ウジウジ男子
この間も少し書きましたけれども、
このところの懸案事項(笑)だった
発表、何とか終わりました。
共同発表者が全部で8人です。
しかも全員個性が強い人間ばかりです。
組織もセクション研究方法もまるで違う人間が
どうやったらひとつにまとまるのか、
ひとつにまとめるにはどうすれば
いいだろうねぇ、と他人事のように思っていた5月。
いきなり前任者から、「謙介、取りまとめを頼むわ。」と
振ってこられたのです。
「えええええ。」と言ったのですが、
「お前しか頼めんやないか。」と
言われて、仕方なく引き受けました。
ただ引き受けるからには、と、言って
全員にお願いをしました。
こちらもみんなの適性とか
能力を見ながら割り振るから、頼まれた
担当分野のワークについては
少なくとも文句とか反対意見を挟まずに
ちゃんとやってくれ、とだけ言いました。
あれ、って俺の周囲だけなのか。
それとも最近の傾向なんでしょうかね。
なかなか決断できない、というのか
いつまでも判断先送りにしたまま
うじうじうじうじ悩んでて答えを出せない男子が
本当に増えたなぁ、というのが実感です。
いや、別に男子だから、スパッと決めろよ
とか性別に引っ掛けて言うようなことは
しません。ただ単純にみて、
いつまでも判断できずにウジウジしてるのが
男子で、女子は思いっきりがいいなぁ
というのが俺の周囲の人間の感想です。
そこまで分かってるのに、どうしてなのか
ある部分が来たらそこで思考停止に
なってしまってその先がなかなか決められない、
っていう男の人がすんごく多いんです。
どうしてなんでしょうねぇ。
うーん。
女の子のほうが決断とか判断が圧倒的に
早いんです。
いつまでも決められずにえーっとえーっと
って言ってるのは大抵男子です。
自分の場合はどうしても、っていう時の
決断は割と速いです。
必要なのはこれとこれとこれと、ですよね、
ってチェックしたら、じゃあ、こっちね、
判断出します。
仮にその出した答えが自分にとっては嫌なことでも
それが公平に見て一番いい方法だった場合とか
うちの組織にとってそっちのほうがよければ、
個人的な好き嫌いは別にして、
俺は仕方ないなら、嫌でも結論として
いいほうを選びます。
それであるとき
なかなか決断できない人の横でどういう反応
するのか、じーっと観察してたことが
あるんですけど、なるほどなぁ、
って思いました。
俺は、最終的なゴールの状況を見て
じゃあ、これとこれとこれが必要ね、
と思ったら、必要なものを選んで
それでオッケー、ということになるのですが
判断に時間がかかる人は
ひとつひとつ吟味する、みたいなんです。
これは果たして選んでいいものなのか。
えーっとこういう状況だと、要るよな、。
でも別の状況だと、、、やっぱりとっておこう、、。
あ、でも待てよ、こういう場合は、、、自分はそれは嫌だ、
嫌だ、っていうところで、じゃあ、どうしたらいいか
と、あれこれ悩んでいるうちに時間が経過する、
とか、、。
自分のしたい方向性が決まっているのではない、
という場合もあります。でも、提示された方向は
自分としてはあまり気乗りがしない、んです。
もっとはっきり言ったら生理的に嫌なのでしょう。
でも、だからと言ってどうしたいのかは分からない。
納得できない。だから何となく嫌で前に進めない、、とか。
俺ね、そういう人の場合は放っておくことにしています。
ただ一言、「締め切りはこの日だからね。
その日については絶対に動かせないからね。」
とだけ言っておきます。
(ただ、その時は放りっ放しにするんじゃなくて
謙介も案を作っておくんです。
だって当日になって、その人が何もできてない
って言われたら頭抱えないといけませんから。
もしもできてないときは、できてないんだから
これででいいよね、ってこちらの案を通す、と
いうことです。)
他には、
最初、はじめるまで結構ブツブツ言う人
もいたのですが、うまく乗せていったら
結構持ち味出してやってくれる人とか
自分が納得いくまではなかなか
おみこしがあがらないんですが
一度あがってしまったら集中力の鬼みたいに
なる人とか。
それぞれずっと見てきていたので
その人にあった言い方、っていうのが分かって
いたので、その人に合った言い方で
お願いをしました。
何せゴールは決まっています。
8月24日の発表は何とかしないといけない、
ということは決まっていたので
さすがにみんな「何とかして」くれました。
でもまぁ、何とかがんばって一つになりました。
ものすごく心配していた8人のつなぎも
聞いているほうからみれば、そう大きな
破綻にはならなくて済みました。
その間、結論を出すのに本当に時間のかかる人が多くて、
なかなかみなさんうん、と言って
くれなくて意見の調整には時間が
かかりましたけれども、それでも
まぁ何とか終えることができたのだけが良かった、と
いうところです。
今日はいいや。終わったから。ひとつ、何とか終わりました。
明日は次の山があります。
これを終えたらもう翌日は31日。
8月もおしまいです。
一緒にやった仲間のKさんが、
今年の夏は、ひたすらこの発表だけのための
夏だったよなぁ、と言いましたが、それは共同発表をした
8人全員の正直な気持ちです。
今年の夏は、なんだかもうさっぱりわからないうちに
終わりそうです。
次にメンバーが落ち合うのは11月。
夏から初冬へ、季節は劇的に変化をしていると思います。
× × ×
びっくりしたこと2つ。
先週のこと。
通勤途上にある「みうらお釜製作会社」の広告が、
一夜にして無くなっていました。
広告のひと、「俺ってええやつ」では
なかったみたいです。
それから日曜日、ガソリンを入れにいったら。
先週がリッター143円だったのが
131円になっていました。
一気に12円値下げになっていたのには
びっくりしました。
でもまぁあれだけの円高なんだから、リッター100円以下でも
ええんと違う? というのが消費者の気持ちですね。
はてさて8月もおうおしまい。
最近は、っていうか、もうずいぶん前から
夏休みの宿題なんて、どこの学校でも段階的に提出するように
なっています。
たとえば7月31日までに読書感想文、とか、8月5日までに
社会科の自由研究を提出、とか。だから8月のおしまいになって
あわてる子どもってあんまりいませんし、9月の1日にたくさん
宿題を持っていく、っていうことも今ではありません。
おぢさんは今年の夏は大きな課題をこなしたので
えっへん、なのですが、ちょっと疲れが出そうで、、
いやはや歳相応なのでございます。
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