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11. 01. 06

新年早々の「冒険」

お正月、といっても写真は2日のなのですが。
お雑煮におせちです。
おせち料理、例年通り、作りました。


Anmochi1


え? 今年のお雑煮ですか?
今年は年初から冒険に「ちゃれんじ」してみましたぁ。
ふふふ。
あんもち雑煮どすえ。 

Anmochi2


12月の20日過ぎにお餅を大量にいただいたのですが、
何の因果か、最終的にあんもちばかり残ってしまいました。

あんもち雑煮、あっちこっちで「案外おいしいよ。」
という声を聞いてはいました。
ちなみにうちは京都風の 丸餅を白味噌のお雑煮です。
「本当にあんもち雑煮はおいしいのだろうか? 」
という疑問が前々から
ありましたゆえ、
おもちもありましたので、
今回挑戦してみることに、、。
 
何せ今回はじめての試みでしたが、、
小さい子なら、まだ味覚も柔軟でしょうが、
大人ばかりのうちの家では、にわかに
この新しいチャレンジを受け入れるのには、、
柔軟性はありませんでした。
たぶんもう二度と作らないと思われます。

その雑煮を食しながらの会話。
「今度の大河ドラマの子、ぎゃぽの子か?」
「そうそう、ぎゃぽの子。」

ぎゃぽ、って、、、もう「のだめ」はとっくに
終わっているんですけど、、いまだにうちでは
ウエノさん「ぎゃぽの子」ということになっています。


2日の夕方、ホテルで宴会があったとき、
会にこられていた人たち(39人)に試しに
聞いてみたら半分くらい、このスタイルの
お雑煮を食べます、という答えでした。
普通に食べている、という連中からは
「えええええ。おいしいやーん。どこがいかんの?」
というお答え。
そんなもの食べたことのない、という連中からは
「よーもまぁ、そんな不気味なもん、食べるわ。」
というお答え。
これほど好き嫌いのはっきりしたお雑煮、というのも
ちょっと珍しいのではないか、と思いました。
あ、でも、最近の若い人は、お雑煮、そのものが
嫌い、なんだそうですね。


ホテルの宴会の時、バイキングスタイルで
会場の中央にお料理のお皿が並んでいました。
ふと見ると今は某施設でもって調理長をしている
かっちゃんが来ていたので、「この中でどれが冷凍食品チン
したものなの? 」と遠慮会釈なく質問をぶつけてみました。


すると、かっちゃん曰く、「これとこれとこれとこれと、これが冷凍食品やなぁ。」
「そんなん、全部やないか。」
「わははー 」
というお答えでした。でも、お正月のホテルのお料理、
どれもこれも片っ端から冷凍食品、、っていうのもちと悲しい。
いまや大きなホテルでは握り寿司も、寿司職人は
いなくて、手回しの機械で作っているのだとか。

シェフがコンロの前で寸胴鍋でスープストックを作ったり
フライパンを使って、、という厨房の風景は
いまやもう「無いんじゃないの。」とかっちゃんに
はっきりと言われてしまいました。
そういえば、そのホテル独特の、という料理というのか、
ホテルの名物料理なんていうのも、とんと聞かなくなりましたね。


いまや、どこのホテルでも似たような、
しかも日本全国同じ味の料理しか
出てきません。

プロのシェフのお料理は一体どこに行けば
食べられるのでしょう。

お正月中、お昼パタパタとパソコンを打って仕事を
していたのですが、そうしたら隣の部屋から
ずっとNH○のテレビをつけていたら自然に
天皇杯が始まったらしくて、そのまま開会の
セレモニーの音が聞こえてきたんですけど、、

開会式で国歌を歌ってた人、
最初の2小節「レドレミソミレ」の部分、
音程が外れていました。
プロの歌手なら、音程外したらあかんがな。

昨日もお話しましたけれども
本物、もしくは、プロという人たちの
技術の水準の高さについて、ということや、
それを受容する側の要求水準、って
今の世の中って、一体どうなっているんだろう、と
いうようなことを考えさせられた
今年のお正月だったのでした。

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いなかのせいかつ」カテゴリの記事

Comments

>謙介さん
 あけましておめでとうございます。
お雑煮、我が家の子供たちも嫌いですね。
因って、うちでは子供は焼餅、大人は雑煮
です^^;雑煮は、三重ではあっさり醤油
味に菜っ葉と刻みあげしか入っていません

 ホテルの料理、シルラ(ソウル)のは
おいしいと感じました。お値段がはるの
ですから、冷凍なんかではなく、オリジ
ナルのものを提供してほしいですよね。

Posted by: yoko | 11. 01. 06 at 오후 9:03

わ美味しそうなおせちですね。
ちゃんと人参さんも花形にカットしてあって面取りまでしてある…すご~い。さすが!
僕は、ここまでやってないです。
母は、目が悪くなったので料理ができないので
お煮しめ、圧力なべで大量に2回に分けて作りました。手抜き、お煮しめでした。汗笑。
京都風の 丸餅を白味噌のお雑煮なのですね。
お雑煮って、それぞれの地域で違いがあって面白いですね。

今年も仲良くしてくださいね。
良い1年に、なりますように!

Posted by: holly | 11. 01. 07 at 오전 12:20

 結局,要求する側の水準が低いんだと・・・。
 いや,低いというよりは平準化し過ぎてしまってるのかも。
 自分の中の絶対的な基準というものが失われてしまって,周囲に合わせてふらふらと揺れ動く相対基準しかもてなくなっている,という気も。

Posted by: Ikuno Hiroshi | 11. 01. 07 at 오전 12:55

---yokoさん
あけましておめでとうございます。
四国でも東の香川・徳島は味噌味のおつゆなのですが、西の愛媛はおすましのおつゆのようです。西だから味噌、と簡単に考えてしまいがちになるのですが、いろいろとこれは郷土によって差があって、それがまた文化とか地域性と結びついている、ということなのだと思います。
新羅ホテルは、やっぱり5つムクゲの特級ホテルなので、お料理もちゃんとしているのでしょうね。 韓国って料理人の異動が頻繁にあるので、こないだまでこの店はおいしかったのに、急に味が落ちた、っていうこともしょっちゅうあります。で、韓国料理になると、チャングムではないですが、女性が料理長だったりします。(フランス料理は男の料理長)そこがおもしろいなぁ、と思います。

Posted by: 謙介 | 11. 01. 07 at 오전 5:58

---hollyさん
いや、花型のにんじんはですね、うちあけ話をいたしますと、梅の花型の型抜きで押したんです。(笑)これは俺の仕事で、オフクロが面取りをしました。(やはりさすがです。)決して圧力なべが手抜きだなんて思いません。器具を上手に使って、時間短縮をしたり、要領よく作ることだって、この年末年始の忙しい時期には必要なことではないかと思います。hollyさんは家事以外に通常のお仕事だってあるのですから、そういうところで、時間短縮をはかって、てきぱきとされたんじゃないですか。それはそれでいいことだと俺は思います。 
 こちらこそ、今年もよろしくお願いします。

Posted by: 謙介 | 11. 01. 07 at 오전 6:03

---Ikuno Hiroshiさん
あけましておめでとうございます 加えてお誕生日おめでとうごさいます。
本当にそうですね。このお正月、自問自答してみたのですが、自分の中に、これだけは譲れない、っていうような尺度っていうのがだんだんあいまいになってきているような気さえします。 偉大なアマチュアは多いのですが、すごい、というプロの技術、というのが最近は、、とんと、、時代がそういうものを求めていないようなことになっているのかもしれません。だからいつの間にか適当なところでやっている、っていう人が増えたのですかね。でも、そういうのはとても大切な人ではないか、って思うんですけどね。

Posted by: 謙介 | 11. 01. 07 at 오전 6:08

私は今東京に住んでいますが、結婚してずっと私の田舎のお雑煮を作り続けています。東京では売っていない京菜は母に送ってもらい、お澄ましのお雑煮に仕立てます。夫も初めは首を傾げていましたが、今はすっかりなじんでしまったようです。東京のお雑煮は、料理本などで紹介されているのが一般的かと思っていましたら、東京の場所によっても変わるみたいですよ。
音程ね…緊張するとのどが締まってうわずりがちですが、言いわけにはなりませんものね。誰でも知っていて、誰でも歌える歌というのは難しいです、そこが腕(ノドですかしらね)の見せどころでもあるのですが。

Posted by: アリクイ | 11. 01. 07 at 오전 6:43

---アリクイさん
この間、東京に住んでいる関西の人がいかに東京で自分の郷土のお雑煮を作ろうとして、その材料を調達するか、という苦心談をブログに書いているのを読みました。 西日本ではどこでも普通に売っている「丸もち」でさえ、関東のほうに行くと、調達に一苦労する、と、あって、そういうふうなものなのか、と改めて大変さを知った次第です。それとともにやはりお正月は、その人の生育環境とかアイデンティティにかかわってくるような重要事なので、そうおいそれとは変更できないものなのだ、ということも知ったわけです。お餅を咽喉に詰まらせる、という事故が増えていて、それでもお年寄りが餅を食べるのをやめようとしないのは、こうした自分のアイデンティティと深く結びついている、ということがあるんだよな、ということも思いました。
 そうですか。東京のお雑煮も、山の手と下町と、さらにまた周辺部と、そういう比較をしていったら、また細かな違いがうかがえるのかもしれないですね。
 それから歌の音程ですが、やはりプロの歌手が音程を外すのでは、いけないと思うんです。前に紅白で自分の作った歌でさえ満足に歌えず、すっかり音程を外していた人がいましたが、それもどうか、と思います。やはりプロの歌手、というからには、少なくとも音程はちゃんと取って歌えるのが当たり前、って思うんですけどねぇ。

Posted by: 謙介 | 11. 01. 07 at 오후 2:56

お雑煮の材料を揃えるのはたいへんですよ!京菜といっても静岡京菜といって郷土野菜なので、以前プランターに種をまいたことがあります。芽が出て少し大きくなり、これなら大丈夫と思っていたら、鳥がきれいに食べてしまいました。以来母に送ってもらっています。白みそ、丸餅のお雑煮も作りますが、のんびりしていると白みそが売り切れるんです。大根も細いものは売ってないし。(家内円満とか言って輪切りにしますが、太いと大変なことに。)丸餅は最近見かけるようになりました。お節料理も色々違うようで、娘がリンゴ羹が好きだと言ったら誰も知らなかったそうなので、ローカルなものなのでしょう。あん餅雑煮、一回食べてみたいです!
やはりハレのお料理には皆さんこだわるのでしょうね、私は違う地方出身の夫と暮らしてから意識するようになりました。そういえば海外赴任の方たちも餅つき機をもっている方がたくさんいらっしゃいました。海外に居る方が、自分の生まれ育った文化にこだわりますよね。私も自分の出身地ではないところに暮らしているので、こだわるのかもしれません。
コメントのお返事にまたコメントするのって失礼なことでしたらごめんなさい。

Posted by: アリクイ | 11. 01. 07 at 오후 11:22

---アリクイさん
いえいえコメントのお返事にまた、っていうのは、全然失礼ではないです。会話ってそうやって続いていくものだと思いますし、、。やはり、お正月というのは、新たな年を迎えることができた、と、考えたらやはりおめでたい、と思います。そうですよね。他の地方に住んでいて、自分の生まれ育った場所の食べ物の材料をそろえるとなると、いまだ相当に難しい、ということは確かにありますね。俺もかつてソウルに住んでいたときに、お正月、お雑煮を作ろうとして四苦八苦しました。新世界百貨店の地下の食品売り場に行って、サト●の丸もちの真空パックをかってきて、白味噌は日本から送ってもらいました。そこまでして食べたいのか、って、(笑) でも苦労して材料を集めてまわって、食べたお雑煮は本当にうれしかったです。そういう自分の育った場所の、、という気持ち、だから俺もすごくよく分かります。

Posted by: 謙介 | 11. 01. 08 at 오후 1:34

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