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11. 03. 09

一度定着してしまったものは、、

今日は久しぶりに栄養士の友達と食事をした。
その時に友達が溜息をもらしながら言っていたのが
「まだ酸性食品とかアルカリ性食品とかある、
って思ってる人がいるんだよね。」 ということ。
こないだある地区に栄養指導のお話をしに行ったら
いまだにその酸性食品、アルカリ性食品、っていうのを
信じている人から質問が出たんだって。
「だからそういうのは、以前の考え方で今は
それは間違っていた、ということでそういう考え方は
ありません、って言ったら、その人怒り出すんだよ。
そんなはずはない、って。こっちが言いたいよ。
そういうのこそないんです、って。」

「だってさ、いまだにそれを売りにしてたり
するの、見かけるもん。 酸性に傾く身体を
アルカリ性食品の○○を食べてバランスを取りましょう、
とか書いてあるし、、。」
「そうだよね。こないだスーパーに行ったら、野菜売り場に
優れたアルカリ性食品! とか書いてあったし、、。」
一度そういう話が出たら、そういうの、って
直すのにすごく時間がかかる。 そんなことはない、
って言ったって、そういうふうに何の根拠もない間違った情報が
今もしっかり宣伝に使われていて、それを訂正するのは
よほどの時間がかかる。

卵だってそうだよね。
コレステロールが高いから一日一個にしましょう、、、
なんていまだに言ってる人がいるし、、。

卵なんて朝昼晩3個食べたって、コレステロールの値に
変化なんてありゃしません、って。
栄養士の友達もそう言っています。

謙介なんか大抵朝晩2個食べてるけど総コレステロールなんて
ずーっと140台だもん。
まぁ謙介の場合は低いのは主治医との
話し合いで、そういうふうにしてるだけだから。
高くなると薬の効果が落ちてくるから
あげたらいけない、って言われているので、、。
大体コレステロール値が低すぎると
今度は別の病気を誘発する
原因にだってなるしさ。
コレステロールだって脂肪だって生きていくのに
必要だから無いと困るのにさ。
前にも言ったけど、体脂肪一桁なんてどうするのさ、
って思う。

何の自慢にもなんないもん。病原菌の攻撃から
守ってくれるのが脂肪の役割なのに、それが少ない
っていうのは、オラ病気になりやすい身体だぜ、って
公言してるようなものだし。
だけど今の世の中、体脂肪が少ないと『自慢』になるような
風潮でしょ。

フィットネス雑誌って、どうしてもさ、スポンサー企業が必要だし
出稿する会社の製品をCMしないといけないから
どうしてもそういうのに影響されてしまう、っていう
ところが出てくるもんね。
だからやっぱり正しくないことだって平気で書いてあったりするし、、。

そりゃ、お料理の写真がこれでもか、って
載ってたり、かっこいいアスリートの写真が
出てるほうが、、さぁ、、。筋分析のなんとかかんとか
って文章しか書いてない論文集よりよほど
われわれ素人には訴求力があったりするもんね。

Eiyo2

最新号のターザ○、お昼ご飯栄養学の特集。
そりゃこっちのほうがおもしろそうでは
あります。

Eiyo3

コンビニのおにぎりのこと書いてあるんだけどさ。
コンビニのおにぎりと家で作るおにぎりに決定的な差が
あることは全然書いてないもんねー。


コンビニのおにぎりは製造原価を抑えようとして
古いお米を使う。古いお米だとふっくら炊けないから
それをふっくらとした新米っぽくごまかすために
油を入れてご飯を炊いてる。
油を混ぜて炊いたら、古古古米ぐらいの
ふるーいお米でもふっくらしっとり、あらま新米、
っていう感じに炊けちゃうもんね。

こないだ、コンビニのおにぎりで
どこがふっくらしたおにぎりか、っていう
アンケートをとってたけど、それって
どこのコンビニのおにぎりが油の含有量が
多いか、っていうことだと思うけどさ。(笑)

だから厳密に1カロリーでも惜しんで
ダイエット、っていうのだったら
その油の分だけカロリーだって上がってる、って
思うけど、そういうことはコンビニ各社に協力してもらって
記事を書いているから、そんなこと絶対に書けないよ、ねぇ。(笑)


そういうCMなんかに流されない、
学問的な正しさを追うのであれば、
そりゃ当然専門の学会誌のほうが
いいんだろうけど、でも専門雑誌とか
学会誌って、文字ばっかりで
その専門外の人間が読んだら
何もおもしろくないしさ。(笑)


Eiyo1


でもやっぱり理科系の学問って、進歩が速いもんね。
栄養学だってどんどん変化していくから
ちょっと前まではそういうことが言われていても
5年経ったら、もうそういう考え方は古くて使い物にならない、
っていうふうになってることだって結構ある。

鶏卵だってそう。
一日に2個や3個食べても全然問題ないし。

俺、常々その栄養士の友達が運動と結びついた栄養学の
本とか雑誌を貸してくれるから、仕方なしに
そういう関係の資料に目を通す機会が多いんだけどさ。

やっぱりオリンピックとかアジア大会の選手養成という
ようなことと、栄養学、っていうのは密接だなぁ、って
思う。いい筋肉とか体調管理を心がけようと思ったら
食事もやっぱりきちんと栄養のバランスとか回数とかよーく
考えて配慮しないといけない、っていうことなんですね。

はっきり言って外国人に比べて
貧相な日本人の身体を何とかしようと思ったら
身体の動かし方とか、そういう栄養のバランスにまで
踏み込んで何とかしないと、これからの世界相手じゃ
到底無理だと思う。

大体が『倭』っていう言葉の元の意味からして
ひねこびた小人、っていう意味だしさ。
倭、って矮小の矮に近い意味だもんね。
歴史的に時代によって日本人の体格は違ってたとは
思うけど、今の世の中、一番近くの韓国人と比べたって
はっきり人種が違うのわかるし、、。

ソウルにいたとき、よく蚕室(チャムシル)のプールに
泳ぎに行ったんだけど、そこでつくづく思ってしまった。
日本人と韓国人では人種がはっきり違うんだ、って、、。
日本人は骨格が華奢。ほんと骨が細い。それに比べて
韓国人は本当にものすごく骨太。骨格が全然違うもの。


そういう中で、世界の競技大会で
ほかの国に伍してなんとかして行こう
と思ったら、やっぱりそういう栄養学とか運動について
科学的に見て分析してその成果をどんどん取り入れて
いくしか方法はない、だろうしね。
だからものすごくこういう分野の研究が
最近は発展してる。


だけど、というのか、だから、というべきなのかは知らんけど、
オリンピック選手になったら
国とか競技連盟の予算で栄養士と調理師を
つけてくれてお食事の献立を考えてご飯を出してくれるんだってさ。
チョコばっかり食べてた、先日アエラの表紙に
出てた体操選手も、国の予算で栄養士つけてくれて
献立を考えてお食事出してくれてるそうな。

それでああいう成績につながっている、ということ
もあるって栄養士の友達も言ってた。


でもいろいろとこういう雑誌とか学会誌を見てきて思うのは
やっぱり栄養関係の情報って、学問的に正しいものを
手に入れようとするとすごく難しいなぁ、ということ。
ふつうに売ってるフィットネス雑誌はCMスポンサーの
影響受けているし、かと言って学問的な裏付けのある
学会誌なんかは難しすぎるとか、どこの図書館にも
置いていなくてなかなか見られないし、、。
いろいろとそういうものを見ていて、実感として
そう思った次第。

それから、一度そういうふうなイメージなり、答えが出てたら
(片方でどんどん進んでいるんだけど、)その新しくなった
知見に基づいて、今までの答えを改訂して新しいものに
変える認識を持ってもらうのって本当に
難しいことだ、って思った。

今日のびっくり。
また別の人に頼まれて、お餞別ののしぶくろ
の表書きをしたんだけど、
なんとこののしぶくろ、
べトナム製、っていうのに、びっくりした。


Etsunan

(今日聴いた音楽 銀色の道 歌 ザ・ピーナッツ
 なんだかこのところ、人生を考えるような歌ばかり
 聴いております。3月という季節のせいですかね。)

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