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10. 06. 15

おっさん放談@○亀製麺(その2)

昨日のニュースにこんなのがあったのですが、これがどうしてニュースになるのか
正直よく分かりません。
うどん屋の中には、ダシをタンクに入れてあって
その横についている蛇口をひねってうどんつゆを出す、
という店なんてよくあります。


Jyaguchi_2


うちの近所のうどん屋でもそうです。
ちなみに、愛媛県の各家庭には
蛇口が二つあって、ひとつは水道、もうひとつは
ぽんじゅーす、というのは、、、どうなんでしょう。(笑)


しかし、「おっさん放談」って自分でつけたタイトルですが、
まったく「みもふたもないタイトル」ですね。
もうちょっと何とかしなくっちゃ。(笑)
でもまぁ、そういうタイトルにしてしまった以上
しかたありません。
前回の続きです。


ドアを開けるともうひとつドアがあって、ちょうどファミレスの
入り口のような構造。
入るとお店の人が口々にいらっしゃいませーと言ってくれる。
「オレ、はじめてじゃが。うどん屋入って、いらっしゃいませ、や言うて
もろたん。」店の中の内装は木を使いましたぁ、という雰囲気。
なんとまぁ低くBGMまでかかっていてびっくり。
入ってすぐのところにこれみよがしにうどん用の小麦粉が積んである。

「ここのうどん粉は大黒げなぞ。」
「大黒、って聞いたことない粉やのー。 紅あひるとか緑あひるは
よう聞くけど。」
「オレも知らんわ。ええんかのー 」
「わからん。しゃーけど、この袋、○特マークも、
○香マークもついてないぞ。」

ちょっとここで解説。
製粉業者は香川県のうどん屋さんへは、
通常の配合とは違う特別な配合・品質の
うどん用の小麦粉を出荷している。

で、そのうどん用小麦粉は
他の地方に出荷するのとは違って、
袋に○に特、もしくは○に香川の「香」をつけた
表示がついている。↓ こんな具合。

Suzume3

Sirotubaki3


香川県向けのうどんの粉にはこの印が
ついていて、他のところに出荷する粉は
これがついていないのだ。
そのマークが、ここにおいてあった
大黒にはついていないということを
彼は言ったわけ。
「神戸の会社やけん、やっぱり付いて
ないんと違う? 」

(後で調べたら、大黒 はアメリカ産と
カナダ産のブレンドの粉で、それもうどん打ち用の
粉でなくて、そばのつなぎ用の粉であることが
判明。でも、なぜそばのつなぎの粉なんだろ? )


入ると、すぐに釜場があって、そこを曲がったところに
注文を受けるところがある。
スタイルは、はな○うどんと同じシステムで、
うどんの種類を注文して、うどんが出来上がって
来る間に、てんぷらとか、いなりずしとかを
自分で取って、出来上がって渡されたうどんとともに
最後に会計をする、というもの。
「こんなん、どこっちゃセルフでないでないか。」
「まぁ他所の人はこれでも十分セルフなんやと思うけど。」

ここで何度も書いたけど、
われわれの言うセルフというのは、
麺の量を言申告して、どんぶりに入った麺を渡してもらったら、
全部客が後のことは自分で行うもの。

どんぶりに入った麺をお湯で温めて、

Kasuga7
ダシをかけてネギをすくって
天かすをかけて、というのは全部食べる人間が自分の好みのように
行う。これがまぁ、こっちのセルフなわけで。


Tenkasu


でも、これは他所の人には急にしろ、と言っても
無理かもしれないなぁ。
先月、実家の近所のうどん屋に行ったら、
たぶん連休でうどんツアーに来た人なんだと思うけど
うどんの大、と言ったら、どんぶりに入った
うどんの玉だけ渡されて、ええええええって
立ち尽くしている人が結構いた。

全部自分でするんですよー、
って、店のおばちゃん、出てきて教えてあげていた。
地元の人間がどんぶりに入ったうどんだけもらって
さっさとゆでてネギとかダシをかけて
食べているのを見て、ようやく納得、という感じだった
みたいだけど、、。
でも、システムは分かっても、いきなり麺のテボを
使って麺をあたためて、そこにネギや天かすを
かけてということにはならない。
(でも見よう見まねで何とかやっていたけど。)

「そうしたら、こだわりの釜揚げ、って書いてあったから
その釜揚げにしようかの。」
「そやの。」
「釜揚げ小2つ」とお店の人に注文する。
先にめんつゆを渡される。やや遅れて小さな木の桶に入った
うどんが来る。
まだ釜担当の人が慣れていないのか、見ていたら、ふたりで
ああだ、こうだと言いながらやっている感じ。


カボチャのかき揚げというのがあったので、それを取る。
おかずになるようなものは、てんぷら関係だけなので
ちょっと寂しい。
フライのバリエーションも少ないし、、。
第一、おでんがない。(うどん屋におでんがないなんて!!!。)
巻寿司とかおはぎもない。(いなりずしはあったけど。)
えええええ、そんなものもあるんか、って?
地元のうどん屋にはそんなもの、普通に置いてあるのよ。
寂しい。

(これはさいきんのかいしゃけいえいがくで
いうところの、しほんしげんを、とくいぶんやに
しゅうちゅうさせるというやつですね。)

で、お会計。
釜揚げうどんが280円。かき揚げが140円で合計420円。
友達がレジを離れた後、小声で言う。
「お財布に優しくない値段やのー。」
「そら、地元みたいには無理で。」
地元だとうどんの小は大体190円から200円ちょっとくらいまでで
かき揚げは100円程度だから合計しても、ひとりの出費は
大体300円台というのがわれわれのうどんの値段の感覚だ。


Ueharaya2
(これで300円くらい。)

300円という値段が普通と思っているので、
420円というのはやはり高い、と思う。
80円足したら、500円になってしまうもの。

レジを通ったところにネギとかおろししょうがが置いてあって
それをめんつゆの容器の中に入れてお召し上がりください、
とある。しょうがはたくさん入れていただいたほうが、とか。
その横に水とかお茶のサーバーが置いてある。

つゆの中にネギとしょうがを入れて、水を取って
席を探す。
奥のほうの椅子席に空いている席があったのでそこに座る。
「かき揚げ、まぁ大きいことは大きいけど、やっぱり140円は高いのぉ。」
「こなに大きくなくてもええんちゃう? 」


Marumen2


「それではいただきまーす。」
「麺は、まぁまぁやな。オレ、あんまり太いん好きで
ないんや。かと言うて細いんも嫌やけど。」
「そやけど甘いわ。このつゆ。」と俺が感想を言う。
「うん。甘い。」
「あ、これ、あれと違う? 」
「何? 」
「ヤマ○のめんつゆ。」
「オレ、ヤマ○のめんつゆ使うたことないんや。
めんつゆは、ばあちゃんがいりこのダシでつくるか
鎌○のだししょうゆ。」
「ヤマキのめんつゆと同じ味やで。甘いわ~。甘すぎ。」
「あ、そうか。」
「どうしたん。」
「おろししょうがをたくさん入れてくださいね、っていうのは
そういうことだったんや。」
「つゆが甘いから、しょうがで加減してね、と。」
テーブルの上には、そういうてんぷらの用の
だしソース、というものが置いてあったり、
おろしゴマの容器があったりした。
おろしゴマをめんつゆの中に入れると
香ばしい。
だしソースは、やっぱりこのてんぷらに合うように
考案したのだろう。これはこれでおいしかった。
でも、ソースも甘い。めんつゆも甘い、で
それはちょっとなぁ、とも思ったけど。

と、ふたりでぶつぶついいながら
食事終了。
「麺はなるほどがんばっとったけどのー。こだわっとんは分かったけど。」
「はな○みたいにゆで足りなさすぎでゴリゴリ
しとらんかったし。」
「はな○は、固すぎじゃわ。うちではみんなゴリ○うどん言う。」
「あそこは来客に波があるから、うどんゆでて時間が経っても
のびんようにせな、と思って、ちょっと固めにゆでて
少しでも延びる時間を遅くしとんと違う? 」
「しゃーけど、まぁここはその麺はよかった。けど、、」
「めんつゆがヤマ○ではいかんが。」
「ほんまほんま。」
「はな○よりかはまだええけど、しゃーけど、ここに食べにくるか、
言われたら、、微妙やの。うどんとてんぷらで400円以上する、
言うんはやっぱりオレらの感覚からしたら高いわ。」
「それだったら自分の家で生めん買うてきて、
それゆでて、しょうゆをちゃっとかけて食べたほうが安あがりや。」
「そやそや。」
「まぁ食器洗って、片付けまではせんでええ、というところかのぅ。」
「値段もちょっと高いし、、。」

ということで、お店、こぎれいで、確かにがんばっては
いるんだけど、、めんつゆが甘いのと、てんぷらとかのサイドメニューを
一緒にとったら500円近くになるのでは、、そうしょっちゅう
通えそうにない。
ということで、また行くか、と言われたら、微妙やな、と
おっさん二人は、言うことだけ山のように言いながら
店を出たのだった。

追記:三重の津の友達に聞いたら、津にもこのうどん屋
あるらしいのだけど、麺を茹でる時間が担当者によっていろいろみたいで
「3回に1回はふにゃふにゃの麺が出てくる。一定してないんやわ。」
という話だった。 でも、こういう店って、それこそ
うどんつくりのマニュアルって、ないのかしらん。

話は変わって。
こないだゑちごや近くを通りがかったらあったうどん屋

Uchimachi_2

この店の店名は「ゴッドハン○」だけでなくて、
「地上最強のウドン・ゴッドハン○」
だってさ。
しかし、一度見たら忘れられないこのインパクトは
どう?
もちろん店名に負けずにうどんそのものもおいしかった。

        

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Comments

全部自分で作るうどん、やってみたいです!!!
写真のうどんにかけてあったネギ、実家と同じ細いネギなのでちょっと懐かしくなりました。ネギといったらこれで、すき焼きにいれるようなのは、太ネギとか肉ネギとかいうものだったのですが、東京に来たらネギは太いほうを指していて、うどんにもそばにも太ネギがついてきました。どちらでも嫌いじゃないのですが、謙介さんの写真を見てずいぶん「アサツキ(細いほうのネギはこっちの名前で売ってます)」かけてあるうどん、食べていないなぁと。

Posted by: アリクイ | 10. 06. 16 at 오전 6:40

----アリクイさん
 す、すごい観察眼でいらっしゃいますねー。そうなんです。こないだこの○亀製麺に行ったときも、書かなかったのですが、二人で、ダメね、と言ったことに、このネギの問題がありました。やっぱり細ネギじゃないとダメなんですよ。ちなみにうちの実家では細ネギはプランターで、自家栽培(笑)水は風呂の残り湯の冷えたものでやっています。なので、いつしか家族が「風呂場ネギ」という変な名前をつけてしまいました。

Posted by: 謙介 | 10. 06. 16 at 오후 10:56

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