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09. 09. 02

出張のはなし

Bunkacho

先週の金曜日、前にお話した文化庁の
著作権のセミナーに行ってきたわけです。

謙介は仕事場で広報を担当していますし、
そういうことで、他の人の書いた文章を
使わせていただく機会もありますし、
自分でもこうやって文章を書く機会が
多いので、やっぱり著作権の講習は
毎年受けておいたほうがいいかなぁ、
と思って参加したわけです。
それに、著作権法って、毎年変更があるんですよ。
今年も実はありまして、来年の1月から変更された
著作権法の運用がスタートする運びになっています。

そういうわけで、なるべく毎年、ちゃんと講習会に
行って、最新の状況、というのを知っておかないと、
って思っていたわけです。

ええ。 この日の研修を受けるまではね。

セミナーは予定通りの時間にスタートしました。
このセミナーには、著作権の講習会を受けるのが
はじめて、という人も大勢来ているので、
午前中は「著作権制度の概要」ということで
大体のアウトラインについての話がなされます。
講師は文部科学省の中の文化庁の著作権担当の
係りの役人が来て、時間がない、といいつつ
早口でまくし立てていきます。
この辺毎年参加をしているので、
ザルの頭の謙介さんでも頭の中にある程度の
内容は理解はされて残っているわけです。

いつもながら、まぁ講師の係官しゃべるしゃべる。
競馬中継か、というようなスピードで。
横に別のセクションから来てはじめて参加した、
という人がいたのですが、その係官の説明が
終わって、休憩になったとき、さすがに聞いてきましたもん。

「謙介さん、今のあれ、(説明) 分かりました? 」
「なんやすごかったねぇ。競馬中継のアナウンサー
みたいやったよねー。」
話を聴くと、記憶のあいまいな部分があったので、
文章の著作物については作者の死後50年間、
だけど映画については、最近まで作者の死後50年だったけど
最近70年に変わったからね、というような説明を
もう一度しました。
謙介さんのほうがずっと分かりやすいわ。
もう文化庁の役人要らんから、謙介さん、やってくれへん?
あはははは。

ここ最近でやっぱり著作権がらみの事件と言えばやっぱり
例の小室さんの一件でしょうね。
あれ、著作権をちょっと勉強しているような人から見たら
いくら作曲者自身が言ってたとしても、
それはウソやろ、と疑ってかかるような話でした。
俺だって、小室さんが自分の曲を売る、という交渉を別のところに
した時のお金の値段を聞いて、「マジか? 」と思いましたもん。
一桁違います。

安すぎ。

あれだけの小室さんのヒット曲が入っていて、
しかも何百曲とあって、○億、というのは、ウソですよー。
何十億、という桁の話でないといけないはずです。

さて。
食事をして午後から今度は
さらに著作権制度の話でした。
実は、ここで怒りがこみ上げたのです。

午前中も確かに係りの役人の説明は下手でした。
正直、「あなた、一度自分の発表、人に聞いてもらって
分かりやすい発表かどうかチェックしたら? 」
というようなものでしたけど、
午後の女性係官の話かたは、正直、もっとひどかった。

以前、謙介、俳句甲子園に出てた高校生の
プレゼンテーションを聞いたことがあったのですが、
この高校生のほうがよほど上手な発表をしていました。

この係官、原稿棒読み。しかも、話している本人が
内容をよく理解していないのが丸分かりです。
原稿棒読みの上に、変なところで文章の区切りを
入れるから、意味が通らない。したがって聞いていて
さっぱり分からない。

昨日今日、役人になって、すぐに説明に来ました、
というような話し方でした。
でも、何せザル頭の謙介さんですから、
俺がダメでも他の人は、と、思ってたんですが、、
会が終わってたまたま別の職場の知り合い何人かに
会ったら、彼ら彼女らも「さっぱり分からん説明でしたよねー。」

あ、分からんかったん、俺だけやないんや、と
思っていたのですが。
さらに怒りを増幅させるようなことが
その後あったわけです。

午後の後半は、分科会に分かれて
それぞれ更にその会のテーマごとに
必要な著作権の知識を深める、という会でした。
で、来たのがこの女性の係官です。

さっきと同じように分科会の資料も棒読みです。
その資料は、参加者全員配られて、机の上に
置いてあったものでした。
そのレジュメを、この係官は全部読んでいっただけでした。

で、読んでいきながら更に詳しい解釈を添える、
とか、注意すべき点を喚起する、
大切なチェックポイントをもう少し分かりやすく
説明する、というようなことは全くなくて
ただただひたすらレジュメ棒読み。

あのね、そんなもの、読んだら分かりますの。

何で謙介がその後怒りを増幅させたか、と
言いますと、最後50分くらい、質疑応答の
時間になったわけです。
謙介の参加していた
分科会の参加者は全部で50名くらいいたのですが
何人かから質問が当然出たわけです。

が、この係官、答えられないの。
しばらく考えて、どういうか、と言えば
「ちょっと今、答えられないので、東京の本省に帰ってから
調べてお答えします。」だってさ。

それがね、ひとつならまだしも、5つ出た質問のうち
4つが分からないから、東京戻って、調べてから、って。

一体あなた、何のためにココに来たわけ?
と正直聞きたくなりました。
あんなプレゼン、民間企業でさせようものなら、
(というか、民間企業のプレゼンなんて、即売り上げに
響きますから、みんなすごいですよ。だから
民間企業だったら、こんな訳のわかんないヤツには
最初からさせないでしょうが。)たちまち失格でしょうね。


こういうのを「ガキの使いやないぞ。」
というのだと思います。

みんな著作権のことで分からないことがあって、
それを誰かが質問することで、
あ、その疑問俺もそうやわ、って思って
その疑問を文化庁の人が説明してくれることで
質問した人の疑問が解消するだけでなくて、
その答えをみんな聞くことで、更に深まった理解が共有できる。
それが大切なことじゃないですか?
だからわざわざ質疑応答の時間を作って
いるわけでしょ?

でもその女性係官、全然答えられないの。

多分まだこの人、役人に成りたてで、
(だって午前中の説明だって、大学のゼミの発表
みたいな話し方だったもの。)
まだろくろく知識はないけど、
セミナーの講師でもやらせて度胸付けさせようと
という上司の思惑かなんかは知りませんが、

そういうわけの分からない人の話を聞かされて
理解せえ、と言われるこっちの身にもなってよ、
というようなひどさでしたね。

実は俺も著作権の問題で疑問に思ってたことが
ひとつありまして、それを質問して聞いてみようかなぁ、と
セミナー前日というか会の始まる直前までは
思っていたのですが、
あ、これではたとえ聞いたとしても、例によって
本省に戻って、調べてから御回答いたします、
っていうのだろうな、って思って、聞くのやめに
したのでした。
どうせ質問したって、、って思ったの、俺だけでなくて
おそらくその場にいた何人もの人が感じていた、と
思います。
俺だって大切な機会ですから、事前にどういうふうな
ことを質問しよう、とか、自分は今どこまで
分かっていて、どこからが分かっていないのか、とか
あれこれと予習をしてセミナーに参加しているわけです。
ところがこれでは、もう全然話にならない状況でした。


一通り行事が
終わってから、このセミナーのアンケートを書いて
提出して帰ってください、って言われたので
今、↑に書いてきたようなことを全部書いて
提出して帰ってきました。

本当に時間の無駄のような出張でした。
少なくとも著作権の趣旨や著作権を周知したい
と文化庁は真剣に思っているのであれば、
質問者の出した問いは、的確に即座に
答えられるような講師を遣して欲しい、と
思います。それができないのであれば
こんなセミナー、それこそお金の無駄ですもん。
来年以降は止めたらいい、と真剣に思いました。


帰りがけに俺と同じ分科会に参加していた
女性何人かがセミナーのアンケートについて
話している声が耳に入ってきたのだけど、
「辛らつに書いてやったわ。」と言っている声が耳に。

あー、この人たちもそう思ってたんだなぁ、と
最後におかしな共感をしてセミナーは終了したので
ありました。
やれやれ。

以上、本日は謙介、思うところがあって
伏字なしで全部実名を出して書きました。

で、その出張から帰った翌々日が日曜日。
台風はどうなったのだろう、とテレビをつけたら
24時間テレビをしていました。
全国中継のほうではなくて
地元のローカル局での24時間テレビのイベントの
中継でした。
何かスーパーでそれに協賛した大売出しをやっているのが
映ったんですが、そこで、
「あらま、とーってもお安いですわ。」と大きなお口で梨を食べて
いたのは、エドはる、、さん。

去年の今頃は確か彼女が走る、というのが、
24時間テレビの見せ場で
もちろん全国中継で、注目だっていっぱいされていたのに、
今年はこんな田舎で、、うーん。

なんだか芸人の旬の時期というのか、ブレイクする、そうして
売れなくなる、という世の無常を思って、しみじみとテレビの
画面に見入ったのでありました。


今日もこちらはすばらしいお天気でした。
あんまりさわやかだったので、思わず写真を
撮りました。

Yane


今回は文章が愚痴っぽい文章でしたので
最後にちょっとさわやかな写真でも。(笑)

(今日聴いた音楽  Let's Kiss The Sun ほか  歌 山下達郎
 アルバム MOONGLOW から 1979年 音源はLPレコード)
 時々コメントをくださるDOG☆EARさんのサイトに山下達郎の
 アルバムの紹介がありましたので、謙介もあ、そうだ
 と思って、聴いてみました。 

Yamashita


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Comments

いやー、夏らしい青空ですね、ビックリ。
こちら東京はなんだか怪しいお天気です、秋のような肌寒さと台風といきなりのピーカン晴、日替わりミックス。こんなに夏らしい青空は見ずに夏が終わったような気がします。

午後の女性係官の方のセミナー、目に浮かぶようです。。。。セミナーアンケートの叱咤激励?をプラスに成長して!辛らつに接することは正解かと思います(怖っ)。

しかしそうか・・・一桁違うんですか・・・・目に見えないものの価値って簡単には計り知れませんね。

Posted by: 百 | 09. 09. 03 at 오후 6:55

----百さん
ここ何日か上のような快晴が続いていたので、さすがに今日はなんだかどんよりとした曇りの日でしたが、その分すんごく蒸し暑くて、、。こちらはまだもうちょっとこんな空が続きそうです。(ウソかホントか、9月は高温の秋なんだそうで。)
著作権の講習会ですが、文化庁だって、著作権の意義を理解してもらって、また毎年変わる法令を周知徹底する目的であの会議をしているはずなんだと思うのです。が、それだったら、もうちょっと上手いやり方があるだろう、というものです。 あの出張から帰って、同じセクションの人に集まってもらって著作権法の変更点の報告をした後で、この係官の話になったのですが、文科省って、こういうまだ入って間がない人に説明をさせるの、しょっちゅうだそうです。別にキャリアは問いませんが、学校の先生方の授業の出来がどうのこうの、という役所なんですから、自分たちの発表の仕方だって、少しは考えろ、と言いたくなりました。来年以降の出席は、ちょっと考えていいかなぁ、と思いました。

Posted by: 謙介 | 09. 09. 03 at 오후 11:48

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