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10. 04. 28

いい加減なAmazon

実は、先週の木曜日、松崎司先生の新刊
「三千世界の烏を殺し(完全版)」をアマゾンに注文
しました。

ただ、その時、カタログの表示が「入荷待ち」と
いうことになっていました。
しかし、以前、入荷待ちと表示に出ても2日
で入ってきたこともあったし、アマゾンは発送日を
知らせてくるでしょうから、と思って、
とりあえず発注を出したわけです。
(別のところに頼むのなら、キャンセルすれば
いいだけのことだし、とも思いました。)

そうしたら、月曜の晩になって発送日のお知らせが来ました。
発送予定日は、5月15日から25日の間、とあります。
最大5月25日の発送だと、到着は27日ごろで
そんなことなら、今から1カ月も先じゃないか。
いくらなんでもかかりすぎだな、と謙介は思いました。

それで、翌日、他の本のサイトを見て、在庫ありでさっと
送ってくれるようであれば、送料がかかっても
そっちで送ってもらうようにしよう、と思って
その晩は寝ました。

次の火曜日にもう一度アマゾンのサイトを見て
その松崎先生のその本の発送予定を見ましたら
カタログ、なんと「4~7日で発送」と
変っていました。

それでもう一度アマゾンのカスタマーサービスにメールを
送って、こちらに昨日来た知らせでは、5月の15日から25日に
という知らせで、一方アマゾンのウエブのカタログは4~7日で発送、と
なっているが、どちらが正確なのかと確認しました。

と聞くとカスタマーサービスからメールが来て
「やはり、謙介さまのご発送予定は5月15日から25日の間です
変更はございません。」と
言ってきたではありませんか。

しかし、カタログではやはり4日から7日後に発送とあります。

「じゃあ、実際、5月25日の発送であるなら、こちらは田舎ですから
到着までに相当の日数がかかりますから、そちらの提示した
最大遅い日程で言えば、一ヵ月後の発送・到着になる
わけですね? カタログにあった4~7日の発送と全然違うじゃ
ないですか。」
ともう一度メールを送ったわけです。

よくコンピュータに新しいソフトをインストゥールするときに
あと○分という表示が、突然「あと5分」になったり、また突然
「あと30秒」とかいうふうにころころ変ることがあります。
まるでそれみたいです。

4日から7日で発送します、と表示には出しておいて
実際の配達は最大一ヶ月も後、って、実態とは全く異なって
いるわけです。 
で、それについてアマゾンがどういって来たかと言えば
「表記がわかりにくくご迷惑をおかけしております。」だって。
↑これ、読んで俺、二重にカチンときました。
だって、表記が分かりにくいんじゃなくて
アマゾンの表記が「実態とかけ離れたウソ表示に
なってる。」のをうまく言いくるめてそう言ってるだけだし、、
「ご迷惑をおかけしている。」のは事実であって単なる状況です。
それだけでしょ。
そのことについて「申し訳ございません」でもなければ
「実態とあわせるべくこのように改善いたしました。」
でもない。 単にそうなっています、と言っているに過ぎません。
俺は「ご迷惑をおかけしております。」なんていわれても
それは単に事実だから、「だからどうなの? 」としか思えない。
こういうことで二重に腹が立ったわけです。

最近この手の一見何か言っていそうで、実際は
全く意味のないような言葉が多すぎるような気がします。

俺ね、その言葉を聞くたびに
ムカムカする言葉があるんです。
「ビジネスの業務用語」かなんか
知りませんけれど、電話をしたら、
「いつもお世話になっております。」
っていうあの言い方です。
「お世話になっています。」というのは相手に対しての
軽い敬意を含んでいる、とは言う人もいますが、
ホントかよ、とおっさんは思います。
そんなもの、「お世話になっている」というのって、
厳密に言えば、その状態を言っているに過ぎません。

いつもお世話になって、ありがとうございます、とか
感謝感謝です、というのであれば相手に対しての
自分の「意志表示」でしょう。 しかし、
「お世話になっています」って単に事実なだけじゃないですか。、
そこまで誠意のない言葉をもてあそぶのか、って
その「お世話になっております。」を聞くたびに俺は
腹立たしい気持ちになるのです。


ちなみに俺はそんなふうには言いません。
「いつもお世話になりまして、本当に
ありがとうございます。」ときちんと言うか、親しい間であれば
「まいど。」って言うことにしています。もちろん
「毎度ありがとう」「毎度おおきに」の
略だから「お世話になっています」みたいに一見謝辞、
実は事実の確認だけ、っていうような全然実のない言葉じゃ
ないです。
とにかくあの全然意味のない「お世話になります」っていう言葉
は大嫌いです。「こちら、ハンバーグになります。」とか
「幕の内弁当でよろしかったでしょうか。」という言い方と
同じくらい嫌いです。
あの意味のないビジネス語、何とかならんのか
と思います。

あ、今日は謙介怒っているので
話が脱線してしまいました。話を
元に戻すと。


「本の入荷日がいつなのか、分からないのであれば
そのまま入荷日時未定、と実態を反映させた表示を
すべきだと思う。カタログ表示ではちょっと待ったら
発送するようなことを書いておいて、実際の発送は
一ヶ月も先、なんて、売りたいためのごまかし、って
いうことじゃないか。利用者をだますようなことを
するなよ。」

そういうことをアマゾンに申し上げたら、
それまで4日から7日で発送、となっていた
表示が突然に、6日から11日で発送に
変りました。 

たぶんまた少ししたら、また新しい日付に変ると思いますが。

やれやれ。

顧客の立場から言わせていただくなら、本当に知りたいのは
経過とともにコロコロめまぐるしく変る到着予定日、ではなくて、
きちんと最終確定した、「この日に送ります」
という予定日ではないですか?
そうでないと、一人暮らしの謙介です。
帰宅時間だってその日の予定でいろいろだから、事前に
その日に荷物をもらおうと思って部屋にいるように
するとか、誰かに頼むとか、こちらだって事前に大体の予定を調整する
必要があるわけです。

そんなふうに刻々と言うたびに日程を変わられたんでは、
はっきり言って迷惑千万です。

こういうトラブル、みなさんはありませんでした?
アマゾンのあの表示って、ホントいい加減だなぁ、と思いました。
と、まぁこういうことがあったので、今日は伏字なしで
書いてみました。


×       ×

それから。
俺ね、最近のマスコミで、どうしてもわかんないことが
ひとつあるんですよ。
どうして日本のマスコミって、
あの「普天間基地移設問題について」自分の社の
対案を出さないのか、ということです。

お浄瑠璃の掛け声じゃあるまいし、政府に対して
「どうするどうする」って言ってばかりじゃないですか。
なぜ「うちは、普天間の移設について、こういう案を提示したい。」
って、言う新聞社もテレビ局もないんでしょう?

そういう自社の対案を出して世に問う、
ということこそ、俺は、報道機関のひとつの責務だと
思うのですが、それさえできなくて、
自分たちは何か言ったらやばい、と思って
高見の見物をしてて、たまに「どうするどうする」って
言ってるだけ、なんでしょうか。

そんな自分たちの仕事も責任もきちんと果たせないような
報道機関ばかりなのですかね? 日本のマスコミって。
そんなだから、みんなマスコミに対して
あ、また言ってる、位にしか注意を払わなくなって
いるんじゃないか、って俺はそう思うんですけど。
よく「新聞の危機」とかって、最近はそういう記事を
目にしたりするんですけど、、
だってしないといけない責務をしないで、危機、って
言う言い方もないでしょう。
ギリギリのところでがんばってたら、
世間の人でも見てる人は、ちゃんと見てて応援すると
思うんですよ。
そんなちゃんとしないといけないこと、しないでおいて
どうするどうする、ったって、、ねぇ。


で、アエ○の特集です。
韓流ドラマで一日バラ色だ、そうです。
「ちゃんみちゃんみ」でいちにちぃぃ♪

この国ってだいじょーぶだー、って
つくづくそう思います。

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