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11. 10. 11

秋色探訪(その2)

今回のお題、秋色、としたのですが
まだ四国は日中暑くて、、謙介は
半そでポロシャツで歩いていました。
とはいえ朝晩は、涼しくて秋の気配も
ちらほらです。 


今回の旅行の中に、変わった温泉に行く、
というのをそのテーマの中に入れました。
こちらに来ると、大抵の人は道後温泉、と
言うのですが、地元の人間から言えば
正直、道後のお湯の質はあまりよくありません。
それにヒシさんは前回来た時に
道後は案内しているので、今回は別の
お風呂に案内しようと思いました。

で、いまから行こうとしている温泉なのですが、
うちのパートのおばちゃんがこの大洲の出身だったので
聞いてみたわけです。
「その温泉は知っとるよ。」
「どうやって行くかわかります? 」
「道? 知らん。ほじゃけんど、誰かに聞きながら
行ったらええんちゃう? 」

まぁいざとなったらそうするとして、
一応グーグ○で調べておいて、、と思いました。
大洲から川沿いをさかのぼっていけばいいようです。
基本の道は大体わかりました。
地図もあるし、後は聞けばいいだろう、ということで
大洲の街を出発したわけです。

川の北岸に国道があって、そこから行け、と
地図にあります。
ところが、この国道、
車一台がやっと通れるしか道幅がありません。
ヒシさんに地図を見てもらいました。
だって川沿いの道なんて
この道しかないので、必然的に
合っている、のだとは思いましたが、、、。
でも国道でこれかよ、と思いました。

こんな狭い国道、久しぶりです。
昔は3ケタ国道っていうのは、本当に道路状況が悪くて
国道? ホンマか、いうような道路がたくさんありました。
京都の丹波地方の3ケタ国道を走っていて、
いつまにか、よその家の庭に入ってしまったんじゃないか
ないか、と思うくらいのところもありましたけど、、
本当にこういう道路、今もあるのか、と思って
ちょっとびっくりしました。

しばらくこんな道路でしたがさすがに途中から道が
広くなりました。
地図の指示の通りの方向に走ってはいる気は
するのですが、肝心の川が一度離れてしまったきり
なかなか現れてくれません。
地図では川沿いの道、ということで理解していたのですが、、。

道も川の西側、という感じだったのに、走っているのは
川の東側です。たまたま西のほうに渡る橋が見えたので
西に渡ってみました。こうなったらその辺で人に聞こう
と思ったのですが、、。

田舎は人が歩いていないのでした。(笑)
ようやっと道端に出て何か用事をしている
おばあさんがいたので、温泉のことを
聞きます。
「確かにこの道で間違いではないのだけど
西岸の道は旧道でくねくねとしていて細いので
東側の道路を走ったほうがいい。その温泉へは
ここからまだずっと走っていったら道の右に大きな
赤い鳥居さんがあるからそこを目印に右折したら
いい。」と教えてくれました。

再び橋を渡って東岸に戻ります。
しばらく走ると、道は自然に川を渡って西岸のほうの
道になりました。(なーんだ。)

もうちょっと行くと、たぶんこのあたりの中心地なのでしょう。
ちょっとした集落があって、しかもその集落には
高校の分校がありました。
その分校から5分もいかないうちに
おばあさんの教えてくれた赤い鳥居が見えました。
その鳥居、やたらでかいのです。
高さ15メートルはありましたか。
これは間違いようがありません。
ここから山の中に入ります。さっきの国道のような
車一台がやっと、という山道をうねうねと走ると
到着しました。


Oyabu1


この温泉の建物、大正時代の建築だそうですが、
木造3階建なんですよ。

Oyabu2


山の中の文字通り一軒しかない温泉です。
車はこの温泉の建物のちょっと上に
スペースがあって、そこに置くように
なっていました。
駐車場から温泉に行く途中に、ちょっとした高いところから
道に下りてくる個人の人の坂道があったのですが
その坂道の道路側のがけの石垣が、崩落していて
赤土がむき出しになっている個所がありました。
あれは、もう大至急、今日明日にでも直さないと
相当にやばい感じです。 だって道路に
石垣の石がコロッと落ちてきていましたから。

そんなことを話しながら温泉の玄関に到着しました。
Oyabu3


行った時、たまたま玄関に出入りのクリーニング業者の
人が来ていて、お風呂に、、と言うと、その人が
階下の台所のほうに「お客さーん。」と取り次いでくれたので
良かったです。
おばちゃんが上がってきてくれて、フロント(でもないなぁ、。)
でお金を支払います。
Oyabu4

日帰り入浴は500円です。

実はこの建物、3階建てで、、と言いましたが


Oyabu5
登録有形文化財に指定されている建物でした。

建物は崖に沿って建っているので、
玄関は道に面した2階でしたが、
風呂は下の1階にあります。
階段を下りて、「大浴場」の表示のほうに向かいます。
旅館の建物は大正時代のものでしたが
お風呂そのものは最近新築された感じで
ひなびた山間の秘湯という風情、は、感じられませんでした。

うーん。大人が5人入ったら、いっぱいに
なる感じなので、大浴場という名称は、、
ちょっと無理がありました(笑)が
渓流に面した方向は大きなガラス窓になっていて
眺めはよかったです。
お湯はぬるぬるしていて、かすかに温泉のにおいが
しました。

入ったり出たりを繰り返してすっかり堪能して
ちょっと涼んで小藪温泉を後にしました。
後から知ったのですが
この小藪温泉、サイトはあるわ、ツイッターもあるわで
情報発信に力を入れている、ということがわかりました。
次はお昼です。
今日はここまでにします。


×       ×

今日は10月11日です。
あの震災から7か月が経ったのですね。
写真は仙石線の電車です。
松島海岸の駅です。

Senseki


遠くにいて、おまけに吹いたら飛ぶような謙介の
できることなんて限られてはいますが、やはり
少しでも何かお役に、、という思いはずっと
あります。これから寒くなりますが、
身体に気を付けてできるところからひとつずつ
歩みをはじめてほしいです。
たとえ一歩でも、その一歩のためにどれほどの
大きな人生の経験があったか。たった一歩ではないと
思います。それは本当に大きな前進だと思います。


(今日聴いた音楽 ヨハン・セバスチャン・バッハ作曲
 平均律クラヴィーア曲集から  第4番嬰ハ短調
 BWV. 849 演奏はグレン・グールド(出た!)
 うーんと、まだこの頃はグールドさんピアノは
 ヤマハでなくて、スタインウエィだったと思います。
 1967年トロントでの録音)

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