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11. 03. 03

通し校正

昨日は、今月出版するうちの仕事場の研究論文集の
通し校正を編集者全員で行った。
通し校正、というのは、論文集の原稿全部の最終
チェックの校正というのが本来の意味なんだけど、、、。

今年は論文が17編あった。
そのうち謙介が先にその論文全部を下読みをしておいて
最後にもう一度、どうしても複数の人間の目でみたほうが
良さそうな論文だけピックアップしてその論文だけを
チェックしてもらうことにしていた。
その論文のうちの一本が案の定結構いろいろな指摘を
受けて、何か所か書き直してもらわないといけない
表現があったので、執筆者を呼んで、表現を変えて
もらう作業をした。

後、それからタイトルチェックを行った。
これが本当の通し校正の作業といえると思う。
原稿そのものと印刷のタイトルがきちんと合っているか
どうかチェックする。
え? そんなの、5分で済むじゃないか、と言われそうなんだけど
ところがぎっちょんちょん。そんな短時間で済まないのですよ。
2時間は優にかかってしまった。

(おまけに今朝も8時から11時まで編集委員のトップから
合計23回電話がかかってきて細かな修正指示がありまして、
いい加減怒鳴りたくなりましたね。そこまで言うのであれば
あなたに校正原稿、これ、渡すから、直してよ、って。)

そりゃね、日本語だけだったら15分もあったら済むのですよ。
もうひとつ外国語のタイトルがありましてですね。
その外国語が、英語、スペイン語、ハングル、
と3つの言語があるわけです。そのチェックが要る。

3つの言語ともネイティヴスピーカー(母国語としている人)
に見てもらわなければならない。それで、見てもらって
こんな言い方はしないだろう、ということがあるから、
書いた本人を呼んで直してもらう。

たとえば、これは例なのだけど、
以前ソウルに住んでいた時に、市庁前で
チラシをもらったのですよ。
見たら「日本語を習いませんか? 」ってハングルで
書いてあって、「行っていらっしゃい。」と書いてあった。
行っていらっしゃい、ってさ、
ふつう、ネイティヴの日本人が「行っていらっしゃい。」という言い方を
するのか? 

となったら、これをお読みのあなた、行っていらっしゃい、なんて
普段の会話の中で言いますか? ということだってあるわけでさ。
文法的に間違いではないけれども、そんな言い方なんて普通は
しない、っていうのがあるからね。そういう書き方をしているのを
直してもらう。


それで終わりか、と言えば、そうではなくて
たとえば、英語の表記であれば、その表記方法を統一するか
各執筆者の表記に任せるのか、それでまたもめた。

たとえば、前置詞とか冠詞は別として、それぞれの単語の頭をすべて
大文字にするのか、それとも、最初だけ大文字にして後は
すべて小文字にするのか、というようなこと。

英語担当の人は、論文集なのだから、統一した綴字法に
して統一感を出すべきじゃないか、と言い、別の編集員は、そんなもの
専門によって、その学会学会で表記だって違うから、各自の表記に
任せたらいいじゃないか、と言い、、。
その議論だけで1時間以上かかって、結局は
各自の所属の学会があるから、各自の表現方法に
任せる、ということになった。

それで、他の編集員は非常に楽観的に
「そんなもの1時間で終わるわ。」と言っていた。
2時に済むぞ、って言っていた奴がいて、
謙介は、今までの経験からして
『そんな簡単に終わるなんてありえない。』
って思っていてさ。(だって今までの経験上、どんなに
早くたって、1時に始まって4時くらいまでかかったし、、。
4時で早いほう。)案の定終わったら6時半だった。
ほうら見ろ。

でもまぁ、いいや。
終わった終わったぁい。
今日のお昼前、印刷所にその最終校正済の原稿を渡しちゃったもんね。

発刊は今月の14日(の予定。)
何とか今年度も年度内の発刊ができることになりそうで
責任も果たせてホッとしているところ。


これでゆっくりとぎんたまと涼宮、、を
観ることができるのであった。

Gintama

読もうと思っていた雑誌もこれで読めるのぢゃ。

Zasshi1103

帰りに高島○に寄ったら、
なぜか仙台のもちべ○のずんだ餅を
売っていたので、買って帰っていただきました。
Zunda1

あまりにパックそのもの、というのも
趣がないので、お皿にうつしてみました。
Zunda2

ちょっと前に仙台に行った時に、ここはおいしいです、
とすすめられて行って食べたのより、今回の
もちべ○のずんだ餅のほうが謙介的には
おいしかったです。

(今日聴いた音楽 想い出のサンフランシスコ
 I LEFT MY HEART IN SAN FRANCISICO
 サラ・ヴォーン歌 1986年盤 なんだかたまに
 聴きたくなる曲なんです。)

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