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12. 02. 20

酷いにも程がある

このところ非常に寒い毎日です。
もう、家にいるときは別に誰も見ないから
すんごい格好をしているわけですよ。
まず綿シャツを着まして、(これは薄い)
その上からスゥエットの上下を着て、
さらに人からもらったLLサイズのハイネックの
厚手のトレーナーというのかセーターを着て
(これは綿素材) さらにその上から綿入れ半纏を着る
という格好でございます。
ここまでやったら全然寒くないの。
昼間実はうちはストーブとか
エアコン、ファンヒーターの類はつけてないんです。
確かに外は風が吹いたり雪が降ったりなのですが
部屋の機密性が高いので、別に風も入ってこないし
陽があたるとぽかぽかしてきて、、
室温も18度くらいまで上がります。
少し寒かったらまぁそういうふうに衣類で調整しています。
なんたって二月ですから。

二月はきさらぎ。
(ただし、高知県だけはきさらぎ、というと
全然別のものを想像する人が多いのですが。)
きさらぎは「着更着」ですし、
まぁ名前の通りやっていたわけです、、が。

日曜日。お昼ごはんが済んでしばらくしてからオフクロが
言ったのです。

「ちょっと○○行くし、車で送ってくれへん。」
「ええよ。」
市内のほうに行くので送ってくれという話です。
別に車から出なければ、、外に出ていくわけでなし、
わざわざ着替えなくてもいいか、と思って
オフクロを車に載せて出たわけです。

「ここでええわ。ありがとう。」と車を止めて
オフクロをおろしていたら、
「おう、元気? 」と横で声がします。
「あ。」と、見ると、ミュージカル劇団員のK
くんです。 
とはいえ、格好が格好でしたから、正直、あんまり
知り合いに会いたくはありませんでした。
「元気。」 と一応。
「あんな、今からドラゴンアッシ○のATSUSH○の
ダンスのイベントがあるんや。見に行こうで。」と彼は言いました。
「ど、どらごん、、あっし○、 ダンスのイベント、、」
おぢさんますます動揺してしまいました。
だってこちとら、綿入れ半纏に、スゥエットに、足許なんか
つっかけです。
こんな格好で、、、きっと、おしゃれな人が
集まってくることでしょう。
少なくとも綿入れ半纏なんて着た人間は
ほかにいないと想像します。
inexcusableというのか言語道断といえばいいのか、、、。
「行こう行こう行こう。」
「だって外に出ないと思ってこんな格好で来たのに、、。」
「そんなよそのおっさんの格好なんて誰も気にしてへんわ。」
「でも、、。」
「イベントは一回限りしかないぞ。」
「うーん。」
「ほら、車はそこの駐車場に入れて。はいはい。」
ということで行ってまいりました。
イベントというのはATSUSHIさんが立ち上げた
というプロジェクトのPOWER OF LIFEの写真展の
付帯イベントなのでした。

このプロジェクトは、保健所ななんかで
殺処分されてしまう犬や猫を引き取って里親探しを行う
「アニマルシェルター」(保護飼育施設)の支援を目的に
2008年に立ち上げたものだそうで。


Tokiwagai3

ダンスの前に写真展を見に行ったのですが、
2009年からこうした
写真展を開いてきたのだそうな。
写真としては、保健所に来てしまった
犬や猫の写真もありました。
それとともに「生の表情」とでも言えばいいのでしょうか。


ドラゴンアッシュの降谷建○さん、
陸上の為末○さんに朝原宣○さん、フェンシングの
太田 雄○さん(ほか)の身体の部分(引き締まった背中や脚、
筋肉のついた腕)を撮影したモノクロ写真がありました。
この写真はモノクロならではの陰影の深いものでした。
ちなみに左側の写真のポスターになっているのは
陸上の為末選手の背中です。

Tokiwagai1

撮影はATSUSH○さんのほか、石坂直○さんや新良○さん、
シンガポール出身のレスリー・○ーさんのがありました。
他の人の撮影した筋肉の写真では全然感じなかったのですが
レスリーさんはフェンシングの太田選手の腕とか
背中を撮っていたのですが、彼の作品だけ、
すごく淫靡な感じがしました。
でもレスリーさん、あの人えっちぃ写真多いもんね。

(すみませんねぇ、やたら伏字で)


Tokiwagai2

そのうち3時になりまして、このギャラリー近くのイベント会場に
移動してダンスパフォーマンスを見学しました。
やっぱり見学に来ていたみなさん、
おしゃれな方々ばかりで、、
綿入れ半纏のおじさんは隅のほうで見学しました。
酷いにもちょっと程、というものがあります、よねぇ、、。(トホホ)

想像していたのは激しいダンス、だったのですが、
実際は非常に緩やかなダンスで、「生」そして「祈り」
という言葉が浮かんできました。


ダンスを見終わったころ、ちょうどオフクロを迎えに
いかなければならない時間になってしまい、
後、トークイベントもあったのですが、
ちょっとそこは聞くことができませんでした。
でも、あの写真は、雄弁に「生」を伝えてきていて
印象に残る写真でした。
もう一度行けたら行こうかな、と思っています。


ええ。今度はもうちょっとパリッとした格好で。(笑)


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Comments

絶対誰にも会わない予定で車乗ってるときってありますあります!。おばさんは普段着だけじゃなくて、ノーメイクってのも加わるんですよ…。車の中見ないでねって思いつつ運転してます。
お友達が引っ張って行ったくらいだから、謙介さん言うほど悲惨じゃなかったと推察します。たぶん長身でスタイルがよろしいから半纏着てもそれなりにステキなんでは?

Posted by: アリクイ | 12. 02. 21 at 오전 12:52

---アリクイさん
アリクイさん、あたたかいお言葉ありがとうございます。香港なんかでは、みんな夜、パジャマで食堂に行ったり、買い物に行ったりしますよね。ここが香港だったらいいのに、と、思っておりましたです。でも、というべきかやはり、というべきか、このダンスイベントに来ていた人たちは、そこそこおしゃれをして、個性的なファッションを身にまとって、、、という方が多かったです。まぁ個性的、といえばおっさんの綿入れはんてん、は十分に個性的にでありましたが。(笑)そういえば、姉がよく「ちょっと近所の○○やと思って行ったら、知り合いに会うてしもて、、」とノーメイクで近所のスーパーに行って、そういうときに限って知り合いに会って、と愚痴っておりました。女性はそういうこともありますですね。

Posted by: 謙介 | 12. 02. 21 at 오전 5:49

ノーメイクについてですが(しつこいですね)わが娘の場合、セルぶち眼鏡にマスクという大技、別名不審者ルックで乗り切るそうです。マロ眉っていうやつなんで描かずに出るにはふちの太い眼鏡がないと出られないようです。私は残念ながら眼鏡をかけないのでこの手は使えません。
試験前になると、女の子たちどんどん手をかけない格好で学校に来るようになるそうで(理系女子のみかも)顔洗って、ニット帽かぶって寝癖を隠しただけで出られる男の子がうらやましいと言っておりました。こんなことを言う娘が、母はとてもとても心配です。お察しのとおり、もてませんとも。

Posted by: アリクイ | 12. 02. 21 at 오후 6:51

---アリクイさん
お話を伺っていて思い出したのですが、以前京都の常盤に住んでいた時、撮影所のある太秦の三条商店街も謙介の生活圏でした。商店街の中にあるスーパーなんかに行くと、役者さんが買い物に来ていて、よくお会いしました。太秦だったので、ほとんど全部時代劇の役者さんでしたが、今にして思えば、結髪・衣装の入っていない、私服は結構とんでもない恰好の人がいたように思います。商店街の真ん中に風呂屋があったのですが、パジャマで来てた役者さんもいました。それを思ったら、今回のもまだましだった、かなぁと思い直したりしました。 そういえば、学部生の時、女の子、マフラーとか帽子を目深に巻いたりかぶったりしていましたけれども、ああ、そういうことだったか、と思いました。男の子は最近はシュシュッとスプレーの寝癖直しのウォーターを使って、身だしなみに気をつけているようです。ただ学部学科によるかもしれません。考古学の連中は、あんまりそういうケアはしていなかったような気がします。

Posted by: 謙介 | 12. 02. 21 at 오후 10:49

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