« 激減 | Main | 田舎ならでは »

11. 06. 28

本が届いた

実家の町のきのくにやんから本が届きました、という連絡が
入ったので、本をとりに行きました。
大抵なら謙介、ちょっとした買い物なら歩いて行くのですが、
さすがに35度も6度という体温のような気温のところを
1時間も歩く気にはなれず、自動車で行くことにしました。

先にゑちごやによってあれこれと眺めてみます。
滅多にデパートなんて来ないので、来たらあれこれと
見てしまいます。
田舎者丸出しですね。
(とかいいながら先週は仕事場の街の
ほうの高島屋に行ったのだった。)


商店街の入り口です。


Marugame1_2


ちなみに70年くらい前に
同じ場所を撮ったのがこれです。

Marugame9


ゑちごやの開店は昭和6年ですから、左側に
もうちゃんと建物が見えています。

ゑちごやの地下で、変わった食べ物がないかを眺めてから
商店街のきのくにやんに行きます。


この商店街は、最近ほとんどの都市の中心市街地が
シャッター通り化している中では結構がんばっている
商店街だと思います。
もう20年くらい前から、将来的に商店街の人の
通行量が減るだろう、と予測して、次には
どうしたらいいか、という手を打ってきました。

で、この商店街、目下再開発のさなかです。
全長470mの商店街をA~Gの7つの街区に区分けをして、
街区ごとに特徴を持たせていくのだそうで。

この再開発が他所の再開発と違うのは、
地元住民がやっている再開発、という点です。
地元の人が中心となって第3セクターのまちづくり会社を
立ち上げました。まちづくり会社は
商店街全体をひとつのショッピングセンターと見立て、
商店街全体の店の配置を、ここの部分には
どのジャンルの店を持ってくるかということを決めるのも
このまちづくり会社の仕事になっているそうです。

たとえばこのきのくにやんですが、
実は一度デパートの中に出店していて
そのデパートがこけてしまったために
きのくにやんも撤退してしまったのです。
しかし、このまちづくり会社の強い要請を受けて
再出店した、という経緯があります。


商店街のお店部分は3階構造で、2階以上は
周囲にコリドー(回廊)があります。
今、、お店部分、といったのは
わけがありまして、さらにその上の部分は
分譲のマンションになっています。

まちづくり会社がデベロッパーとなって
再開発ビルを経営していますから、
店舗部分の経営だけでなくてそれより上の
マンション、ホテルの経営もまちづくり会社が
行う、ということになっています。

このまちづくり株式会社は市からの出資が5%
残りは民間資金活用の第3セクターだそうです。
行政の支援を一部受けていますが、ランニングコストは
自主財源で賄うよう収支計画を立てています。

利益については最初に言ったように
地元住民がやっているまちづくり会社なので、地元へ
還元することを目的としていて、それが、従来の企業
デベロッパーとは全く違う点です。

ふう。ここまでの説明、以前のバイト先だった
この街にあるお店の店主のIさんに聞いて
勉強しました。

商店街の入り口にはドームの広場があって、
ここでよくコンサートが開かれます。

Marugame3

この日も第3回の「街クラ」(街角クラシックコンサート)が
開催されることになっていました。
上を見たらこんな感じです。

Marugame2

で、俺ねぇ、いつもここにくるたびに
思うんですけど、、
この部分って、ソウルにあった
旧朝鮮総督府の庁舎の入り口ホールが
イメージとして下敷きになっていたのではないかしらん、
って思っちゃうんですよ。

ちなみにこれが朝鮮総督府のドームです。

Soutokuhu2

そしてそのドームの下のホールがこれ。

Soutokuhu1


謙介の持ってる古い写真をさらにデジカメで撮ったので
ぼけぼけでまったく鮮明度が足りませんが、

建物の存立の是非はまぁ一旦置いておいても、
やはりこの総督府の玄関ホールとドームは
本当に美しかったです。

まぁそれはともかく。

商店街の先のほうを眺めます。


Marugame4


きのくにやんは3階なので上に上がってみます。


実は商店街のアーケードには商店街をまたぐ
通路、というのは作ることができないのだ
そうですが、まちづくり振興特区というのに
応募して、特別にその法律の効力を除外させた
結果、こうした商店街をまたぐ通路を
作ることができたんだそうです。


謙介、大学のときに博物館学という科目を
取りまして、そのときに、人の動線とか
どうまわっていったらよいか、
というようなことも学んだのですが
今の商店街って回遊性が無いんですよね。
そういう回遊性を持たせた意味で
やはりおもしろい試みだと思います。

上から商店街を眺めてみました。


Marugame7


商店街のアーケードが高くて、風がよく通る構造になっているので
とても爽やかな感じです。

今、商店街のアーケードが高くて、と言いましたが
日本一の高さだそうです。

この日もやっぱり
普通にお外は暑かったんですが、
このコリドー部分は結構風が吹き抜けていったので
クーラーなんて全く要らないくらい涼しかったです。

俺の頼む本って、専門書でしかも中小の学術出版社の
本なので、通常のネットの本のサイトでは全然取り扱いしない
本なんですよ。ですから以前の通りに本屋さんに
注文して、届いたら取りに行く、というように
しています。

本を受け取ったらあとは、うどん屋へ。
パッと見渡しただけでも4軒あるうどん屋。(笑)

今日はここ。

Konpiraya_3

(特段の理由はありません。ただ一番近かったというだけ。笑)

この店だと自動的に「温玉ぶっかけのひや」ということになるんです。
(この店では一番好きなメニュー)

Konpiraya2_3

これで280円です。
後たとえばこれにコロッケをつけても400円でおつりが来ます。
これがこの辺のうどんの普通の値段です。
うどんを食べて500円払った、っていうと、
「えええええ、ごひゃくえんもぉぉぉぉぉ。」とびっくりされますし、
うどん屋で1人前1000円払った、っていうと
この辺では「豪遊した。」と言われますから。

あんまりお金のことを言うのはいかがなものか
とも思うのですが、ちょっと説明をしておきますと、

日曜にオヤジと二人で別のうどん屋に行ったのですが
俺がぶっかけの冷とコロッケ、
オヤジが肉ぶっかけの冷の中(2玉)で合計800円でした。

2人でうどん食べても1000円でおつりがきます。
ですから一人でうどん屋で1000円使うと、それは「豪遊」という
ことになるのです。 というのか、「うどん屋で1000円分なんて、
どうやって食べるのさ??? 」って逆質問されます。

そういうわけで謙介のうどん屋での支出額は
大抵300円台で済みます。

あ、うどんの話で本の話はすっかり、忘却の彼方。
まぁあんなの専門書だし、言ったって、
「なんだそりわ」って言われるのは必定なので
本の話はおくことにして、
今日はこの辺でぇぇぇ。

|

« 激減 | Main | 田舎ならでは »

いなかのせいかつ」カテゴリの記事

Comments

ガラスのドーム、素敵ですね。
暑くないですか?(笑)
沖縄だと、台風ですぐに壊されてしまいそうです。
アーケード街も台風に耐えられるように作られているので、かなり重厚ですよ。
ガラスのアーケードは明るくて素敵ですね。

うどん、安いのですね。
日本でラーメン屋さんが繁盛しない地域が2県あるそうです。
それは香川県と沖縄県。
讃岐うどんと沖縄そばの安さに、ラーメンが太刀打ちできないからだそうです。
幼い頃、家の近くの沖縄そば屋さんでは、350円でそばといなり寿司1個が食べられました。
うどんも生活密着なので、安く美味しく頂けるのでしょうね。

Posted by: タウリ | 11. 06. 28 at 오후 10:18

---タウリさん
 どうなんでしょうね。強度。今度この通りに店のある知り合いに聞いておきたいと思います。大雨については、たぶんほとんど考えてないと思います。この辺って、瀬戸内海式気候で雨がすんごく少ないですから。たまに太平洋側の高知に行くのですが、同じ四国でこうも雨の降り方が違うかなぁ、とびっくりします。高知って傘をさしても仕方がない、という感じです。雨は上から降らないんです。もう雨粒が四方八方から当たってきます。そのうえ、雨粒がものすごい大粒で、、もう全然迫力が違います。瀬戸内側は、ぱらぱらとしか降らないような雨なので、たぶんこんなアーケードでも大丈夫なのでしょう。
ラーメン屋さんって、普通のラーメン頼んだって、500円以上はするじゃないですか。こっちだとうどんの小だと200円くらいですもんね。(笑)

Posted by: 謙介 | 11. 06. 28 at 오후 10:34

 先日,岩波の復刊を3冊ほど書店配送で注文したところです。
 沖縄にはきのくにやんはありませんが,代わりに西日本最大というジュンクンがあるので,うっかりそこを指定しそうになりました。
 ところがジュンクンは配送先として指定できなかったので,残念ながら(幸い?)地雷原へ足を踏み入れることはありませんでしたが(笑)

 そうそう,旧朝鮮総督府!
 あれはいい建物でした。趣味の悪い天守閣を載せたようなビルを建ててしまっていた旧日本としては,例外的に美しいものでしたのに・・・;;;
 どこか篤志家が現われて,日本への移設費用を出すとかしないものかと期待してたんですが。
 あの時だけは,彼の国の清算執念に恨が結ばれてしまいました・・・

 それはともかく。
 確かに,瀬戸内では雨が少ないですからねえ,アーケードもすかすかなのが多いですよね(笑)
 タウリさんも書いてるように,沖縄でこんなガラスのを造ったら,台風の強烈な風で2年と保たないでしょうね。それ以前に,夏場は紫外線と熱線で中がとんでもないことになりそう(苦笑)

 相方とよく行く讃岐うどんのお店も,確かに1000円も出したら豪遊できますね〜(笑)

Posted by: Ikuno Hiroshi | 11. 06. 30 at 오전 12:18

---Ikuno Hiroshiさん
まったくIkunoさんとか謙介にとって本屋は地雷原というのか鬼門というのか。(笑)
安易に足を踏み入れたら、、とんでもないことになってしまうのは必定の場所です。
実はこの商店街に(おそらく沖縄にもあると思うのですが、)「本なら何ん(ママ)でもそろう」の看板のM脇書店の本店があるんです。M脇書店はここからスタートしました。
そんな本屋がありながら、このまちづくり振興公社、きのくにやんを誘致したわけです。(結構やります。)
朝鮮総督府。本当にあの建物の保存か解体かも僅差だったと聞いています。時の大統領が日本嫌いだった、ということも影響があった、と聞きました。 現下のイミョンバク氏であればまた違った判断だったかもしれませんね。まぁ何とか自分の目で見られたので、よしとしています。
アーケードに使われた金属はステンレスだそうで、鉄じゃないんですって。鉄だと耐用年数が20年だそうですが、ステンレスは100年持つという触れ込みだそうで、、。本当でしょうか(笑)

Posted by: 謙介 | 11. 06. 30 at 오전 6:31

謙介さま、こんばんは。丸亀町?っていうんでしたか、あの商店街は。昔、営業をやっていた時代に、良く歩き回りました。私は、恐らくミラノか、ナポリのガレリアを商店街の人は真似たかったのかな、と思いました。ミラノは、ドーモからスカラ座に続く場所にあって、結構高級そうな商店街でした。高松は、全く庶民的な商店街な雰囲気でしたね。飲み屋も安いし。うどん屋が多いから、客単価が安いんでしょうかね。どうなんでしょう。市の南部のショッピングモールに客を取られないよう、頑張って欲しいです。

Posted by: まさぞう | 11. 07. 01 at 오후 8:19

---まさぞうさん
そうなんですアーケードの写真は丸亀町です。一本の商店街で言えば、大阪の天神橋筋なんでしょうが、高松の商店街の長さは合計すれば結構あります。(ご存知と思いますが。)丸亀町はそれでもやや高級で、このアーケード街の中にフランス料理の店もあるんですが、「オテル・ド・ミクニタカマツ」だったりしてお高いのです。そんなところへ行くのは、謙介の経済状況が許してくれないので、いつもこの辺に出たら、うどん300円で済ませます。魚は目の前の海で地の魚が入ってきますし、野菜も地元で採れますから、都会のように輸送コストがかからない分、原料調達の単価は安く抑えることができて、それで食べ物も安く食べられるのではないか、と、思います。田舎に住んでいると、スーパーで買う、というより、ご近所から野菜をもらう、ということが結構多いです。ただそれだと、同じ時期にいろんなところから、同じものをどーんといただくことになります。夏の雨が降ったあとは、きゅうりが30本とか来たことがあります。こうなりますと、いっとき、ずーっと同じものを食べ続けなければならない、という贅沢な悩みを抱えたりはします。

Posted by: 謙介 | 11. 07. 02 at 오전 9:31

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91870/52037469

Listed below are links to weblogs that reference 本が届いた:

« 激減 | Main | 田舎ならでは »