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11. 12. 13

関西弁なんて存在せえへんのですけどね。

関西弁がどうのこうの、って書いてありました。

Kansai

関西弁なんていう方言、
あるはずないじゃないですか。


そんなもの最初から存在しませんってば。


だって
仮に関西弁があるなら、
関東弁だって存在し得るわけですね。
九州弁だって存在することになりますね。
 
じゃあ質問しますが、
横浜の方言と宇都宮の方言って同じですか?
鹿児島と福岡の方言って同じですか?


横浜の方言と宇都宮の方言では
どう考えたって全然違うでしょうに?
福岡県内でさえ
久留米と北九州の小倉では方言が違います。


ちょっと考えたら(そんなのちょっと考えなくても
すぐに分かる)話だと思うんですけども、、。

方言っていうのは、せいぜい数十キロ四方程度の
狭い地域で話されて通用する言葉であって
地域地域で全然違うわけです。
同じ県だって、山ひとつ越えたら、全然違う方言だ、
なんてところ一杯あるのに、
府県をまたがった広域の関西弁なんて
最初からあるわけがないのです。


大体が、東京都内だって、墨田区と
世田谷区じゃあ言葉が違うでしょうに?

あ、この場合気をつけて欲しいのは
おじいさんの代から墨田区で孫や子の代もずっと墨田区
で育ってきたいう人たちを考えてくださいね。

そういう人の話す言葉と
世田谷区でずーっとおじいさんの代から育って
きた人の話す言葉では違うでしょ。
東京23区内ですら方言が違うのに、、、。


大阪だって、中心部の船場の言葉と
北の池田とか箕面の言葉と
南の岸和田、泉佐野の言葉と、
東の羽曳野、藤井寺の言葉では違う。
あんな狭い大阪府の中でさえ、方言が全然違います。

去年の大河ドラマの影響でしょうかね。土佐弁
っていうのが脚光浴びていましたけれども、
土佐弁という方言だってそもそも存在しません。
高知市の言葉と西の四万十川流域の幡多地方の方言は
全然違います。


たとえば、「そこに駐車場があるでしょ? 」
という言い方でも、高知市内だったら
「駐車場あるろ? 」ですが
中村に行ったら「駐車場あるが? 」です。


たぶん関西弁って言ってる人間は
漠然と標準語に対する関西のアクセントとか
言葉の遣いかたってっていうことで単純に「関西弁」
って思って、そう言ってる、のかなぁ、と想像します。

もしくは、テレビのトーク番組なんかで
芸能人が「関西弁」って言ってるから
そうなんだ、って思って関西弁って言ってる
っていうのもあるかもしれません。

ほかの人が遣っているから間違いじゃないと思って
遣ってるっていうのもあるかもしれません。

それって「ガチムチ体系」とか「店に2件寄った」とか
「結果を出す」いうのと似たパターンの間違いだなぁ、って
思います。
みんな遣ってるから、なんとなく正しい、って思いこんで
遣っているんでしょうかね。

でも「がちむち体系」だって「2件寄った」だって
「結果を出す」だって全部間違いです。

今日、NH○のニュースを聴いていたら
外務大臣が「結果を出す。」って言ってました。

玄葉さんさー、結果っていうのは、自然にそうなった結末という
意味であって、だから結果は出る、としか言えないんだよ。
たぶん成果を出す、とこんがらがっているんでしょうが、
成果と結果は違います。
結果を出すというのは、頭が腹痛だ、といってるのと
同じくらい変なんですけれども。


いかに政治家が自分の言葉に責任を持つことなく
いい加減な言葉遣いをしているか、ということの
証左ですね。
大臣の言葉が軽くなった、って言われるのも
むべなるかな、という気がします。

あーあ。


方言で「何とか弁」っていう言い方をするときは
その市町村名の下に「弁」をつけるくらいでいい、と思います。

あ、でも、最近は広域市町村合併があって
行政区画がむちゃくちゃ範囲が広くなっちゃったよなぁ、、(笑)

まぁそれはともかく。
合併前の旧の市町村の下に「弁」をつけて言うくらいで
いいと俺は思います。

人がそう言ってるから、遣ってるから
なんとなくその言葉を遣う、っていうんじゃなくて、
(だから間違いに気づかないのだと思う。)
もうちょっと自分の遣ってる言葉について
合ってるかどうかを確認して遣って欲しいなぁ、、。

関西弁、っていう言葉を聞くたびに
そんなふうに悲しく思ってしまう
謙介なのでした。

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Comments

ん~「関西」というフレーズは少なくとも「近畿」の方より文化的均一性を担保した集合体というニュアンスを持ってるから、そのまま「弁」を付け足してもいいような気がする。

Posted by: | 14. 11. 08 at 오전 9:55

---   さん
地域名で関西とか近畿、っていう言い方はしますが、実際的に見たら、同じ大阪府内でも、大阪市内の船場は「島之内の言葉」ですし、南の貝塚とか岸和田はまた方言が全く違います。そうした大阪府という狭い地域でさえ、方言が異なって決して均一ではないのです。兵庫県だって神戸と北の城崎では方言が全く違います。同じ府県内でさえ、方言が全く異なっていて均一性は全くないのです。ですから関西弁というような方言は存在しませんよ、ということです。マスコミの人は「関西」ということで地域的にひとくくりにして総称したいのでしょうが、やはり言葉と文化は大きな地域差がありますよ、っていうことなんですけれども。

Posted by: 謙介 | 14. 11. 08 at 오후 5:10

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