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10. 12. 14

おされなぼうねんかぃぃぃぃぃぃ

土曜日。
仕事場の忘年会がありました。
いつも店を選択してくるのは
新しもん好きのうちの同僚です。
今回は「ろはすなべじたぶるれすとらん」で
忘年会を挙行することになりました。

行ったのは晩なので、お昼間の建物の写真を。

Kachimachi7


実はこの店、因縁がありまして。
以前、ヒシさんがこちらに来られたときに
この店がまだできたばかりで
お城の登り口のところで、店の人が出て
チラシを配っていたのです。で、そのとき
行ってみたのですが、開店したばかりで
店の外まで行列ができていて、結局
行くのを断念した、という店でした。

当日、実はちょっと早く着きすぎたんです。
というのが、日ごろ土曜日の晩になんて
市内に向けて車を走らせたことはほとんど
ないので、会場近くの駐車場までの
所要時間がどれくらいかかるか分からなかった
ということがありました。
盛り場を通るので、その日、渋滞しているか
いないか、にもよって来るでしょうし。
ちょっと早く着きすぎたので、
会場の店に行く前に、中央郵便局に行きました。

店の裏にこんな建物があります。
Akiyama1

え? 誰の家かって?

Akiyama2

そうです。坂雲の主人公、秋山兄弟は
ここで生まれたのです。(生家は復元)
もう暗かったので見学はできませんでしたが、
外から写真を撮りました。

途中「穴ホテル」の前にクリスマスツリーが
ありました。 
Ana2


なんだか不景気のせいですかね。
以前のツリーのような盛大さがなくて、
ちょっと地味な感じです。


郵便局に葉書を投函して、店に行くことに
しました。会場につきました。
Kachimachi1

時間が早すぎました。まだ誰もいません。
ちなみに後ろのゑは
今治の画家 MAYA MAXXさん描くゑだそうです。
後からこのゑのお値段聞いて
びっくりしました。
福沢先生100人分だそうです。

こっちもMAYAさんのゑです。
Kachimachi9


最近絵本も人気があるんですよね。

さて、時間になりました。
主催のあいさつがあって、宴会がはじまります。

で、あいさつをして、乾杯をしたら
みんな立ち上がって席を離れました。
というのも、ここの店、バイキングスタイルで
自分で取りにいかなくちゃいけない上に、
個室が2階で、お料理の並んでいるのが
1階なんですよ。


この店のお料理の売りは
ろはすーなお食事だそうです。
品々とお料理があるのですが、
全て野菜の料理で
動物性タンパク質がほとんどありません。
おまけにですよ。この寒いのに、
料理はほとんどサラダで、そのサラダ
氷の上に並べられておかれています。

Kachimachi8
後から隣の席にいたパートのおばちゃんに聞いたら
店に入ろうとしたときに、この店の前を通りかかった人が
この寒いのに冷たいサラダ食べるのなんて嫌だ、
という声が聞こえたとか。
ホンマ、その通りです。


サラダばかりでは寒かろう、というので、反対側にスープが
4種類ありました。

Kachimachi10


唯一食事のメニューの中で動物性タンパク質と思われるのは
反対側に置かれていた何種類かのスープの中の
クラムチャウダーのアサリだけです。
(後はデザート代わりのヨーグルト)
サラダも卵は一切ありません。
チーズもありません。
それがクラムチャウダーですが、
形のあったのはジャガイモだけで
後のアサリもその他の野菜も
全て裏ごしされてドロドロの状態でした。

韓国料理でチュオタンというのがあります。
分かりやすく言えばドジョウ汁です。
日本のドジョウ汁はドジョウが形のままで
汁の中に入っていますが、韓国のチュオタンは
ドジョウをすりつぶしてドロドロにしてあるので
ドジョウ、というのがわかりません。
そんな感じです。 
チュオタンのようなクラムチャウダー。(あーあ。)

加えてこの店で主食というのは生の食パンだけです。
横にカチカチのバターのポーションパックがあったので
これをパンに塗って、サラダをはさんで
サンドイッチにして食べろ、ということの
ようです。
しかし何が哀しいと言って、レタスサラダのサンドイッチと
クラムチャウダーしかない忘年会では盛り上がりようが
ないではありませんか。


2階にあがったら、チーズフォンデユの用意が
なされていました。でも串刺すものは
徹頭徹尾野菜だけです。
それもほとんど生です。
生のブロッコリーを生暖かいチーズにつけて
食べたり、生のやたら辛くてピリピリする
タマネギにチーズをつけて食べろ、というのです。

Kachimachi2


やれやれ。
仕方がないのでチュオタンクラムチャウダーを
スプーンで一さじすくっていただき、
サンドイッチをいただきました。
(それしか選択の余地がない。)

食べ終わって皿の中に食べ物が
なくなると皿を回収にこられるので
また下に降りて何か、と思いますが
例によって下にあるのは、精進料理の
サラダとスープだけです。

生野菜のサラダなんてどんぶり一杯食べたって
大した野菜の量を食べられるわけではありません。
そんなのだったら、小松菜の煮浸しとか、野菜の煮しめの
ほうがもっと実質的に食べられるはずです。

で、この店の野菜は有機野菜なのだそうです。

うちの実家はご近所から自分のところで
作ってる野菜が余ったから、と、いうことで
大量の野菜をいだだきます。
そういう野菜って
自分の家で自家用に作っている野菜なので
肥料は堆肥とか、台所からでたごみです。
これって農薬も使っていないし、
肥料だってそういう自然のものですからね。
有機栽培、っていうことになりません?
田舎の自家製野菜なんて
一々有機野菜です、ってことさらに
言わなくたって、全部有機野菜ですってば。(笑)


野菜料理をメインに出す、というのなら
どうしてサラダにスープだけでなくて
そういう煮た料理も出さないのでしょう。
こういうおしゃれな店に「おしょうゆ」の
臭いが(ここはあえてこの臭いの字にしておきます。)
するのは、おしゃれではないからなのでしょう。

でもね、大して栄養もないレタスを
高カロリーの油性のドレッシングを
じゃばじゃばかけて出したものを
食べたところで、何の栄養が
取れるというのでしょう。

薄味で煮た野菜なんて出てきません。
西洋風にサラダとスープだけです。

実質的とか正しいではなくて、健康にも配慮していますぅ
というポーズがあって、しかもそれを野暮ったく見せない。
そういうふうにおしゃれ感がないと
受けないのですよね。

それって、お店の経営だけじゃなくて
ブログなんかでもそれはそのまま当てはまりそうです。

以下は謙介の考えるアクセス数の多いブログの
三要素です。(笑)


1.生活感をむやみに出さない文章。
2.時に添えられるセンスのいい写真。
3.かっこいい管理人。

この3つがあればブログのアクセス数なんて
放っておいても伸びるように思います。

そう考えると
お店もブログの提示のしかたも
同じじゃないかな、という気がします。

こういう提示の仕方をすれば
いいのだろうな、ということだって
謙介はなんとなくわかりはします。
(まぁ管理人が全然いけておりませんが。)
生活感の薄そうな、かっこいい文章を書いて、
おされな写真を載せる、そういうのも
分かるけど謙介はしません、というのか、したくありません。
それは、自分の実態からかけ離れたものに
なりますから。
謙介なんて、ろくなヤツでないのに(会った方はおわかりでしょうけど。)
いくらネットの世界が仮想世界だから、といって、
俺は自分とかけ離れすぎた
バーチャル世界の自分のイメージを拵えたくないです。
そういうイメージだけが自分の手を離れて
一人歩きするの、って自分じゃない気がして
やっぱり怖いですもん。


ことを知ってるのと、実際に行う、っていうのって
そこに大きな溝があったりしません?
「勉強はすべきだ。しなくちゃ。」って知ってる。
「でもしたくない。」これですね。(笑)

まぁ、そういうふうなこととともに
人生あれこれと経験をしてくると、こんなふうに
一見オシャレそうには見えるのだけど、
果たしてその実質を考えたら、何にもないじゃないか、
っていうふうな店は、一度行ったらそれでいいや、という
気になります。 どうしてか、といえば
現実に根ざすとか、厳しい経験に裏打ちされた「実」が
ないから。

歳取っちゃうと、どうしてもそういうところを見てしまう、
というのか、そういうところに目が行ってしまうんです。
そうすると、足元が見えてしまう、というのか、
簡単に馬脚をあらわしてしまうような
底の浅い店に行っても仕方ないやん、って
思うようになってしまうのです。

若いうちはどうしても「外見」で見てしまう、というところが
あるんでしょうね。 イケメンがいい、
っていうのもそういうことの延長線上のこと
なのかもしれません。(笑)
でも、前にも言ったけど、イケメンである、
というのはその人の属性ではありますが
それだけでしかありません。人生で生きて何をしたのか
何をするのか、何をしようとしたいのか、
と問うた時に、ボク、イケメンです、が解になりますか?


で、こういう「おしゃれに、そうして
栄養も考えているんですよー」というポーズを
取ってる店っていうのが「ポリシーがあっていい。」とか言って
共感されて都会では流行るのだと思います。

ひところロハス、っていうことばが言われましたけれども
あれを言ってたのって都会だけだったんじゃないですかね。
田舎なんてそんなこと一々言わなくたって、
ずーっとロハスですし。


それにしても、レタスのサラダとスープじゃ、食べても
すぐおなかが減ってしまいます。
こういうのをことわざでいうところの「粥腹もいっとき」、なのだろう
と思います。 レタスばっかりのサラダに
スープなんて、お粥といい勝負だと思います。

あ、食後にはフルーツとヨーグルトです。
Kachimachi11

セルフサンドイッチにスープに
ヨーグルト。チーズフォンデユと
飲み放題をつけて、これで会費が6000円です。

まぁ謙介はすすんでこういうおしゃれな店に行かないので
まぁ世間にはこういうところがあって、こういうものが置いてあって
こういう方向性で提示をすれば、受けるのかぁ、なるほど、
という社会見学にはなりました。
6000円はその経験の学習費、ということに
しておきましょうか。(笑)
それにしても高かったけど、、。


おされでろはすなのも結構ですがね、この店を忘年会の場所に
選んだやつ、もうちょっとシュチエーションとかコストを考えろよぉぉぉ、
と思いました。 
次からは俺が選びたい。 
だってこの店を選んだ人、いつも自分が行きたい店を
選んできてて、他人が選ぼうとすると何だかんだ
と言って選ばせないようにします。
別に俺が何もしないわけではないのです。
次回からはこちらもはっきりと条件を出して行こうと
思った師走の週末の夜でした。


Kachimachi3

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Comments

謙介さん、こんにちは。

六本木とか青山に行けば、同じような店が東京にもあるんでしょうね。絶対に行かないと思いますが。

今の会社の今年の忘年会は、丸の内のおしゃれなビル(赤レンガで復元したビルの一角でした)で飲み放題でしたが、4500円でした。高い、と思いました。今や東京でも5000円となると、参加者は多くないのでは、と思います。普通幹事は何とか3000円台、せめて4000円台にしようと努めますね。

健康的と、ファッションとしてのエコとかロハスとは別物なので、商業主義としてのエコをまとった安物を高く売りつける商売なのではないでしょうか。

Posted by: まさぞう | 10. 12. 17 at 오전 7:31

---まさぞうさん
 そうですよね。こちらでも、普通忘年会の幹事は、今はどこの家でもこういう緊縮財政の折ですから、値段が安く、しかも品数が多い、という店を探して、場所に選定すると思うのです。 こちらでも、謙介的な感覚ならば、お料理が3000円までで、それにお酒を飲む人がいますから、飲み放題の1200円くらいをつけて4000円前後で収めるようにしています。道後のホテル・旅館なんかでするとそれにさらに温泉無料入浴、っていうのもサービスについていて、お得感が(笑)、、です。
よくここでも取り上げるのですが、フィットネスでもこうした食べ物でも、どうもファッション感覚とか見た目で、語られることが多くて、学問的に正しい、というものは敬遠されてしまいがちです。その辺に俺の場合はなんだか「そんなのいい加減じゃないか。」って思う気持ちがあって、どうしても納得できないんですよね。そうですね。

ファッションとしてのエコとかロハスとは別物なので、商業主義としてのエコをまとった安物を高く売りつける商売

ですよね。かっこいいことを言いつつ、その足元は??? なので、ちょっとなぁ、と思う次第です。

Posted by: 謙介 | 10. 12. 17 at 오후 1:45

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