大して変わらない
高速道路の通行料金、土日が1000円になるって。
それでよく聞かれるんですけどね。
「謙介は、安くなるんじゃない? 」
それが俺の場合は、大して違いはありません。
俺の場合、高速道路は以下のように使っています。
金曜の夕方、5時に仕事を終えると、急いで帰って
洗濯をしながら、同時進行で夕飯を食べて、
7時過ぎに仕事場の街の家を出発します。
晩の8時までに高速に乗らないと通勤割引にならない
ので、逆算すると高速に乗るための出発の時間が
大体自動的に決まってくるわけです。
何とか8時前に高速に乗ると、1時間くらいで高速を
降ります。ちょうど94キロくらいのところのインターチェンジで
降りるわけです。そうしたら、ETCの通勤割引が適用になって
高速料金は2400円のところが半額の1200円で済みます。
夕方の通勤割引は、ETCを使って、100キロ以内の走行距離で
5時から8時までの間に高速から降りるか、高速に乗るか
すれば半額です。
土曜日は、オフクロがお茶の先生のところに行く、
というので乗せていきます。片道900円ですが
今は土日半額で往復900円。
日曜は、ちょっと遅い時間に出発します。
晩の10時くらい。
出発が晩遅いので、一般の国道でも信号の大半は点滅で
あんまり、信号で停止する、ということは少なくて済みます。
うまく信号に引っかからないと、20キロくらいノンストップです。
それで下の一般国道を全行程の半分くらいまで走って、
途中から高速に乗ります。
こういう走り方だと、日付変更線をまたいですぐ、くらいで
仕事場の街に着くわけです。
本当は1700円かかるのですが、0時を過ぎると
深夜割引で半額になって850円です。
本当はこの深夜割引の50パーセント引き、
今年の1月で終了のはずだったのですが、
期間延長になりました。
しかし、この期間延長、いつまでか、というのは
不明です。当分の間、期間延長、って言っています。
(わけのわかんない話、、。)
まぁ選挙が終わるくらいまででしょうけど。(笑)
今、850円で済んでいるものが、土日走行で
1000円の時間帯に走ったら、俺の場合、150円ですが逆に
高くなったりするわけです。
こういうこともあって俺の場合に限っては土日、高速が
1000円になったところで、大して恩恵が
あるわけではありません。
ちょっと前まで、その高速道路、途中の道路沿いに
大きな看板がありました。
その看板にはでかでかと
「四国の高速道路は中央構造線の
上に建てられています。」と書かれていました。
構造線というのは、地層の変化している部分、という
わけですから、この辺で地震が起こったら、
地盤がそこで引き裂かれる、ということですよね。
つまり、地盤の裂け目の上に高速を作っていますよ、
って看板で周知していたわけですよ。
一体何を考えてこんな看板を立てていたのでしょう?
いつごろのことか、その看板、こっそりと撤去されて
いましたけれど。(爆)
こういう地盤の上に作っているから、
命がけで走らんかい、とでも言いたいのでしょうか。
命がけで走る、といえば、ここ10年の間、俺がこうして週末高速を
走っていて、記憶にあること3度、高速を逆走してくる
車に遭いました。
道路情報の電光掲示板が、「注意!逆走車あり」
と赤字で知らせていましたが、そんなもの、
知らされてもなぁです。 パーキングエリアでもあれば
しばらくそこに入って休憩をしてやり過ごす、
ということも可能ですが、そんなものなんてない場所を
走っている時に限って、逆走車あり、と表示が出るのです。
えええええ、逆走車って、一体なんなんだー
とか思ってドキドキしているうちに、
対向車が来ました。
普通ならあり得ないはずのこちらに向かって走ってくる
車のライトが見えました。
追い越し車線をすんごい勢いで逆走していきましたが
あの車、一体どうなったのでしょう、、。
今同時進行で読んでいる本2冊。
1冊は、Ikunoさんにおすすめしていただいた本。
もう1冊は、成田屋ご贔屓倶楽部会員のうちの姉
ご推奨の本。
歌舞伎の本のほうなんか
すごいですよ。サブタイトルが
孤高の「女帝」ですもん。
俺が歌舞伎を見はじめて、
なんだかんだと今年で30年になるのですが、
読んでいて、ああ、そうだった、と思い出したり
そういうことだったのか、と、いまさら気づかされることも
あったり、で、面白かったです。
歌舞伎を知らない人には、戦後の歌舞伎界の
変遷をうまくまとめてありますし、そういう
読み方もできるか、と思います。
歌舞伎って、こないだもお話したように
やはり、その起源が四条河原という聖と俗の
交差する場所で起こった
庶民のためのもの、であるということと、
それから、その時代の雑多なものを
どんどん取り入れてきた
というそのたくましさ、というか、猥雑さを持ったものだ、
ということだって覚えておく必要はあるんじゃ
ないでしょうか。俺が言うのもなんですが
歌舞伎は決して伝統芸能の枠の中に収まってしまうようなものでは
ありません。
知らない人は、歌舞伎って、なにやら敷居が
高くて、ということがあるかもしれませんね。
なんたって「ご観劇料」がお高いですし。
東京の歌舞伎座は一幕見がありますが
京都の南座は、劇場の収容人員と、公演の
経費の関係でしょうね。一幕見の席はありません。
でも京都辺のおばさんのように年に一回の贅沢で
気張った格好をして顔見世を見に行く、
というようなことでいいと思います。
そのほうがよりいっそう祝祭、っていう
感じもしますし、後々までそれがいい思い出に
なったりします。
確かに、外野では、野球みたいにやたらうっとうしい
記憶魔がいて、隙あらば何かお言葉を言おうと
耽々と狙いすませていますし、(笑)
うちの死んだばあちゃんのように「六代目の
菊五郎を見た」という人には勝てません。
うちのばあちゃんがよく歌舞伎を見てきて
帰ってきて役者さんのことを「あんなもの、性根が座ってへん」と
吐き捨てるように言っていたのも覚えています。
そういう人が言う言葉、ずしん、と重みがありました。
でもまぁそれはそれとして、見ている人の理解の程度にあわせて
それなりに楽しめる、というのが歌舞伎のよさ
だと思います。
なんたって外国人だって、「おお、カブーキ。」っていう
くらいのものですもん。
今年も来月、こんぴら歌舞伎を見に行きます。
先日新聞に「今年はチケットを取るのが難しい」って
出ていたので、うちのオフクロにそのことを
言ったら、「そんなもの、去年かて一昨年かて
今年は人気が高いよって、チケット取るの、
難しい、って言うてたやないの。」
と言われてしまいました。(笑)
まだまだ先ですが、
また行ったら、その時のお話をアップしたいと
思います。
この日曜でずっと見てきた中3少年の国語の家庭教師も
終了。
まぁ、入試の国語なんて、結局のところ
要領の問題だからさ、という話をしました。
入試の国語なんて、あれは要領とテクニックですよ。
だから、作者本人が自分の作品が入試に出たものを
解いても間違った、なんていうことが起こるんだもの。
「俺がいままで話してきたのは、そういう
解くためのテクニックを教えてきたんだからね。
落ち着いて、出来そうな問題から焦らずにね。」
という、最後は 結局当たり前のような話に
なってしまったのでした。
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