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11. 12. 27

気分転換のつもりだったのに、、つい。

世間はやれ降誕祭とか忘年会だとか
言っていますが、謙介は1月になったらすぐに
提出しないといけない論文がありまして、、。
それが原稿用紙40枚。

浮かれている場合ではなくて、この3連休も
ひたすらぶつぶつ言いながら資料の山をひっくり返して
いたのでございます。

年賀状も今年は1月1日に届くように投函できるかどうか
怪しいです。

今年の年末からお正月は、もう何も楽しみはなくて
ひたすら、原稿を書いたり直したり、ということになりそうです。

とはいえ、ご飯を作るとか洗濯はしないといけないので
その間だけ気分転換を兼ねてテレビもつけたりしていました。

用事をしながらちらちらとテレビを見ていたら
ファミ○のCM、「から」がやってるんですね。

一生懸命日本語の発音のレッスンも受けたんですね。
当たり前ですが韓国語では
ファミ○の発音も全然違うんです。


韓国語で「ファミリー」の発音は「ペミリ」。
「マート」は、「メイトゥ」です。

「ペミリメイトゥ」っていうのが「ふぁ○ま」の
韓国語での発音ですが、彼女達にとって
そんな慣れた発音は封印して
ちゃんと日本語の「ファミリー、、」って発音しています。


うちのオフクロにそれを言ったら、
「そらしごとやし、きばっておべんきょしはったんやわ。」

まぁ、仕事だ、って言ってしまえばそうなんですけどね。


こないだある経済雑誌を見たら、日本より韓国のほうが
経済状況がいい、って書いてあったのがあったのですが、
謙介の周囲から聞こえてくる様子とは全然違います。

韓国の友達に聞くと、韓国経済なんて全然だめだ、
っていっていました。三星(サムス○の漢字表記はこうです。)みたいに
伸びているかのように言われるけれども、
それは下請けとか中小の企業の
犠牲的な働きがあって、その無茶の上に成り立っているだけの
ことだし、そういう大きい有名な会社だって、もうここに来て
非常に危ない状況だと言っていました。
中小の輸出関係は全然ダメなんだとか。
大企業の、それも一部だけ好調なようですが
大半は、振るわない、という話でした。


経済雑誌を読んでいると、書いてるライターが
韓国の企業風土とか文化を知らないで書いているなぁ、
という記事に良く出会います。

韓国の会社と日本の会社には大きな違いがあります。
日本の会社も最近は怪しいところは結構あるのですが
韓国の会社の場合、ほとんどトップダウンで
現場の意見が生かされることはほとんどありません。

日本の会社は、それぞれの現場で改善とかミーティングとか
やっていて、問題点があったら、それを変えてみるとか、別の
方法をとる、ということをしています。でも、韓国の会社は
そういう工夫はほとんどというのか全くしません。

それから韓国は確固とした身分制度の中で
伝統的に職人は蔑まれてきた国ですから
仕事とか自分の作ったものに対する責任感も薄いし
愛着とか工夫もあまりありません。

日本のように職人さんが自分の技術にプライドを持っていたり
自分の作った製品に自信を持っている、という
ことは、、韓国ではあんまり、というか、ほとんど
聞きません。

最初は日本の会社から技術移転されたものを
作っていきます。日本ならば、技術移転されたものが
あったら、それをさらに自社で工夫して付加価値をつけて
というふうにやっていくと思いますが、韓国の場合は
ずーっと技術移転を受けたときのままです。
とりあえずそのままの状態でずっといって、、、いって、、いって、、
ダメになったらそのままばったり倒産です。

だから韓国の会社に「伝統のある会社」というものがありません。
だめになったら倒産。そうしてものすごい勢いでまた
お金をかき集めて、会社を興してしまいます。
(この部分だけ見て経済雑誌は
脅威の韓国パワーとか言うわけですが。)


だから韓国の会社はいつまでも「セ」(新)のままです。

たしかにしばらくは羽振りがよくて
でも、改善しないから、やがて限界が来て、倒産。
この繰り返しなんですけどね。

そういう韓国の文化とか企業風土を踏まえて書いた
記事であれば、俺も真剣に読みますが、
そういう部分すら何も調べていないで、
上っ面だけの単なるデータの比較だけしか
書いていないような記事は
ちょっとなぁ、、、って思います。

経済雑誌って、「今」の状況だけしか見ないで
数値を単純に比較をしてああだ、こうだとしか言いません。

確かに現在のシェアではそうかもしれません。
でも、たとえば電化製品で、故障が多くても
とりあえず、そういう製品のほうが安いから、
ということでボリュームゾーンの人に売れているからで、
日本の職人さんの技術力、日本製品の故障の少なさ、とか
保障・アフターサービスのよさ、ということと、韓国・中国の製品を比べたら
日本製のがいい、という人のほうが多い、と
製品の満足度調査のレポートで見たことがあります。


ですから単にシェアの数字だけを比較して、どっちがいいとか
悪いとか言っても、、果たしてそれが本当の製品の力なのか
どうか、といえば、、わからないと思います。
数値に出てこない部分。っていうのが実際の中には
あるように俺は思うんですが、、。

データって必ずしも実情を反映してはいない部分だってあるし、そうした
表に出てこない部分を丹念に調べて記事にすることこそ
記者の腕だ、って俺は思うんです。

経済なんか疎い俺みたいな人間がちょこちょこと調べてみて
「そうじゃないだろ。」って突っ込みが入れられるような
程度の記事しか書けないんだったら、
全然頼りにならないでしょうに?


韓国の芸能人が日本で活動するのは
やはり円高、という側面だってあるように思います。
日本で稼いだほうが銭になるから、ということですよね。
日本以上に韓国は市場も限定されていますし。

ペミリメィトゥを封印してファミリー、、と言ってる
彼女たちは味元(ミウォン)という調味料会社が
作った韓国のお酢のCMにも出ています。

ちょっと前に東京に行ったとき
地下鉄の大江戸線の車内で
彼女たちが宣伝しているその紅い酢のCMを見て、
謙介、正直言ってひっくり返りそうになりました。
韓国人が酢のCMなんてしてら、って思って。

日本の植民地時代の
巻き寿司が入って韓国化した料理に
キムパブという食べ物があります。
見た目は巻き寿司に非常によく似ていますが、
海苔にゴマがまぶしてあったりして
コリアナイズドされたものになっていますね。

でも何が日本の巻き寿司と違うか、と言って
決定的に違うのはご飯です。
日本の巻き寿司は「寿司」ですから
当然酢飯ですが、韓国のキムパブは
普通のご飯です。
なぜか。
韓国人は酢の酸っぱさが苦手だからです。
キムチの酸っぱいのはオッケーでも
酢の酸っぱさは韓国人は受け付けません。
韓国人はそういうところがあります。辛いのは
いいのか、と思ったら、カレーの辛いのは
全然受け付けないのです。

韓国人がカレーを食べるようになったのって
そう古いことではありません。
1980年代、ソウルの街中で
俺が知っている限り、カレー屋は1軒しか
ありませんでした。チョンノに「モリカレー」
という店が1軒だけありました。

韓国の人って、ジャガイモは歯ごたえが
ないとダメ、っていうので、ほとんどジャガイモが
生煮えでカリカリとした歯ごたえがあるのがいいそうです。

異様に黄色い、それはターメリックの色というより、着色料の色素の
色のようなしゃぶしゃぶのカレーです。うーん、
インド風でもないし、さりとて日本のカレーでもないし
一種異様なカレーが来たのには、びっくりした
経験があります。
「辛い」でもチゲの辛いのはいいらしいのですが
カレーはダメ、ということでした。
この辺が微妙におもしろいなぁ、と思ったことがありました。

おそらくは彼女たちがCMをやってるあの酢は
日本市場向けのものなのでしょう。
韓国国内で売ったとして酸っぱいの嫌い、という国民には
商売にならないのでは、と思います。

と、同時に彼女たちが本当にあの酢を美容のために
飲んでるのか? とちょっと疑ってかかったり、、。(笑)

美しいおねいさんたちの微笑の背後に
つい、商売商売という現実の顔を見てしまいそうになる、というのは
謙介の考えすぎなのでしょうか。

あ、でも、日本のAKBだって、ああいうふうに女の子たちを
スカウトして、ひとつの集団としてアイドルグループを
育成していって、世に売り出す、というノウハウを
ビジネスパッケージとして外国に輸出しようと
しているんですよね。 あれってビジネスモデルなんだそうで。
そう考えると、まぁショウビジネスのしたたかな計算
というのはどこの国もやってる、ということなのでしょうね、きっと。


ちょっと気分転換に見たつもりのテレビで
あれこれと考えてしまいました。


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Comments

>謙介さん
あけましておめでとうございます。
KARA 紅白にも出ていましたね。
メンバーの一人、二コルは帰国子女?だった
ような。。
そうですね、韓国に行って、あっちもこっちも
社長ニムにはびっくりしました。
あと、倒産してまたいつのまにか再生している
のにも。あのグッキで有名になったクラウン社
もそうなんですってね。。
それから、結構、借金している人が多いように
感じるのですが、謙介さんはどう思われますか?

Posted by: yoko | 12. 01. 01 at 오후 8:15

---yokoさん
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
社長ニム、本当に多いですよね。特にタクシーなんかに乗ると、運転手さんからお客で大抵の恰幅のよさそうな初老のアジョシになると社長ニムと呼ばれたりするようになりますよね。ちょっとインテリそうだったら教授ニムとか先生ニムとか、、。謙介は全然そういうオーラがないので、いつもアジョシですが。(笑) 韓国、すごく借金が多いと思います。それで、長男長女が、自分の弟妹の借金を肩代わりする、というのもよく聞きます。いまだそういうところ儒教社会が色濃いなぁ、って思ったりします。でもね、そういう借金、きちんと返済するところもあるのですが、その一方で、ちゃんと返済できずに逃げた、っていうのもよく聞きました。俺がソウルにいたときの近所の店も、借金がかさんだんだと思うのですが、夜逃げしていました。本当に一夜のうちにすっからかんになっていて、驚愕したことがありました。そういうこともありますね。

Posted by: 謙介 | 12. 01. 02 at 오전 11:28

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