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11. 04. 12

こんぴら歌舞伎2011(その2)

2012年2月追記

 「こんぴら歌舞伎大芝居・駐車場アクセス」で検索して
このブログにこられる方が非常に多いのですが、これはあくまで
去年のレポートです。 例えば琴平町の駐車場の料金も
毎週値段が変わっています。 毎週変動しています。
打ち間違いではありません。 毎週、移動の途中琴平町内
を通るので駐車場の表示を毎回見るのですが、その都度
価格が変わっています。そういうことでこのブログを見て
変わっていたじゃないか、と言われても責任は持てませんので
あくまで2011年の参考ということでお読みください。

最初にお話しますが、
こんぴら歌舞伎大芝居・駐車場でクロス検索を
して、俺のブログを見に来られる方が毎年非常に
多いのですが、はっきり言って琴平町内の駐車場なんて
いくらでもあります。心配はいりません。

それよりもっと心配しないといけない
大きな問題があります。
それはトイレです。
(下に順を追って書いてありますから、そちらを
お読みください。)


          ×          ×


謙介、最近やっとまたもとのように
歌舞伎を楽しんでみることができるように
なりました。
いえ、学部生の時とかは楽しんでみてたんですけどね。
大学院に行って自分の専攻の上代文学以外に
近世文学研究っていう授業で、歌舞伎なんか
取ったのが、、まちがいのはじまりで、、(笑)
何せ受講学生は2人でしたから、きつい授業で、、

やはり楽しみは趣味としておいておくだけにしておいたほうが
いい、ということ、骨身にしみてよーっくわかりました。

でも、研究室や、図書館の書庫に入って
江戸期の浄瑠璃の床本を見たり、
旧家のお蔵で古文書を調べていたりするのは
結構好きでした。そういう昔の本を見ていると
いろいろなところに付箋とか符号、書き込みが
あったりします。そういうものを眺めていると
その時代(江戸時代)の人たちの息づかいが
じかに感じられたような気がしました。

前から言ってきたように歴史というのは
決して無味乾燥な年号の暗記の勉強だけでない、という
ことを改めて強く感じました。歴史は生きた人間の営みの
積み重ねだと思います。

冬場は寒い、凍えるような図書館の書庫で
江戸時代のお浄瑠璃の床本を何時間もかけて読んでいました。
物語のクライマックスで、どう盛り上げるのか
その感情をどう表現するのか。
たった1枚のひょろひょろした付箋ですが、
その付箋に込められた感情の表現のメモから
昔の人が、どうこの「語り」を表現しようとしていたのか
分かるヒントがそこから見えてくるのです。

それは舞台で見るひとつの完成された公演の
形態とはまた違った作品鑑賞でした。
確かに有名な役者は評判記だって出ているし
ちゃんと記録にも残っている。海老蔵だの團十郎だの
そうした人の記録はたくさんあるし、資料だって
整備されている。

でも、そうじゃない役者だってたくさんいました。いや、
そういう役者のほうが多かったはずです。

地方まわりの、その記録にしか出ていない
ような人もたくさんいて、、。でも、その当時の舞台では
人気があったり、、と、その時代の記録を見て
はじめてこういう人がいたのだ、とわかることもありました。

名優といわれる人、たとえば菊五郎なり、團十郎なりが
いたとしても、その周囲にそうした梨園の御曹司を
目立たせる役者さんがいたからこそ、の名優だと思うのです。

そうした目立たないけれども、その時代を生きた
役者さんの存在をやはり絶対に忘れてはならないと
謙介は思います。

名門の血筋ではない傍流の生まれだったために
本当はすごい実力を持ちながら、不本意な
役しかまわされず、そのまま役者人生を終えた役者さんも多かった
と思います。馬の足しか役に回ってこなかった役者さんも
いたでしょう。雲助の役とか、斬られ役専門とかいう
人もいたでしょう。そういう人のことについて
俺はやはり思いを致すのです。

だからあまり何代目のだれそれは、、という話は、
したくありません。
他の人はもちろんあっていいと思います。
(確かに歌舞伎が好きな人はよく
その話で盛り上がりはしますよね。)しかし、
謙介は、なるべくそういうお話は伺うだけにしようと
思っています。(といいながらたまに脱線するアホですけど。)


院生の時は勉強だったからしんどかったのですが、
最近、ようやっとそういうことを離れて
舞台を見ることができるようになってきました。
きっと最近は年取ったせいで、ずうずうしさが増したせいで
今ではあはははは、と気楽に再び見ています。

Nakanohashi


俺のブログ、この時期になると急にアクセス数が
異常に増えるんですよね。
というのも、こんぴら歌舞伎に行く人がどうも予習で見るようで、、。
奥の切妻の建物が金丸座(金比羅大芝居)です。


Ooshibaienbo

そういう人のために、注意点を事前にまとめて書いておくことにします。

まず公演の開始時間ですが第一部は午前10時半開場で
11時開始の午後2時終了。第二部は午後2時半開場の
3時開始で午後6時終了です。
照明は電気ですが、原則として江戸時代の芝居小屋の雰囲気
ということで、昼間の公演です。

次に駐車場です。今年は震災の影響で観光客が少ないので
駐車場であたふたすることもないでしょう。

俺はいつも鞘橋の近くの米屋の
やってる駐車場にとめます。ここだと時間無制限で500円です。
去年までは歌舞伎期間中だけ700円でしたが、
今年は500円据え置きです。駐車場が多くなったから
だと思います。)
琴平の街中に入ったら、うちわを持って駐車場はこっちこっち
と叫んでいる人がたーくさんいます。俺はそういうところは
あんまりとめたくないし、
土産物屋が2000円以上土産を買ったら無料、と
言ってる駐車場もありますが、土産を2000円買うのは
やはり高くつくと思います。
一番安くあげるなら、榎井の小学校の西に○ナカが
あるから、そこの駐車場にとめて歩く。これだとタダです。
でも、ものすごく歩かないといけません。

それからやはり讃岐とくれば「うどん」ですが、、。
実は善通寺・琴平のある仲多度郡は
うどんの水準から行けば、結構レベルは高い場所
なんですよね。けれども、こんぴらの参道は、、
やはり観光地ですから、、、、例外的にちょっと、、
はい。(これ以上は申しません。逆接の接続助詞で
なんとなく想像してください。)
琴平の街中でどうしても、うどんというのであれば
町立琴平小学校の東、土讃線の線路を
こえてすぐにおが○うどんがあります。
Ogawa1

隣の善通寺や・綾歌方面・多度津町に
行けば、もう感動するようなうどん屋がたくさん
あります。

次に食事ついでにお弁当です。
第一部の開始は11時からですから当然
間に昼ごはんの時間が入りますね。
大体が幕の内弁当というくらいですから
歌舞伎の観劇にはお弁当が欲しいところですね。
仕出し屋さんによっては大芝居の入り口まで運んで
きてくれるところもあります。
でもそんな仕出し屋さんは限られるので
自分の好きな弁当を買って持っていく、
というのもありですね。うちは家族で行くときは
仕出し屋さんに時間と場所指定をして頼んで持ってきてもらって
劇場の入り口で受け取ります。

芝居の前庭にはゑちごやが出店をしていて
そこでうどんとか簡単などんぶりものなら食べられます。
こんなふうにゑちごやの出店があります。

Konpira107


幕間は15分から25分ですから、何とか軽食は
食べられるとは思いますが、その後の
トイレは無理かもしれないですね。

こんぴら歌舞伎を見る前、極力水分摂取は
止めましょう。(特に女性)なぜなら個室のトイレの数が
圧倒的に足りないのです。

幕間は15分もしくは25分あります。
男性はその時間で十分間に合うのですが、女性は
その時間でトイレを済ますのは非常に難しいです。
どうしてもトイレに行きたいというのであれば、
芝居の幕が閉まったら、即立ち上がって誰よりも先に
履物の袋と半券を持って、
「ごめんなさんせ。ごめんなさんせ。」と言いつつ
仮花道を通って、玄関で履物を履いて、木戸を出、芝居小屋の外を
一気に左斜め前を駆けぬけて一秒でも早く、
トイレに駆け込む。 これしかないと思ってください。

行ったことのない人は、またぁ大げさなことを言って、と思って
いるかもしれませんが、のんびりと後のほうから他の方と
ご一緒になんて出たりしていたら、50メートルくらいのトイレの
順番待ちの列に並ばないといけませんよ。
後ろのほうだと絶対間に合いません。
次の幕間まで40分間、膀胱の差し迫った危機を抱えつつ
芝居を見る、なんて、芝居に集中できないじゃないですか。
そんなの不幸です。
それに次の幕間で必ずトイレに行ける、という保証も
ありませんし。ですからトイレの問題は結構重要な案件です。

それから劇場は江戸時代の建物ですから、施設は
当然バリアフルです。例えば升席に行くにも
幅15センチくらいの板の上を平均台のように
つつつつと歩いていかないといけません。
幅の広いほうの板の上を平均台のように歩きます。
これは芝居がはねてからですから人がいませんが
公演中は当然人でぎっしりなので
板の上を歩かないといけないのです。

Kanamaru5


が、何せ歌舞伎を見に来る人はご年輩の
方が多くて、この平均台上の移動に非常に難渋して
います。そんな板の上を器用に歩くなんてできないので、
大抵のじいちゃんばあちゃんは、縦横無尽に他の人のいる
枡席に侵入していって、他の枡席の人の座布団をドスドスと
踏み散らかして自分の席に行きます。
俺の見た土曜日なんか、一般観客は通行禁止のはずの
本花道をばあちゃんが「ここが近うて行きよいのぅ。」と言ってドスドスと
歩いていきました。ここまでくると、もう天下無敵です。

ですから、劇場の出入りの時間もそれなりに
余裕を確保しておいたほうがいいと思います。
劇場内を移動しているのは、あなただけではないの
ですから。
前にばあちゃんがいてごらんなさい、
通路が狭いし、人が多いから追越はできません。
そのばあちゃんが進む速度に合わせないといけません。
ばあちゃんの這うような速度に合わせて後からついていくのです。
とてつもなく時間がかかります。
お茶子さんだってプログラムは要りませんか? と
通ります。
したがって木戸から客席につくまでに何十秒かでいける、と
いうことはまずありません。何分もかかります。

金丸座の中の枡席は平場だと一枡あたり5人です。
前二人に後ろ三人ですね。その中では自由席なので
先に来た人がいい場所をとることができます。
なので一枡全部自分のところで、という人は
並びませんが、枡の中でよい場所を、と思う人は
並んでいます。

こんぴら歌舞伎、結構有名な人がこっそり見にきています。
なので客席に入ってあっちこっち眺めていると
芸能人とかテレビで見たことがある、という人を
見かけることもあります。

それから写真撮影ですが
一応切符にも、写真撮影はダメと書いてあるし
入ったら幕の閉まった舞台に二箇所
写真撮影禁止、と立て札がありますが、
そんなもの、一応、という感じです。
だからこんなふうに撮っていたり、、。(笑)

Makuai2


Hiraba

さすがにみなさん公演中は撮りませんが、
枡席で一緒に来た仲間同士が記念写真を
撮るなんてことは普通にやっています。
ただ謙介、そういうふうにはじまる前に
あちこち撮っていて以前一度注意はされたことはありました。

ですから写真撮影については大人の対応、ということでしょうね。
あくまで撮影はダメ、という原則がちゃんとありはします。
ですがその中で良識のある方法であればまぁ黙認、という
ところ。ただやはり緩い
規制はありますよ、ということでしょうか。

これは知っておいたら、と思うことだけ、ピックアップ
しておきました。

今回見たのは、第二部のほうでした。
というのが理由があったのです。
と、内容に踏み込んだことを書こうと思ったのですが
もう十分長くなってしまいました。
明日は、最初からの行程を書きたいと
思います。

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