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09. 01. 13

えらかったです。

四国のほうでは、「えらい」というのは、
「偉い」の意味と、「疲れた」の
両方の意味があるんだけど、
今日は、「疲れた」のほうで、「えらい」。

どうしても行かなければならない用事があって、
以下のような仕儀に相成った次第。

朝、5時55分に家を出発。
写真を撮ろうとしたら、真っ暗で撮れない。(笑)

6時20分。空港着。
予定よりも早く着きすぎてしまった。
もうちょっとかかるかなぁと思ったら、30分もかからずに
空港に着いちゃった。
まだターミナルビルなんて開いてないんだもん。寒いから
しばらく車の中で、じっとしている。

そのときの写真がこれ。

Airport1

なんか俺の頭の中のような(ぼけぼけ)の写真で
申し訳ない。もうそろそろかな、と思って車を出る。


時間があったので、あちこち見学。
こちらは、国際線の待合室。
Airport2


映画の「セカチュー」で森山くんが「助けてください!」
って叫んだ場所がここですね。


はい飛行機でございます。
本日もすたーなんたらメンバーのやつ。

Airport3


やれやれ雪が降ってきたよ。
飛行機、飛ぶのか、と心配したけれども、
その後定刻通り離陸。


8時50分。定刻にお江戸到着。


Haneda2


空港で今日一緒に行くセンセイと合流をして
京浜急行で増上寺へ。
センセイ、最初浅草寺に行きたい、とおっしゃっていたのに
浅草寺じゃなくて増上寺に変更だって。
(おかげで浅草寺だったら、近所に住んでる友達に会える、
とひそかに狙っていたのに、
それもできなくなってしまった。あーあーあ。)


立派な山門。


Zojyoji1


ここってやっぱり徳川家の墓所があるからやっぱり
葵の紋所が入るんだね。
もともと真言宗のお寺だったのが、改宗があって
浄土宗になったとのこと。
お参りはだから「南無阿弥陀仏」ね。

Zojyoji2

あちこち見学をして、
お昼前になった。
お昼は銀座に。
銀座の某書店に用事があったため、銀座に出た。
銀座4丁目のこうさてーん。
(まるっきりいなかもん全開ですねぇ。)

Ginza2


ここで同行のセンセイと少しお別れして
俺は東京駅に。
駅前の中央郵便局の局舎が近々壊されると聞いたので
見にいった。
Postoffice1


一見無愛想に見えるかもしれないけれど、無駄のない、こういう建物
謙介は好きなんだけどねぇ、、。

Postoffice2


窓の大きさ、よく見てね。各階とも同じではなくて。
上層階に行くにつれて窓の大きさが変わっていってる。

それから柱が若干だけど外に張り出していて、それが
微妙な陰影を建物に出していたりする。

よく見ると、本当に隅々までいろいろな意匠があって
見飽きない。

Postoffice3


この建物は、近々壊されて、新しいビルが建つのだという。
東京に来た、って俺が真っ先に思うのは、
この中央郵便局の建物を見たときだったんだけどなぁ、、。

おまけで東京駅。
ただいま復元工事中。

Tokyosta2


この日、東京は風が強くて
東京駅から大手町の都営地下鉄の駅まで行くのに、
ものすごく難渋した。

大手町から三田線で千石へ。

こないだの箱根駅伝で総合優勝した某大学で
研究会があった。
3時間ほど発表を聞いたり質疑応答をきいたり
俺も質問をいくつかした。
(実は去年の暮れに大山祇神社に行ったのは
このためだったんだ。)

発表もそうなんだけど、
俺ねぇ、その発表を聞いていてちょっとひっかかる
ことがあったんだよ。

古事○の文章の書き方をパターンに分けてさ、
この形は言葉が2回出てきて、こうなって
ああなって、って形式がこうなっている、
だから、この形はああだとかこうだとか
って講釈をつける発表なんだけどさぁ。

でも、古事〇って、稗田阿礼さんが覚えていた物語を
太安万侶さんが筆記したわけでしょ? 
最初は口で覚えていることだったわけで、最初から
紙に文章で書かれていて、それを後から
書いてなおした、なんていうものとは
ちょっと成立事情が違うじゃない?

人間同じことを言おうとしても飽きるから、今度は
ちょっと違った言い方をしようと思う時ってない?
俺なんかそういうの結構あるよ。言いたいこと
言うことは同じだけど、表現方法を変えてみる、って
したいもの。そういうことがあったりしないのだろうか?
表現のゆれ、ってあるように思うんだけど。

それをこの言葉は、こういうときにしか用いられない、
だからこの形式は、他にこういう言い方が、、
なんて発表してるんだけど。
みんなすごくシステマチックというか統計的に
ああだこうだ、っていう解釈をしてるんだけどさ。

そういうのって、思わずほんまか? って俺は
思ったりするわけですよ。
話者って、適当に言ったりしたときはないのか、
って思う。
そんな統計的にどうだ、なんていえない
いい加減さ、って結構あるように思うけどね。

みんなのおばあさんが昔話を話すとき、毎回
逐一同じだった? 少しずつ言い方だって
違ってた、と思うんだ。
だってそれが人間の語りなんだもの。

それをここではこういう言い方をしているから
こうでああで、って厳密に形式分けしていって
果たしてそこまで精緻に構成ってできるのか?
って、俺は思うのよ。

言い方だって大雑把で揺れだってあったろうし、、。
発表してたおねいさんに聞きたかったわ。
「あなた、おばあさんが昔話語ったり
恐山のイタコさんの話って聞いたこと、あるのか? って。

それとか、気になったのは、地元の実態をろくに見ないで、
作品の表現だけ見てああだ、こうだと言った解釈だとか。

俺、その発表聞いててそれは違うだろうよ、って思った
ことがあって、俺、後の質疑応答の時に聞きまくった。
だって、変なんだもの。

だけどさ、みんなだーれも質問しないのよ。
何でか、って言ったら、長老みたいな
お偉い先生がいてさ。
そのお方がいらっしゃるから、みなさん
ご遠慮して、質問しないのよ。
なんかみんなその先生が意見を言うのを息を
凝らして待ってんの。
空気を読め、みたいにさ、言うのはばかられる、
っていう感じ。
だから俺がはい、って手を挙げたら、周囲の人が
見たもの。そしてその表情にはちゃんと書いてあったもん。
「バカなことをするヤツだ。」って。
俺はそれを見のがさなかった。

司会者は活発なご議論を、なんて言ってるけど
そんなもの活発なご議論なんてできゃしないじゃん。
だからああいうとこって、硬直してしまってるんだと思った。
何が開かれた知だよ。硬直しまくりの閉鎖状態じゃないか。
そのくせ、会が終わって別のところにいったら
ああだこうだ、ってきっと言いまくりなんだよ。
俺みたいに場の空気も読まずに質問しまくった
ヤツのことを、「今日は変なのが来てましたねぇ。」とか。

だったらこの場で「ご議論」すれば?
どうしてそれができないんだろう?
そこがすっごく変。

まぁいいや。
空気を読むのを一切拒否して(笑)
俺は聞きたかったこと聞いたし。
言いたかったこと言ったし。(笑)
だって、こちらは実際地元だったり、経験したり
したことをもとに質問したしさ。
せっかく出かけていったんだし、
価値あるものにしなきゃ、って思って。(笑)

司会の先生、俺が「それ違います。
そんなのはそうじゃない、です。」
って地元からの状況を交えて発言したら、すんごく
おびえた顔してた。どうしてだろう?
後から一緒に行ったセンセイに「だから、あかでみずむとか
がっかいはっぴょうなんて嫌いだ。」って言ったら、笑ってたけど。


それでその会は5時過ぎに終了。
再び千石から地下鉄で三田まで。
ここで浅草線のホームに行ったら、うまい具合に
羽田空港行きの電車が来た。


6時過ぎに空港に着いて、
軽めの食事を取って、搭乗手続きを。
ここでご一緒のセンセイとお別れ。
センセイは大阪へ。


四国行きの飛行機の搭乗口は羽田の中でも
ものすごいへき地(笑)なので、とにかく歩く歩く。
もういやになっちゃった。69番ゲートなんてさー
端の端なんだよー。

Haneda3

7時にその69番搭乗口に行って、
出発は、若干遅れの7時25分発。
使用機材の延着で、準備が遅れたためだとか。
でも到着は定刻の8時45分。
同時刻に飛ぶ予定の鳥取行きは、
とりあえず飛んでみますけど、鳥取空港が雪で
着陸できなければ、引き返しますよ、という
条件付のアナウンス。
この時期、雪国行きは大変だよね。


まぁ俺の乗った分は何とか飛んでくれましたけど。
そういうことで、無事に戻ってくることができた。
ということで、東京日帰りをしたのでありました。

Airport5


ああえらかった。

次の日は、午前中に用事があって
バタバタと走り回ったんだけど、午後、
月曜はもうすんごく寒かったし、部屋の中で
どこにもいかずひたすらおこもり生活。
ホント、しんどくて、日曜は後半、ずっと
寝てたもの。
怒涛の前半と、後半のお籠もり生活と。

かくも対照的な謙介の3連休は
こうして終わったのでありました。
じゃんじゃん。


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Comments

こんばんは

色々な所に行かれて大変そうですが
御体は大丈夫ですか?

仕事お疲れ様です!

日記を読んでてやっぱり謙介さんは流石だと思いました!ちゃんと言う事は言う!その姿勢俺は見習いたいです!俺なんていつも流されてばっかりだもん。

お寺にも行かれた様で。
お寺巡りもイタコさんにもお会いしたい
ものです!ないだろうけど。

御体だけはご自愛ください、
それでは。

Posted by: 真介 | 09. 01. 14 at 오후 6:58

---真介さん
お体、結局、あんまり大丈夫でなかったんです。11日の午後から12日は、もうその反動でずっと布団の中にいました。(寒かったこともありましたし。)それでも東京移動で、一番身体に負担がかからない乗り物となったら、やっぱり飛行機かな、と思ったわけです。JRだと快速、新幹線合わせて4時間はかかりますし、飛行機だと1時間20分なので。
うーん。たぶんみんな、そう真介さんもそういう意見を言う大胆さ、って持ってると思います。ただ、人によって、そういうことを言える場面が違うだけじゃないですかねぇ。ある人はこのシーンだと言えるけど、こういう場所では言えない、っていうことだけなんじゃないかなぁ。みんなそれぞれ大胆さって、あんまり違いはないように思います。ただ俺の場合は、地元の話で、状況とか様子を毎日もうずっと観察してきた、というものがありますから、それが自信になってくれた、ということはあります。真介さんだって、地元のよく知っていることはすぐに分かると思うんですよ。
そういうだけのことなんです。だから俺が、って言うんじゃなくて、真介さんも、そういう部分はあると思いますよ。違うとしたら、そういうことなんじゃないかなぁ。

Posted by: 謙介 | 09. 01. 14 at 오후 11:22

お疲れ様でした。
東京中央郵便局、懐かしい!大学時代バイト先のご用で何度か行きました。
中の柱が確か八角形の大理石で、天井がものすごく高かった覚えが。
こうしてあらためて見ると壊されてしまうのが残念。
重要文化財指定されないのですかね・・・・

>東京駅から大手町の都営地下鉄の駅まで

出口によってですが地下連絡通路があります、地下なので景色はつまらないですが雨の日に便利です。

謙介さんのご質問、発表者のこれからの研究に価値あるものとなると良いですね。発展あっての研究会ですから。
時節柄、疲れが取れにくいのでお気をつけて。

Posted by: 百 | 09. 01. 15 at 오전 12:47

東京日帰り、お疲れ様でした_| ̄|○
昔は泊まりでしか行けなかったところが、交通の発達で日帰りできるようになるのは、便利な反面、せわしないですね。
東京中央郵便局を見た瞬間「大阪とそっくり」って思ったのですが、調べてみると同じ設計者なんですね。
大阪中央郵便局は、映画「白い巨塔」で財前五郎(田宮二郎)が田舎に仕送りを送るシーンで登場したのを覚えています。大阪の方も立替計画があるとか。変わる良さと変わらない良さというものを考えてしまいます。

Posted by: mishima | 09. 01. 15 at 오전 9:42

----百さん
赤レンガの東京駅と白い中央郵便局って好対照のような気がするんですけどね。そうでしたね。百さんのお話を伺って、内部のこと思い出してきました。俺、当然利用者なので、一階しか知りませんけど、そうそう天井がすごく高かったの、思い出しました。保存活動が起きているらしいのですが、この建築様式は、「無愛想」なので、その価値が評価されにくくて、、どうも壊されてしまいかかっているようです。
 地下通路があったんですね。(笑)そりゃそうでしょうね。東京の都心のそんな場所にないはずはないですもんね。(笑) ご案内ありがとうございました。

Posted by: 謙介 | 09. 01. 15 at 오전 11:56

---mishimaさん
東京も、大阪もそれぞれの中央郵便局は駅前のいわば一等地なので、その有効活用、ということでにわかに建て替え、再開発、ということを言い始めたようです。大阪の中央郵便局、元々は東京同様、白い外壁にするはずだったようです。しかし、出来たのが太平洋戦争のころで、空襲、ということを考えて、あんなくすんだ色の外壁にわざわざしたのだ、と聞きました。それから今の大阪駅の前の大阪駅の建物は、やはり戦争中で資材がなくて、未完成で、そのうち落ち着いたら、きちんとした建物にする、という計画でしたが、未完成のまま壊され、今の大丸やホテルの入ったあんな建物になってしまいました。(うちのオヤジからのまた聞きです。)建築ひとつとっても、いろいろとありますよね。なかなかこういう保存、というのは、実利とからみあってくるので、むずかしい面がありますよね。でも、ヨーロッパなんて、そういう古い建物を生かしつつ、今も普通に暮らしています。そういうところ、何とかできないのか、と、思うのですが。

Posted by: 謙介 | 09. 01. 15 at 오후 12:04

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