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11. 08. 17

データなんてくそくらえ解説

今年のお盆は風邪ひきでずっとボーっと
していました。 

え? 年がら年中ボーっと
してるじゃないか?
ふん!


いえ、ちゃんとまじめに仕事はしていたんです。
24日にむけての仕事と展覧会の作品作りとは
頭はボーっとしていたんですが、平行してやって
いました。
その間、高校生の国語と歴史の復習を見る
というのもやっていました。
風邪がうつったらいけない、と思ったのですが
どうしても、ということで謙介はマスクをして
(すんごく暑かった。)話をしました。
「謙介さん、世界史も見てくれませんか? 」
「世界史ぃ?」と思わず嫌そうに言ったのですが
「朝鮮半島の歴史とか、中国のとか。」
「あ、東洋史ね。なら任せなさい。」ということで
久しぶりに頭を使う夏になりました。
でも歴史って、たまに復習したらいいですね。
あれこれと思い出しましたし、忘れかかっていたことの
再確認もできて自分の勉強にもなりました。

とはいえ、2人ともよく勉強をしているので
改めてそんなに教える、などということは
あまりありませんでした。東洋史については
朝鮮半島の国の興亡について少し話したらおしまいで、
後は小論文の書き方について
短時間でどういう書き方をすればいいのか
というふうなことをやっていました。

昼間暑いから、毎回早めに始めて、さっと終わろうということで
朝の8時からはじめて9時過ぎには終わるという時間配分。
(おぢさんの身体のしんどさと生徒のやる気持続時間の
双方を勘案した結果です。)

終わったらオフクロがお茶を持ってきがてら
「今、やってるよ。」
といいつつテレビをつけたわけです。
折りしも甲子園のバッターボックスに立っていたのは
彼らの学校の同学年の生徒です。
(2人は進学コースなので甲子園への応援は
行かなくていい、ということでした。)
テレビのアナウンサーがこのバッターの打率がどうのこうの、、
と言った時です。
そこいたOくんはきっぱり、
「こいつ、打てません。」
「どうして? 」
「あいつプレッシャーに弱いから、
こういう場面になったらびびって打てんのです。」

画面では三振、、。
「ほら、やっぱり。」
以下、打席につく選手ひとりひとりに交わされる
テレビの解説なんかより
もっと細かい解説と予想がつきました。
さすがに「日常」を押えた上での予想なので
たいていがぴたりぴたりすべて的中です。


「こないだやって、食堂で俺がその日最後の焼肉丼頼んだら
あいつが、頼むから、や、焼肉丼、俺にまわしてくれぇぇぇ
と言ってきたけど、お前の頼みを聞く義理はないんじゃぁぁぁ
と冷たく言って焼肉丼を食べてやった。」
「譲ってあげたらよかったのに。食べ物の恨みは恐ろしい言うし、、。」
「いや、ええんです。
こないだは俺が欲しかった肉うどん、取りよったし。
ほんまあいつらぎゃあぎゃあうるさいばっかやし。」
さいですか。
それならまぁどっちもどっちですな。(笑)
野球部の連中についてすべて批判的なのかと思ったら、

「○○くんと△△くんの2人は、
(野球部の中でも)ちゃんと話をして、こっちの言ってることも
ちゃんと理解してくれるし、筋も通すヤツです。」とちゃんと彼らなりの
評価基準もあるようで、、。

本当に高校生って言っても千差万別でいろいろな高校生が
いるんだなぁ、と改めて思いました。

当たり前ですが
10人いれば10人それぞれの高3の夏があるんですよね。
われわれはついつい
高校野球の選手の打率のデータがこうだから、とか
何か事件があったときの
日ごろはおとなしくて目立たなかった生徒だから
というような、その人の中まで見ていないような
相対的なデータで人間を見ることが多いです。
外見がどうだとか見た目がこうだとか
そういうことで判断する場面が非常に多いように思います。
でも、それって所詮はその人の表面しかなぞっていないじゃないか、
と2人の話を聞いていて改めて思いました。

当たり前のことですが、やっぱり
きちんと相手と向き合って
人間の中身をきちんと見ないことには、人って
決して分からないじゃないか、
ということを改めて思った夏の朝でした。

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Comments

「人を見た目で判断するな」と言われながら、日常生活ではほとんどそうしているように思います。
野球の解説は仕方ないかなと思います。
これまでの試合の「結果」というデータは明確だからです。
これに「感覚」「感情」「付き合い歴」というデータをいかに客観的に組み込むか、組み込めるか。
そこが一番難しいのでしょうね。

職場の面接も然りです。
面接時と入職後で、印象や実力がかなり変わってしまう人もいます。

どれだけたくさんの情報を得ることができるかが大切なことですよね。
分かってはいるのですが、僕はなかなか出来ません。
内面のデータを得るには、時間と根気が必要だからです。

野球には興味がありませんが、野球男子の可愛さや逞しさには興味津々です。
あっ、余計な「情報」でしたね(笑)。

Posted by: タウリ | 11. 08. 18 at 오후 12:53

---タウリさん
あくまでかねあい、なのかもしれないですね。見た目で判断してはいけない、ということもありはするのですが、確かにその一方で、見た目とか全体からの雰囲気でなんとなくその人となりもわかってしまう部分もあります。ですが、かといって、見た目ではどうしてもイメージ先行で実際とはまたかけ離れている、ということだってありますし、、。その辺が難しいですよね。ただ、今の社会を見ていると、イメージを追う人が多くて、その人の「実質」をやや軽視しがちな場面とか状況が多いのではないか、と。そういう側面がちょっと目だっているので、自分の周囲の人からでも、ちゃんと向き合って相手をよく見てみることからはじめたらいいのではないかなぁ、ということがまぁ言いたかったわけです。

Posted by: 謙介 | 11. 08. 18 at 오후 2:15

そうですねm(_ _)m
1しか知らないのに、10を知ったように思ってしまう人が多いかも。思い込み(が激しい)というやつです。
僕もそうなんですよ。気をつけていますが、ふと気付くと独断専行しているんです。
いつまで経っても成長できません(>_<)。

人間関係を、ボタンを押せばすぐに出来上がったり、ボタン一つでリセットかけたりというものと同じように感じている風潮があるかもしれません。
人と人との繋がりが形骸的なものになっていることに気付いていないように思います。
ほんと難しいですね(^_^;)。

体調に気をつけてお過ごし下さいね!

Posted by: タウリ | 11. 08. 18 at 오후 5:23

---タウリさん
いえいえタウリさんはそんなふうにちゃんと気づいているのですから大丈夫です。中には外見だけで人を判断して、「いけてる」の「いけてねぇ」のという人も多いです。 確かにそういうことで分かる部分もありはするんですが、時間をかけて話してみてはじめて見えてくるその人のよさ、だってありますもん。形骸化してるから、簡単に出会えて、ちょっとお付き合いして「あ、だめだこりゃ。」って簡単に判断して、簡単にお別れ、という人間関係も増えていますよね。学校のときの友達が長持ちするのは、やっぱり時間をかけて、しかも内面を見せ合いながら付き合ってきたから、というところだって大きいような気がするんです。
 ありがとうございます。またまた例の濃厚ブロチンコデインシロップのお世話になっています。大分咳もおさまってきました。

Posted by: 謙介 | 11. 08. 18 at 오후 7:49

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