こんぴらミッフィー(こんぴら歌舞伎2011)
2012年2月追記
「こんぴら歌舞伎大芝居・駐車場アクセス」で検索して
このブログにこられる方が非常に多いのですが、これはあくまで
去年のレポートです。 例えば琴平町の駐車場の料金も
毎週値段が変わっています。 毎週変動しています。
打ち間違いではありません。 毎週、移動の途中琴平町内
を通るので駐車場の表示を毎回見るのですが、その都度
価格が変わっています。そういうことでこのブログを見て
変わっていたじゃないか、と言われても責任は持てませんので
あくまで2011年の参考ということでお読みください。
先週の土曜日、4月9日。
今年もこんぴら歌舞伎大芝居に
行ってまいりました。
今年は初日でした。
今年の座頭は高麗屋さん。
コウライヤって何なの、って?
歌舞伎役者の屋号です。
え? そんな屋号じゃ誰だかわかんない?
はいはい松本幸四郎丈ですってば。
え? それでもわかんない? えーっとね、
じゃあ、松たか○のおとっつあん。
だめ?
じゃ、このポスターの人。
おわかりいただけましたでしょうか?
新聞の桜開花情報を見ていますと、金刀比羅宮も満開近し
とのことでした。
参道の桜はこんなふうでしたよ。
折角ですから、こんぴらさんにお参りもして、
芝居だけでなくて春の一日、琴平で過ごす
ということにしたら、と 思いました。
今日からしばらくその時のあれこれを
書いていきたいと思います。
ということで、本日のタイトルです。
一体何なんだ、とお思いのかたの多いのでは
ないか、と思われます。
世の中では、存在する二つのものが結びつくとき、
なんとなくこれは分かる、という結びつきと
へ? という結びつきがあると思うのですが、
今回のはどっちになるのでせう。
「こんぴらミッフィー」
こんぴらは金刀比羅宮。
ミッフィーはベルーナさんのあのミッフィー
え? 結びつけるんか? たって、
ええ。結びついちゃったんです。
ほらね。下の隅にちゃんと金刀比羅宮とあるでしょ?
書院の入り口だってこれです。
どうして? って? さぁ、、、。
今年は「うさちゃん」の年ですし、、。
だから絵馬だってこうなっちゃっています。
いや、もちろん普通の絵馬もありますけど、、。
中の資生堂パーラーで桜アイスを食べたのですが
そのときもこんな感じです。
でも、現実は小説より奇なりです。
金刀比羅宮とミッフィーなんて
普通は結びつかないような組み合わせだと思いますが
合体してしまったのです。
今、金刀比羅宮の境内の高橋由一記念館で
ゴーゴーミッフィ展を開催中です。
(今月末まで)
ミッフィーが誕生して今年で55周年だとか。
ということは、謙介が生まれたときにはすでに
ミッフィーはあったはずなのですが、
謙介がうさこちゃんというのかミッフィーというのか
そういうものを知ったのは、高校生になって
から、という頃でした。 同じクラスの女の子が
持っていたノートか何かでそれがミッフィーだ、
ということをはじめて知った記憶がありますから。
でもうちの姉なんかはミッフィーなんて
子どもによろしくない、と怒ります。
ミッフィーは自分でスカートめくって、
パンツを見せたりします。
あんなことするなんて、、上品なお嬢さんの教育には
好ましくない、と
うちの姉はミッフィーに対してあまり
好意的な意見は持っていないようです。
まぁそれはそれとして、、。
展示としては、ミッフィーの原画ももちろんあったのですが
それよりブルーナさんが
どうやってミッフィーの絵本を作っているか、
どのような思考を経てそれが「物語」になっていったのか
その考えの過程がよく分かったのが
謙介は収穫だったように思います。
ひとつの物語を作るにあたって
いくつもの案や、おびただしいスケッチが何度も作られ
(ひとつの物語を作るのに、スケッチだけで10センチくらいの
高さの紙の量になります、と、ありました。)
そうした試行錯誤を経て、作者の頭で練られた物語が
できて、そうしてはじめてうさこちゃんが動き出す、
という過程を身近で見ることができました。
そういう意味で本当にいい勉強に
なりました。
明日からは順次書いていきたいとおもいます。
それでは今日はこの辺で。
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Comments
松本幸四郎丈というと,「黄金の日々」を思い出してしまう僕は,間違いなく前世紀の人(苦笑)
ミッフィーとコラボしてしまうなんて,意外にお茶目なんですね,金刀比羅宮って。
ほとんど解剖台の上でのコウモリ傘とミシンの出会い(笑)
Posted by: Ikuno Hiroshi | 11. 04. 12 at 오전 12:37
---Ikuno Hiroshiさん
そんなことありません。近畿圏だけだと思いますが「焼肉のはや」という店があって、「堺、黄金の日々、焼肉のはや」なんていうCMがありまして、たぶんようつべにも入ってるんじゃないか、と。なので、謙介も同じですね。(笑) しかし、境内のあちこちにミッフィがあったのは、ちょっとびっくりでした。子どもはキャーキャー喜んでいましたけれども。
Posted by: 謙介 | 11. 04. 12 at 오후 8:56
僕はミッフィーのファンなので行きたくなりますね
Posted by: holly | 11. 04. 17 at 오후 11:36
---hollyさん
本文にも書いたみたいにひとつの作品を作るにあたって、その試行錯誤のあともわかる部分もあって、そういう意味でもいい参考になる展覧会でしたよ。
Posted by: 謙介 | 11. 04. 18 at 오전 5:56