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12. 02. 07

アライブ ジャパン

Kinyoubi

金曜日、仕事場とは別の場所に研修に行く日だったのですが
朝起きたら、うちの周辺がこんなことになっていたのどすえ。(笑)

研修開始時刻は9時からだったのですが
これは道路が混むだろうと思って、7時半に
家を出たのです。 
普通なら15分で行ける場所です。
1時間半時間の余裕があったら
まさか到着しないことはないだろう、と思いました。

そして行く前に一応10分更新の道路情報を
見たのです。そうしたら、市内、いつもの朝に混む場所が
混んでいる程度で、後は渋滞のシグナルは出ていなかったのです。
それで、家を出て、一番近くの大通りまで出たら、

渋滞。

しかも全然動いていないようす。

でもまぁ1時間半、と思って、なんとか通りの車の列にもぐりこんで
ゆっくりゆっくり走る中に入ったのです。
15分経過。進行距離 200メートル。
30分経過 進行距離 500メートル。
1時間経過 進行距離 1キロ
このへんでさしもの謙介さんも少し、げっ! と思い始めたわけです。
道路情報はまったく役に立たないウソ八百ということも
わかりました。
そりゃ、道路状況なんて刻々と変化はするでしょうよ。
でもね、あんなもの見たところ10分や20分前からの渋滞では
ないように思いました。


謙介の車、一応、こういう雪道走行に備えて冬用のスタッドレスの
タイヤをはいています。ですが、それは単独で走る場合に有効なので
あって、渋滞した車の中に入ってしまったら、スタッドレスだろうが
ノーマルタイヤだろうが、もういっしょです。

幸い、コンビニがあったのでいそいで研修先の担当の人に
電話をしに走りました。
「すみません、今、○○なんですが、この調子だと車が全然前に進まないので
遅れて到着するようなことになりそうです。」
「時間はかまいませんから、どうぞ気をつけて事故を起こさないようにお越しください。」
というあたたかいおことばです。
電話をして車に戻り、再び道路に。

ようやっとその会場近くに行ける裏道への分岐に来ました。
ええいこうなったら裏道コースだぁぁぁぁ。
途中、やはり交差点で3回くらい無駄な時間を食ったのですが
最終的に何とか国道に出ました。
国道は雪が溶けていて、何とかどの車も普通に走っています。
そこから車線変更の鬼みたいに走って、
何とか会場が見えてきたときには、
ため息が出ました。
会場到着は9時5分でした。
入ったら、まだまだ謙介は早いほうで、半分くらいの人が
そういうことで未着でした。

ややあって研修がはじまりました。
夕方5時に研修会は予定通り終了しました。
急いで車で帰ります。
帰りは雪もなく凍った道もなく。
会場から15分で家に到着しました。
やれやれ、、。


        ×      ×      ×


土曜日、遺作展を見に行った帰り、漆器屋さんに寄りました。

謙介の実家の街は漆工芸の一大産地でもあります。
近所に何軒もの漆の工房があります。
その中の知り合いの店へ。

お世話になった方がいよいよ退職になるというので
そのお礼の品物を買いに行ったのです。

買うのは漆器の丸いお盆、と決めていました。
漆器も安いものから高いものまで、いろいろあって、、

安い物だとプラスチックに漆を塗ったもの、とか
木の粉を固めて成型して、それに漆を塗ったものとか。
この木の粉を固めて、というヤツは、ある日突然
パカッと割れたりします。
とんでもなくデンラジャラスです。
(だけど、原材料は 木を樹脂で固めてあるので木製、なんですよね。
木製にしては安い、というものがあれば、それが木粉成型品
だったりすることが多いです。

やはりちゃんとしたものを、と思えば
木を轆轤で削ってお盆の形にして、
そこに漆を塗りかさねたというものだと思います。
その店は自社の工房が近くにあって、そこで作ったものを
展示して売っているので、同じ品物でも
ずいぶんと安くいいものが手に入ります。


朱塗りの丸いお盆、ということでお願いしました。
普通に買えば7000円くらいものです。
ネットの通信販売になったらもっと高くなって
送料込で8700円とかしています。
(ネットって、一見安そうなものもありますが
ものによったら結構高くつく場合もあります。)

ここだと同じ品物が5000円くらいです。
こういうのにしました。直径は30センチくらいです。

Gotounuri

工房から出来てきた朱塗りのお盆は全然朱色では
ありません。 ↓こういうふうに赤黒い色です。

Gotousaisho

それが使っているうちに黒い色がどんどん後退していって
朱が全面に出てきます。
最後にはこんな↓色合いになっていきます。

Gotouato


漆にはこうした色の変化が
あります。不思議でしょ。
使い込んでいくと色の変化を感じることが
できます。
アライブ ジャパン。 
そう。「漆」は生きているのです。

前にもお話しましたが、日本は英語でジャパンというくせに
日常の生活から漆器を使うことが非常に減ってきていますよね。
みなさんの身の回りで塗のもの、といえば、もうお箸くらいしか
思い浮かばない、ということになっていません?

今回のこのお盆、そういう手仕事のよさがわかって
くださる方だったので、これにしました。


こういうふうに贈る人に何が合うかなぁ、と
考えつつ選ぶ、というのは結構楽しいことですね。

追記:昨日お渡ししました。目の前で開けていただいて
喜んでくださったので、本当に良かったです。


(今日聴いた曲 浜田省吾 悲しみは雪のように
 1981年 音源はシングルレコード でもこの曲
はじめて聴いたのは 中島さんのオールナイトニッポン
だったりするんですけどね。 )

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