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11. 08. 19

ダム

仕事場の街から実家のほうに帰るとき、
いつもは夜なのでまっすぐに帰るんだけど
その日は昼間帰ったので、ちょっと寄り道をして
ダムを見てきました。
ダム、と言っても最近できたコンクリート製の
機能だけのダムではありません。
石でできた、西洋のお城のような形をした
おそらくこういう形のダムは日本のほかのどこにも
ないだろう、という独特の形状をしたダムです。
当たり前ですがダムはこんな山の中にあります。
ちょうどたそがれ時で、夕陽が山にさして赤く
染まっていました。

Honen1

静かなダム湖の湖面に空がうつって
息をのむような光景に出会うことが
できました。
Honen3

これがダムです。

Honen2

よく見るダムの形状とは全然違う、というのが
分かってもらえるのではないか、と思います。
近くにいた女の子がおかあさんを探していました。

この辺は非常に水の便が悪い土地でした。
このあたりは主要な農作物がお米ではなくて
「綿」だった、ということからも水がない場所だった、
ということが分かりますよね。 綿は土地の乾燥した場所の産物です。

大正時代に二度の大干ばつがあって、本当に水を何とかしないと
生活からしてどうにもならない、ということが骨身にしみた
この辺の人たちから池の築造計画が立ち上がりました。

そして大正15年に着工し、県の直営工事として実施され、
地元の受益農家を中心に構成された作業班により、
わずか3年8ヶ月の間に堤長128m、堤高30.4mの
この石積みダムが完成しました。

当時のダム建築の最新技術であるマルチプルアーチ構造を採用し
たためにこのような形になったのです。
池のそばにはその建築の由来を記した石碑が
今も建っています。

Honen4


ダムの水が満水になった時には
ゆる抜き、と言って放水が行われます。

行った日の前日にこの放水があったのですが
謙介の行った時はもう終わっていて、ちょっと
残念でした。 
放水のときはなかなか迫力があるんですよ。

でもたそがれ時の静かなダムもまた
それはそれで趣があるような気がしました。


   ×     ×    ×

懸案だったかなの作品出来上がりました。

Kana0814

このできあがったものに落款を押して
さっき表具屋さんに持って行ってきました。
9月6日に出来上がるとのことです。
展覧会の日時がちょっと変更になって
9月15日ごろからになったので、
十分間に合いそうです。
はぁぁ。
ひとつ懸案が片付いて
何はともあれよかった、と
ホッとしています。

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