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10. 06. 02

かっこええ駅名

昨日、友達から本のことで電話があった。
用事というのは、「その本の正しいタイトル、なんて言うたやろか。」
ということだった。


たとえば、これは本じゃないけど、
商品名がもう固定化してそれを代表するような
名前になってる、なんて、よくあることだよね。
ステープラーのことをホッチキ○と言ってみたり
電子オルガンのことをエレクトー○と言ってみたり。
化学調味料が味の○だったり。
大抵の人は、ホッチキ○って言ってるって思うけど、あれは
商品名であって、正しくはステープラーって言わなくちゃ
ならない。たって、みんなホッチキ○で頭にインプット
されてると思うけど。

それと同じで、本のタイトルも専門の人間同士だと
もう「集成」とか「大系」って言ったら、ああ、あれね、
って了解されてしまうものがある。
(だって、それでもうお互いに理解できるしさ。)
だけど、図書館のOPAC(蔵書目録)だと
そんな略称では出てこないから、
えーっと、えーっと、この本の正しい名前は何やったかなぁ、、
なんて改めて思い出さないといけない、という
ことになってしまったのだ。
で、友達が電話してきた、ということだった。

そういうことって、人の名前でもあるよね。
通称とかニックネームで呼んでたのが
ある日突然結婚とかするようになって
その時にはじめてそいつの名前を知った、とか。
俺の大学の時の同級生にもタカヤママサルくん
っていうヤツがいたんだけどさ。
で、4年経って学部の卒業式になってさ。
卒業生名簿を見ても、タカヤマくんが
いないの。いや、本人は俺の前にいるから
卒業するはずなのに。でも名簿にないの。
彼の名前のところを見たら、崔、、って書いてあってさ。
その時、今までのタカヤマは通称名で
戸籍上の名前は崔っていう在日の人だったんだ、
ということが分かった。

で、本の名前はめでたくすぐに分かって、
その後、雑談に。
その時に出てきたのが「かっこええ駅名」って何がある?
っていうの。
「何が出てたの? 」って聞いたら、
「天空橋」とか「天王洲アイル」とか。
「何か羽田関連の(笑)駅名ばっかりやね。」
「やっぱり空港、っていうので、施設にも近未来の
ちょっと個性的な名前をつけたから、その影響やろか。」
「どうかなぁ。」
「関西もあった?」
「学文路(かむろ)とか。」
「お、南海電車やね。」
「極楽橋も。」
「もう、これは、南無大師遍照金剛、言わんとあかんなぁ。(笑)」
(関西以外の人のために言うと、学文路、も極楽橋も
南海電車の高野山に行く路線にある駅なので。)
「謙介は? 何かある? 」
「俺は決まってんねん。」
「どこ? 」

Hankyu1

「雲雀丘花屋敷。」
「おお、ゴージャス! 」
「そやねん。この駅名、全部漢字、言うところが
かっこええねん。 仮にこれが「ひばりが丘」だったり、
「花やしき」だったら全然あかんねん。実際書いてみたら、
「ひばりが丘花やしき」って、全然締まった感じがせえへんもん。
そこをやね、漢字で「雲雀丘花屋敷」っていう表記になってる
からインパクトもあるし、かっこええ、っていう感じがすんねん。、、、、
それから後、他にどんなのがあってんな。」
「謙介の以前住んでた、、。」
「あ、分かった。皆まで言うな。 帷子ノ辻(かたびらのつじ)やろ。」
「そうそう。それから、、。」
「後は、蚕ノ社(かいこのやしろ)、とか鳴滝違う? 」
「蚕ノ社は入ってる。鳴滝はなかったみたい。」
「嵐電は個性的な駅名多いさかいな。」
「あ、ご推薦の雲雀丘花屋敷も入ってるわ。」
「後は? 」
「大阪では喜連瓜破(きれうりわり)。」
「あ、喜連瓜破が入っていたら、
野江内代(のえうちんだい)は? 」
「野江内代はあらへんかったわ。」
「えええええ。野江内代がかわいそうやし。
何で入っとらへんのやろ。俺なぁ、思うんやけど
のえうちんだいの中の、この「うちんだい」って
いうところの発音がどうにもかっこええ、って思うんやんか。
撥音便化してるところがええ。もうゾクゾクしてしまうねん。」
「オマエ変ってるわ。やっぱり。」
「アホか。今ごろ気づいたんか。」
「いや、前からそう思うとったけどやな。、、後はどこかある? 」
「柴島。」
「これ、絶対、近畿圏以外の人間は「しばじま」って読むよな。」
「柴島、って書いて読みは「くにじま」なんて誰が読むか。」
「でも、なんで柴島やねんな。あんな水道施設しかあらへんような場所。」
「いや、あの近くにマンションがあってな。そこに、俺、以前、ちょっと
ええなぁ、って思ってたヤツが、、。」
「はいはい。分かりました。そういうことね。」
「え、後、好きな駅もうちょっとあるで。トンデムンウンドンジャン、とか。
ノリャンジンとか、」
「アホ。それ、外国やろ。」
「ソウル。」
「もうええわ。」
というようなことで、好きな駅名大会のお話は終わったのだった。

ところでこれをお読みのみなさんが思うかっこいい駅名、って
どこでしょう? 
え? 大歩危(おおぼけ)ですか?
何だったら、今度ご案内しましょうかぁ?(笑)


また、みなさんに「俺的には、これがかっこいい駅名なんだ。」
っていうのがあったら教えてくださいねー。

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Comments

ツイッターでも同様のアンケートがあったのですが、「かっこええ駅名探し」が流行ってるのでしょうか(*´Д`*)
僕のいちばんオススメは清澄白河ですね。東京の地下鉄駅なので、まったく土地勘ないのですが。
滋賀県ですと紫香楽宮跡駅(しがらきぐうしえき)がロマンありますね。貴生川(きぶかわ)は難読駅名かな。

Posted by: mishima | 10. 06. 04 at 오후 12:34

---mishimaさん
 清澄白河、以前、サイトのリンク先のぽりたかさんと月島にもんじゃ焼きを食べに行こう、ということになりまして、地下鉄で通りましたが、なーんだ、というようなそっけない駅だったです。(笑) ソウルの清涼里と同じようにイメージ先行かもしれません。貴生川は、懐かしい。その隣の三雲に書道の楷書の先生のお宅がありまして、時々、見ていただきに通ったことがありました。その時、貴生川へも何度か。ここから電車で彦根に行ったりしましたし。九州の隼人駅だって普通にかっこいいし。やっぱり伝統のある駅名は一味違う、ということでしょうね。あ、九州でかっこいいの、雑餉隈がありました! むしろ難読のほうですかね。(笑)

Posted by: 謙介 | 10. 06. 04 at 오후 3:30

 ・・・食いつくまいと我慢してたんですが,やっぱりムリでした(笑)

 石動ってどうでしょうか?
 野郎臭く,男衾とか(笑)
 高鷲ってのもいいかなぁ。

 個人的には「上士幌」ってのが一番かっこいいと思ってるんですが(・・・って廃線だし)

 難読なら,西日本の特牛で決まりっ!!!

Posted by: Ikuno Hiroshi | 10. 06. 06 at 오후 11:53

---Ikuno Hiroshiさん
 折角お書きいただいたのに、お返事がすっかり遅くなってしまって申し訳ありません。よっこらしょ、という感じで戻ってきました。
 「いするぎ」ですか。なるほど。で、かっこいい、と言えば、時々、自分の小説の登場人物の名前に使ったりしている人がいます。(いえ、俺は使っていませんけど。笑)こないだ松崎○先生のマンガを見ていたら、苅田とか行橋とかあって、あ、九州の地名でまとめましたね、というようなネーミングがありました。ホント、挙げてみたら結構いろいろありますね。今回のことで、新たな発見がいろいろありました。

Posted by: 謙介 | 10. 06. 08 at 오후 6:15

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