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12. 01. 23

修了!

2年間の研究ですが、単位認定をいただき、
無事に修了できることになりました。


Asakura1
(ここが会場の建物です。)

月並みな言葉ですが
振りかえってみれば、あっという間でした。

これでようやっと学位をいただけるようです。
自分としては2つ目の学位になるのですが、
うーん、学位ばっかり持ってても、、
学位なんか持ってるより、現実の問題の前に立って
研究したことが役に立たなければどうしようも
ないように思います。20代の若い人たちであれば
学校を卒業して社会に出てもこれから社会勉強も
あって、という余裕もあるかもしれませんが
おっさんの院生は、もうそんな悠長なことは言って
いられません。


今回のものは仕事場からどうしても行って
取りなさい、ということだったのですが
正直、自分の専門ではないし、果たして研究も
ちゃんとできるかねぇ、という不安な部分が大きかったです。

実際、課題は山ほど出ましたし、、、
1項目あたり1200字のレポート、13項目とか、、。
そのほか研究発表が毎回あって、発表するその都度
合評会があって、そこでガンガン言われて
自信はなくすし、研究も否定されたりして
本当にめげそうになりました。
でもまぁ何とか1回1回の発表をきちんとこなそう、
という意識だけで何とかやってきました。

受講生は俺を含めて8人。
うち一人は同じ仕事場から、だったのですが
後の6人は組織も違うし、その組織のセクションも
全く違っていました。

去年の夏、8人の共同研究をフォーラムで発表
することになった時には、全員の個性の
強さに空中分解しそうになりはしましたが、
雨降って地固まる、という感じで
最終的にはみんながそれぞれその個性を
発揮して、発表をやりとげました。

いろいろなことはありましたが、
先週の金曜日に自分が1年間やってきた
プロジェクトの研究発表をして、午後は3人の先生からの
口頭試問がありました。


プロジェクトの発表も何せ最後ですから、何度も何度も
原稿を練り直して、発表のリハーサルも
何度もやって、表現方法とか、言い方の
チェックをしました。(当日ぎりぎりまで
修正を加えたり、、。)
何度やってもうまく行かずに、本当に自分が
情けなくなるばかりだったのですが、
終わってから主審査の教授から、
俺が一番楽しそうにやってたぞ、と言われて
本当にびっくりしました。

うーん。多分自分でももう嫌になるくらい練習もしたし
リハーサルも繰り返したので、これで失敗したら
もう仕方ないなぁ、と思って「ケツまくった」のが
よかったのかもしれません。

午後には口頭試問がありましたが、
こちらもあまり緊張することなく、
自分でも驚くくらい言いたいことを言って
1時間の質問を乗り切りました。
後から審査の教授の講評があったのですが、
研修生、誰一人として、質問に対して
すらすらと答えて、言いよどむ人はいなかったそうで、、。
謙介も午前中の発表はさすがに緊張したのですが
午後の口頭試問は、午前中ほどは緊張
しませんでした。
後から8人それぞれの研究、印刷物になったものを
見せてもらいました。それぞれの個性がよく出ていて
本当におもしろい研究になっていたように思います。


この2年間でやったことが、うーん、果たして
どれほど役に立つのか、と言えば、、どうでしょう。

ただ、確かに課題もじゃんじゃん出たし、
本当に無茶振りの課題も多かったですから
即応性、臨機応変な態度は要求され続けました。
たぶんそれには鍛えられたかな、と思います。
ただこの勉強を通して得たものといえば
自分の仕事を組織全体の中に置いて
巨視的な視点から見ることができるように
なったことと、一緒になんでも話し合える仲間が
できたことかなぁ、と思います。

正直、ひとつ得たものはありましたが、
自分のこれからを見通すと決して
のんびりしたようなことは言えず、、
眦を上げて、がんばっていかないといけないようです。


自分の前に広がっている現実は厳しく、
一人ではどうしようもないことも
多々あって、無力感に襲われたりしますが
それでも、ひとつひとつ石を積むように
倦まずやっていくしかない、と思っています。

あ、そうそう。
これ、会場の前の風景なんですけど、、
やっぱり高知だわ、って思いました。

Toden1

道路、よく見てくださいね。
右側の車線は、ちゃんとあるのです。
しかし、左側の車線は、とでんの線路です。
(高知では土佐電鉄のことをとでんと言います。)
そう。電車の線路上が左の車線なので、
車は電車みたいに線路の上を車が走るのです。
もし、電車が走っていたら、停留所に着くまで
電車の後ろを走り、電車が止まったところで右に
膨らんで、電車を追い越します。

おまけに、ところどころ標識があって、
「線路上、滑る。注意。」って書いてあります。
どうしろ、って言うんでしょう?

おそらく俺の実家の街であれば、こんなことになったら
即、道路の周囲の家を立ち退きにして、道路を拡幅する、
ということをすると思います。これってやっぱり南国の
おおらかさの象徴のように思いました。

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Comments

謙介さん

おめでとうございます!

こちらの日記で時折この研究発表のお話しが出ているととても興味をもって読ませていただいていました。それぞれの方の個性に悩まれていたり、またそれをどうやってどんな風にとらえながら先へ進まれて行くのか。謙介さんの考え方や知恵の絞り方、人間関係の中での意思のまとめ方やその言葉の選び方など、毎回が自分にとってとても考えさせられるところであり、また謙介さんというお人柄をとても身近に感じられることでもありました。
学位おめでとうございます。
そして2年間お疲れ様でした。(すみませんこんなことしか言えなくて・・・)

Posted by: b-minor | 12. 01. 24 at 오전 11:30

---b-minorさん
 今回の勉強は、仕事場の人間関係を考えながら、どうやって組織としての仕事を進めていくのか、というようなことがテーマの一つでもありました。みんな思うところがあって、しかも、その思いは結構個人差があります。AさんとBさんでは180度考えに開きがあったとして、その間の利害調整をどうはかっていくか、ということも研修にありました。確かに研修で実習はしましたけれども、現実ってやっぱり難しいですよね。そんなの今のヨーロッパを見たら誰だってわかりますよね。(笑) 実際に求められているのは、その間の人間関係をどう調整しつつ、まとめていくか、ということです。本当にしんどいことなのですが、この勉強は要するにその覚悟を謙介、つけろよ、ということであったように思います。ありがとうございます。俺みたいな人間にどこまでできるかわからないのですが、何とか、やってみなくてはと思っています。

Posted by: 謙介 | 12. 01. 24 at 오후 1:06

お疲れ様ででしたヽ(´▽`)/
学位ですか。私は資格なら簿記をはじめいくつか持っているんですけどね。
確か大学卒業したら学士でしたっけ?証書は押入れの中だったな・・・(;;;´Д`)
取得まで色々ご苦労された学位ですから、修了証は是非お部屋の目立つところに飾ってくださいね。

Posted by: mishima | 12. 01. 25 at 오후 12:57

---mishimaさん
ひところアメリカの大学に留学して経済関係の博士号を取るのが流行しましたけれども、あれも結局日本のビジネスの中でどれほど役にたったのか、と検証された結果、大して役に立たなかった、ということになりました。問題は資格どうのこうのより、現場でどれくらいその勉強したことが役にたつかどうか、だと思うんです。mishimaさんはその点、ずっとお仕事をしてきて、自身でノウハウとか蓄積されてきておいでだと思います。俺はそうした自分の仕事のノウハウとかやり方の構築のほうがずっと大切なような気がします。 今回は仕事場の関係でどうしても、ということで行きましたけれども、これからの現実の前に実践ではどうか、だと思います。真価を問われるのはこれからだ、と思っています。

Posted by: 謙介 | 12. 01. 25 at 오후 3:02

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