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11. 06. 14

地元のお菓子3種

さて、昨日はちょっと愚痴ってしまいました。
失礼致しました。
旧に復してまた書いていきたいと思います。

検索エンジンでキーワードを入れて言葉をチェックしてみたら、
「○件ヒットしました。」って出てくるせいか、最近では
やたら「件数」という言葉をあちこちで見るようになりました。

それはいいのですが、
お店、3件行きました、って、この表記もあちこちで
見るようになってしまいました。

建物の数え方の「けん」は、「件」じゃなくて「軒」ですね。
正しくは「お店3軒行きました。」ですね。

だからこの言い方だと明らかに間違いです。 
どうしてこういう誤用が起きるのでしょう。
発音が「けん」で一緒だから、字があってるかどうか
碌に確かめもしないで、ああ、これこれ、って
出てきた「件」を使ってしまう、からですかね。

たとえば京都市右京区の和食の店を検索して○件ヒットしました、
っていうんだったら「件数」なので「件」ですが、
「仕事の帰り、ブティックをに3件寄って、、」っていうのは変です。

(と、謙介が書いたのを見て、え? それって変なの?
なんてまさか言ってない、ですよ、ね? 笑)

たぶん「体系」と似たパターンの間違いの広がり方で、
そこにそう書かれてあるから、
見た人も「これでいいんだ。」って思い込んで
間違いが拡大していく、ということになっているんだろうと
思います。

俺の言語学の先生なんか口が悪いから、こういうのを
「アホの拡大再生産」とか「アホの伝播作用」とか
呼んでいました。
この先生、専門はモンゴル語で、俺、先生の授業
結構たくさん取ってたんですけどねぇ。
「せんせい、もんごるごおしえてください。」と言ったら
え、ああ、ふん。まぁそのうち、、とか
なんとかかんとか言っているうちに、、

モンゴル語がどういうものか
さっぱり分かっていないまま、、今にいたっています。


↑モンゴル語は習わなかったんですけど
河内弁で喧嘩するときのろくでもない語彙だけは
たんと教えてもらったような、、。(笑)

今日は職場の同僚が実家に帰っていた、と言って
それぞれお菓子を持ってきてくれました。
ひとつは月窓餅です。
なんかお菓子を包んでいる包装の茶釜の形がかわいい、
っていつもこのお菓子をいただくときに思います。

Gessou1

このお菓子、こしあんをわらびもちでくるんで
周囲に黄な粉をまぶした、というすごくデリケートなお菓子で、
その上、保存なんてできないお菓子でしたから、
遠距離の発送ができませんでした。
今は脱酸素剤を入れてパックしたものができたので
遠距離の発送も可能になって、通信販売もやっているようです。

でも、本質的に和菓子って本当にデリケートなものなので
やはり作ってすぐに食べる、というのが一番良いと
思います。
同じ鶴屋○信のお菓子でも、京都の今出川堀川の本店で
職人さんが作ってもらった上生菓子をすぐに食べるのと
日本各地のデパ地下で売っている同じ品を食べるのでは
全然味が違います。
やはりできたての新鮮なものがずっとおいしい。

Gessou2

同じお店の「若楓」という銘のお菓子です。

Wakakaede1


求肥の中に甘く炊いた大きな丹波の黒豆が
入っていて、色と味のアクセントになっています。
この時期のさわやかな感じのお菓子です。

Wakakaede2_2


もうひとつは大三島の神島(みしま)まんじゅうです。

Mishima1
大三島には大山祇神社があります。
「おおやまづみじんじゃ」はもちろん「おほやまつ かみ」
ですから「山の神」さまなんですが、
瀬戸内海の離島になぜ日本国中すべての「山の神」の
総本宮があるのでしょう。ちょっと不思議です。
でもまぁ海から離れた内陸にこんぴらさんもあるので
似たところはありますが、、。
包装紙を取ってみますと内側の箱はこんな感じです。

Mishima2
さらに開けると、、お菓子の品評会で優秀な賞を
受賞したんですよ、というしおりが入っていまして、、。

Mishima3

そのしおりを取るとこういうふうにおまんじゅうが
ならんでいます。(金色がいい味を出していると思います。)
このまんじゅうの真ん中の紋章は大山祇神社の紋章です。

Mishima4
大山祇神社の宝物殿はすごいです。ひとつの宝物殿の中に
頼朝の寄進した甲冑をはじめ、それこそ国宝が8件あります。

前にも言いましたがここの宮司さんは代々記念写真好きで
この神社に来た有名人とは必ず記念撮影をすることに
しているようです。古いところでは山県有朋とか若槻礼次郎と一緒に
撮った写真が回廊に掲げられていたりするのですが、
最近は藤原紀○と楽しげに撮った写真が
あったりします。

さらに包装を取ると、こんな感じです。

Mishima5

これだけ見たら、なんだ東京の浅草の人形焼とか
広島のもみじ饅頭と似た系統のお菓子じゃないか、
っていう感じなのですが、実はこの神島まんじゅう
香りが違います。島の養蜂業者の精製した
島のみかんの花からの蜂蜜を使っているので独特の
香りがするのです。

加えて中のあんこは白のこしあんです。
こぶりなお饅頭なので一個なんて
あっという間にぺろりです。

お店は大三島の宮浦という場所にあるのですが、
結構一度食べたらおいしいからまた参詣のお土産には
絶対買う、というリピーターが多いようです。

こういうお菓子って、全国的に有名ではありませんが
やはりその地元で長年支持されてきただけのことはあって
結構おいしいお菓子だったりします。

こちらにも このお菓子のように確かに
全国的に名の知られたお菓子、っていうのも
ありはしますが、(もっとびっくりするのは
今もこのコマーシャルたまにやっててTVで見たりします。)
地元ならではのお菓子を
旅したときにその土地の人から聞いて、
買って帰る、っていうのも旅の楽しみですね。


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Comments

僕も和菓子大好きです。
沖縄は和菓子が発達していません。
デパートで全国の特産品店があると、今まで見たことがない和菓子が売られることがあるので楽しみなのです。

鶴屋○信のお菓子、好きです(*^_^*)
定番の「京観世」と「柚餅」しか食べたことがありません。
「干菓子」というものを食べてみたいです。

謙介さんが紹介なさった「神島まんじゅう」ですが、見た目が「人形焼き」や「紅葉まんじゅう」に見えます。
基本は同じものなのでしょうか?

そうそう、明後日16日は『和菓子の日』ですよ。
タイムリーな話題ですね(^^)。

Posted by: タウリ | 11. 06. 14 at 오후 10:20

---タウリさん
実は今日、仕事帰りに高島屋に贈り物を買いに行ったのです。そのときに地下を通ったら、おっしゃるように和菓子の日のポスターがありました。ひとつはそれと、もうひとつは、今日はこういうふうにお菓子をもらったからです。沖縄はやはり沖縄の伝統的なお菓子が中心になるんですかね。でも、前に琉球王朝時代の献上のお菓子、というのを写真で見ましたが、それはそれは手の込んだお菓子みたいでしたよ。謙介、そこまでいかなくても、沖縄のお菓子を地元で食べてみたいです。仕事場の近所にブルーシールのアイスを売ってるお店があります。鶴屋○信はですね、干菓子より、日持ちのあまりしない蒸薯まんじゅうとか、季節折々で違った銘の生菓子を食べていただきたいです。お菓子の意匠がやっぱり京都の老舗だけのことはあって全然違います。
神島まんじゅう、本文に書いたようにみかんの花からのハチミツが入っているので、人形焼とかもみじまんじゅうとは違って独特のハチミツの香りがします。

Posted by: 謙介 | 11. 06. 14 at 오후 11:31

先日、大阪駅に新しくできた百貨店に行ってきたのですが、地下に赤福茶屋があるんですよ!
伊勢神宮の門前の御茶屋でしか食べられないと聞いていた、赤福氷が大阪で食べられるとはヽ(´▽`)/
久々で懐かしかったし、とても美味しかったです(゚ー゚)
そこでしか食べられないと言えば、母が伊勢名物の生姜板を食べたがっているのですが、色々探しても通販がないんですよ(´Д⊂グスン
こればかりは伊勢参りするしかないか、と思っているところです。

Posted by: mishima | 11. 06. 15 at 오전 11:57

---mishimaさん
生姜板は、おはらい町の内宮に近い二光堂がその製造元だったと思います。店先、看板におたやんが座っているところです。
http://www.nikodo.co.jp/product/order_ot.htm 二光堂のオーダーシートには、一応あるようですので、一度電話をかけて、地方発送してもらえるものなのかどうか聞いてみられたらいかがでしょう?

Posted by: 謙介 | 11. 06. 15 at 오후 1:09

日持ちのしないお菓子って食べたいなって思っても、現地に行かなければ買えませんし、すぐに食べきらなければいけないので難しいですよね。どこでも買えるようになると美味しくなくなっていたりしますしね。
誤変換の話ですが、私の携帯、十本て変換するためには「じゅっぽん」と打たないととダメなんです。で、「じっぽん」て打つと変換できないんですよ!このなんともいえない感じ、愚痴るところもないので謙介さんに訴えてみました。

Posted by: アリクイ | 11. 06. 17 at 오전 6:29

---アリクイさん
四国は八十八箇所のお寺がありますが、それぞれのお寺の近所に結構名物の餅とかまんじゅうを売っている店があります。そういう店のお餅とか、おまんじゅうは、添加物を使っていないので、一日の分、売ってしまったら閉店、ですし、2日くらいで堅くなってきたりしますし、地方発送だってしていませんし、、やはりその場所に行って、そこでないと味わえないものですね。そういうお菓子もまだまだ田舎にはたくさんあると思います。
それから携帯の語変換、あれってどういうふうになっているのでしょう。比較的若い層を想定して、の、語変換でしょうか。うちの姉の申すには、ちょっと難しい漢字になったら出てこない、ということを聞いたことがあります。後、ビジネス偏重とか。やはりそういうことで、もうちょっと幅の広い人に使える語変換があってもいいですのにね。俺もそう思います。

Posted by: 謙介 | 11. 06. 17 at 오후 1:08

そうなんです、私だって普段話している時は「じゅっぽん」て言いますが、携帯で変換するのでわざわざ正しい読み方で「じっぽん」て打ったら変換しないんですもん…小学校で十本や十分はじっぽん、じっぷんって読ませますよね?なんだか自信がなくなってきました。言葉は変化していくものですから、今はそんな風に読むのはおかしいのでしょうか…。

Posted by: アリクイ | 11. 06. 17 at 오후 2:37

---アリクイさん
実は似たようなことがありまして。お米の単位で「一斗」というのがありますが、この「と」が出てきません。この発音「いっと」という場合と「いっとう」という場合がありますが、どちらも出てこないです。「北斗七星」を出して、「斗」を出さないといけません。もうちょっと誰でも使えるような変換にしてくれぇ、って思いますよね。

Posted by: 謙介 | 11. 06. 17 at 오후 5:01

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