も昨日、こんぴら歌舞伎大芝居に行って
まいりましたです。毎年「今年はどうしようかなぁ」と
いいつつ結局毎年ずーっと続けて観に行くようになって
10回目になりました。


Konpira12

第一部と第二部の演目をあれこれと見比べて、
考えた結果、今年は、午後の第二部にしました。
お席は、平場(桝席)の大体真ん中、前から2番目
という席です。(ものすごい迫力で見ることができました。)

先週、京都の話をしましたが、それが微妙に続いている
というか、、。まぁそういう話も含めて
またまとめてご報告したいと思います。

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Comments

スイスの大学院のポスターですか?
相手はスイス人をはじめ、世界中から音楽を学びに集まった方々ですよね。
すごく名誉なことだと思いますよ。
わざわざ国際電話をかけてこられたわけですから。
“Kensuke schreibt”を広めましょう(笑)。
自分の作品を残していけるのは素晴らしいことだと思います。
大変だと思いますが、精魂込めて頑張ってくださいね。

パイプオルガンといえば在り来たりではありますが、J.S.バッハのトッカータとフーガBWV565が好きです。

Posted by: タウリ | 12. 04. 09 at 오후 11:45

---タウリさん
おことばありがとうございます。なんだか自分の知らない(行ったことない街で)自分の字が掲示されて、、というのはちょっとドキドキします。漢字の意味は分からないにしろ、でもまぁその字を見ていただけるわけですから、うれしいです。がんばって短期集中で作らないとなぁ、と思っています。 パイプオルガンの音はやっぱり荘重で、やはり聴くといいなぁ、と思います。今は電力で空気を送っていますが、昔は、子どもがふいごをぎっこんばったんしてで空気を送っていた、と聞いたことがあります。

Posted by: 謙介 | 12. 04. 10 at 오전 11:54

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