« 春のせい? | Main | えっとぶり(その2) »

10. 04. 19

えっとぶり(その1)

前に東京方面の友達と話をしていて、謙介、
驚愕したことがありました。

なんの話だったか、
「最近何かどこかのお祭りに行った? 」という話で、
彼は高円寺の阿波踊りに行った、という話だったのですが
驚愕したのはその後の彼の言葉です。
「四国でも阿波踊りってあるの? 」
うーん。 この言葉には、どう言っていいのか
詰まってしまいました。

「あのねぇ、阿波踊りの阿波ってどこか知ってる? 」
「知らない。 」
「徳島県って知ってる? 」
「とくしまぁ? 」
「アンジェラ・ア○さんの言葉って、
徳島のアクセントなんだけど。」
「え、あの人、徳島なの? 」
「あの人の言葉、濃厚に徳島のアクセントだよ。」
「徳島って、どこにあるか知ってる? 」
「知らない。」
「四国にあるの。でね、その徳島は、江戸時代は
阿波の国って言ってたの。その江戸時代から徳島で
踊られていたのが阿波踊りでさ。だから、四国でも
踊ってるの、じゃなくて、その四国の
徳島が阿波踊りの本場なの。高円寺とか阿佐ヶ谷のなんて、
本場の徳島のを真似したのがはじまりだから。」
「えええええ、そうなの? 知らなかったぁ。」
「------うん。だから、一度、ちゃんと徳島の
本場の阿波踊り、見たほうがいいよ。高円寺とか阿佐ヶ谷の
あんな程度のものとは全然スケールが違うから。」

とまぁ、驚愕したのは、阿波踊りって、東京のものだ、って
思ってる人がいた、ということでした。
もうひっくり返るくらい相当にびっくりしました。

西日本の人は答えないでね。
ふふふ。四国の4県、何県があるか、それと
全部位置関係とともに
答えられますぅ?

讃岐うどんの香川県と
阿波踊りの徳島県と
坂の上の雲の愛媛県と
龍馬の高知県と。
たとえば、龍馬と土佐とか高知は結びつくんだけど
その高知県が四国のどの辺か、と聞かれたら、
即答できない人って、結構いるんですよねー。

前にも平気で松山県とか高松県とか
言ってる人いたし、、。
まぁそれくらい四国の存在感って、ない、んでしょうねぇ。

さっき東京の阿波踊りをあんな程度、
と言いましたけれど、本当に徳島の本場の
阿波踊りは、すごいです。もう阿波踊りにかける情熱が
違います。徳島出身の方にお伺いすると、小中学校の
運動会ではもちろん阿波踊りをみんなで踊るそうですが
その踊りの練習にあたって、ひとりひとり阿波踊りのテスト
というのがあって、担任の先生の前で踊って、それに合格しなければ
学校から帰れない! んだそうです。合格するまで
ちゃんかちゃんかちゃんかちゃんかと踊りの練習を続け
なければならない。阿波踊りも踊れずして、徳島県民では
ないのだそうです。
そういう血のにじむような艱難辛苦の結果、
その場に行き合わせた、全然知らない人同士でも
「いっちょ踊らんかえ? 」
と言って、せーの、で、踊り始めて
(その知らない同士の人ばかりが急に集まって
その場で踊り始めたとしても)
全く一糸乱れない統率のもとにぴたっと踊りが合うんです。
(これは俺、その場を見たことがあります。)
誰かが遅れるとか、早くなるとか全くなくて。せーのではじめて、
はい、で全員が揃ってぴたっと終わる。
有名な連(阿波踊りの団体)の人ではありません。
ふつうの人が、です。
もう神業としか言いようがありません。

阿佐ヶ谷や高円寺の阿波踊りが盛んと言ったって、
踊りに命をかけるようなところまでは行ってないでしょ。
だから他の地方の阿波踊りなんて「その程度」と言ったわけです。

そうそう本日のタイトル、「えっとぶり」は徳島弁で
「久しぶり」の意味です。

で、話は今年の1月。正月あけのこと。
毎年、恒例の研究会、今年は、徳島であるので、っていうので
参加者の報告しろ、って来ていますけど、
と上司に報告したら、「今年は謙介が行ってね。」ということになって
そういう事情で、1月に徳島出張が決まっていたのでした。
で、その出張が今回あった、ということです。
しかし、4月の出張について、1月にその参加者を報告せよ、
と、言ってくるほうも言ってくるほうだと思いません?
最近では、12月とか、9月とか他の月に人事異動のある会社とか
機関も増えてはきましたけれども、俺の関係の組織って、
まだすべて3月末発表の4月1日から新体制ということになっています。
そんなもの1月に報告したって、転勤辞令が出る人だっています。
そんなものわかんない、っていうことだってあります。

今なんてネット社会なんだから、4月1日に参加者の報告したって
別にいいと思うんですが、、。なんだか早くに組織の状況が
わかっていないと安心できない、って、
ほんとにお役所的な体質そのものだなぁ、って思います。


徳島、っていうと、こないだまでの
NHKの朝の連続テレビ小説が徳島の話でしたよね。
たって、ウエルか○なんて、史上最低の視聴率だったとか
なんとか。
でも視聴率がどうの、っていうのなんて、どのくらい
実態を反映した数字なんでしょう?
ちりとてち○のときも視聴率は非常に悪かったですが
終わってからの反響がものすごかった、とNH○の
人が言っていました。一体どういうことなんでしょうか。
俺ね、思うんですけど、ああいう朝のドラマって
どれくらい見ている人間がその登場人物の中に
自分を重ね合わせられるか、ということが必要だと
思うんです。かつて「おし○」が化け物のような
視聴率を取ったのだって、見ている側に
自分の越し方の人生をおし○の人生に重ね合わせて
それで、共感を得た、という部分があったから
と思うのですが、はてさて。町のFM局のおねいちゃんや
ミニコミ雑誌の編集してます、っていう女の子に
果たしてどれくらい、観てる側が人生重ねられるか、
といえば、、、、なんだかねぇ、、という気がするのです。

うちの仕事場の同僚で、徳島の石井町出身で城○高校出身のE氏は
最初何回か見たそうでしたが、一週間で見るの嫌になった、と。
あんなドラマ見んぞ、と怒っていました。やっぱり出演者の徳島の
言葉が変、ということでした。

俺は、やっぱりあの舞台になった美波町、っていうのが
どうしても違和感がありましたねぇ、、。
美波、っていうのは、最近の町村合併で出来た町名で
その前は日和佐、って言ってたんですよ。四国の人間の頭の中では
ウミガメ=日和佐、という固定意識がどうしてもあるから、
ウミガメ→美波、って言われても、全然ピンと来ないんですよね。

まぁ、謙介は毎年秋に徳島で浄瑠璃の公演があっちこっちで
あるので、それを見に行く、ということがあって、それで
毎秋、徳島には必ず行ってはいるんですが。
(前に、ついでにアンジェラさんのふるさとの板野に行った話とまとめて
書きましたよね。アンジェラ・ア○さんの言葉はさっきも話たように
本当に濃厚な徳島の言葉です。ネイティブな徳島弁を聞こうと思ったら、
彼女の言葉を聞いたらいいと思う。)
今回は出張です。

前日の14日。天気予報では、翌15日から、なんと4月とは思えないような
すんごい寒さになる、ということだったので、もう完全防寒で行くことにしました。
しまおうか、と思っていたコート、マフラー、手袋を出してきました。
全部持っていったのですが、それで結局は正解だったほどです。

15日。
朝から冷たい雨が降っていました。

バスで徳島に向かいます。
さぶー。
徳島駅に到着して
バスの車外に出た第一声がそれでした。
目の前には、徳島の象徴「眉山」の山容が
拡がっています。

プロのカメラマンが、美しい人を使って、よいお天気の日に
撮影をしたら、こんなふう
(ホラ、↓ここ。これが阿波踊りの群舞です。)

Eigabizan


になるのですが、
(ひだりはまつしまなな○ みぎはおおさわたか○)

シロウトのオッサンが歩道橋に登って寒さに打ち震えながら撮ったら、
Bizan1

まぁこの程度です。(笑)

というところで、しばらくこの話を続けます。
(ただ、仕事で行ったものですから、そう大した
観光地は出てきません。その代わり例によって
変な写真は出てくるかも、、しれない。笑)

本当にすごいんです。徳島県民のキーワードは熱い、だと思います。
ですから、会議のお土産だって当然、


Awaodoritaiso


このDVDでございました。


          ×       ×

昨日、実家からこちらに帰るときに、いつものように
ラジオを聴いていたら、あれ、と思った。
大抵、NHKのラジオ深夜便のはじめの部分を聴きながら
こちらの街に到着、となるのだけど、昨日は
今までのアンカーと違った人が話していた。
あれ、と思ってNH○のサイトを見たら
今までその日を担当されていらっしゃった方は3月で
交代された、とのこと。

その方の言葉は、いつも本当に美しい日本語で
ああ、こんなふうに自分も話ができるように
なりたいなぁ、と思う、目標のような日本語だった。
何で聴かなかったのだろう、と思ったら、その方の
最終日が3月21日で、22日もお休みで謙介は
移動がなくて、それで車に乗らなかったために
聴かなかった、ということが分かった。
その方の話を聞けなくなって、本当に残念、と思ったのだった。

|

« 春のせい? | Main | えっとぶり(その2) »

おでかけ」カテゴリの記事

Comments

 いや〜,自分の住んでいる都道府県の近辺以外は,知らない人の方が多いんじゃないですか?
 広島に住んでいた頃は,中部,北関東〜東北の県名や位置関係がよくわからんという人が多かったし,今の沖縄では・・・もしかして全部?(笑)

 4月の出張で1月に出席者報告・・・さすがにここまで早いのは役所時代にもありませんでしたが,年度替わり早々の会議などでは事務局も名簿の差し替えなどで大わらわでしょうね;;;

Posted by: Ikuno Hiroshi | 10. 04. 20 at 오후 9:28

---Ikuno Hiroshiさん
コメントありがとうございます。何かもうね、出張伺い、出したのさえ忘れていて、出張の公文係りのおねいさんに、「俺の4月の出張の伺い書、出てます? 」なんて確認してしまいました。ホテルの予約だって一緒にしたんですけど、、。もう気の遠くなるような日にちで、、。
 あ、うちのオフクロも、関東がちょっと、、と言っていました。千葉と茨城は端なので分かるんですと。群馬と栃木が危ない、と言っていました。(かく言う俺だってたまたま宇都宮に友達が赴任していったので、はっきり分かった、っていう部分はあるんですけどねー。)

Posted by: 謙介 | 10. 04. 20 at 오후 10:04

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91870/48100538

Listed below are links to weblogs that reference えっとぶり(その1):

« 春のせい? | Main | えっとぶり(その2) »