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08. 12. 03

腹が減った腹が減った腹が減った腹が減った腹が、、

すいません。
今日のタイトル、いつもに増して、一体何やねん、というような
タイトルですよね。(笑)
その話はおいおい、致すことにして昨日の続きです。

さて、東京から乗った「はやて15号・こまち15号」は無事
定刻に仙台駅に着きました。
時刻は12時半ちょっと過ぎたところです。
俺一人なら、ささっと駅の立ち食い蕎麦で
済ませてしまうんですがねぇ、
同行は、お上品なおばさま1名なので、
駅の立ち食い蕎麦で、というわけにも行きません。
それから今日は、まず仙台に来たからは
松島に行こう、という計画だったので、
その接続の仙石線の電車のことだってあります。
仙石線はローカル路線なので、頻繁に電車はありません。
昼間なんて30分に1本の割合です。
次の電車まで20分でした。

(だから、おっさん一人なら、20分で荷物をコインロッカー
に預けて、それから立ち食い蕎麦を食べてホームに
行ったとしても、まったく時間的にオッケーなんですよね。)

まぁそれはあきらめて、とりあえずロッカーに
荷物を預けて仙石線のホームに行くことに
しました。お昼は遅くなりますが松島で、という
ことにしました。

仙石線は昔私鉄だったのが旧国鉄に吸収合併
されたとかで、ホームの位置も他のJRの路線とは
少し離れています。一応、ネットで駅構内の
地図は見ておいたのですが、地図でいくら見ても
実際の感覚はやっぱり違います。

見ていたおかげでちゃんと行けはしたのですが、
やはりそれなりに時間はかかりました。
何とかホームに到着です。
来た仙石線の電車は、いかにもローカル電車
という感じでした。 西日本で言うと、
京都から奈良に行く、JRの奈良線の電車
みたいやなぁ、と思いました。

Senseki


この電車は快速だったので、各停よりは少し
駅を飛ばして走りました。
34分で松島海岸駅に到着です。
まず何はともあれ食事です。
松島というと、やっぱり牡蠣でしょうかねぇ。

でも謙介は牡蠣がダメなんです。
いえ、牡蠣は嫌いではなくて。
お医者さんから止められているんです。
牡蠣って、生食用の分でも、生食用のヤツをフライだの
鍋だのと加熱しておいても、やっぱり何個かに1個の
割合で加熱しても死なない菌がいるのだそうです。
だから普通の人でも、たまに牡蠣フライ食べて
おなかを壊した、ということがあったりするんです。

その菌が普通の人なら、おなか壊した、くらいで
済むのですが、謙介はちょっと大事になりかねません。
ということで、牡蠣はあきまへん、なんです。
しかし、何が悲しいといって、牡蠣の本場に来てですよ、
他のものを食べるって、、。ねぇ。
まぁ仕方ありません。
とはいえ牡蠣のエッセンスくらいは欲しいじゃありませんか。
だから、牡蠣鍋定食を頼んで、牡蠣は全部さしあげましたさ。(ぶつぶつ)

そんなことで怒っているので、食事の写真はありません。(笑)

さておなかがくちくなったので、行動開始です。
まずは、なんといっても松島は瑞巌寺ですよね。

お寺の近くの紅葉はひときわ見事でした。

Zuiganji

同行者は、カトリックの方なので、お寺の前まで
行って覗くだけにしました。


その後はやはり、松島海岸です。
これでついに謙介は日本三景をすべて行った、ということに
なりました。
宮島はもう小学校の時以来、一昨年に至るまで何度も
行っています。天の橋立も姉が一時舞鶴に住んでいた
時があって、その時に何度か行きました。
で、今回の松島、です。


これで、祝・日本三景全踏破です。
松尾芭蕉さんは「松島の月まず心に懸かりて」
とお書きでしたね。今なら上野⇔仙台なんて
あっという間です。うーん。時間は短縮になりましたけど
果たしていいことなのか? 


Godaidou1


五大堂に行きました。
途中の橋、結構デンジャラスです。

Godaidou2


今、周辺整備中でした。

Godaidou3


松島を見て、再び電車に乗って、仙台に戻ります。
松島海岸駅でなみだがちょちょぎれそうに懐かしいものを
見つけました。このパンフです。

Panf

もうね、見つけるやいなや松島から家まで持って帰ってきましたよー。

あ、いえ、京の冬の旅がどうこう言うのではないのです。
このタイトルの文字を書いた人が懐かしかったのです。
パンフの中をあけてみましたが、この字については
一言も触れていませんでした。 しかし俺は誰が書いた字なのかは
ぱっと見て分かります。
妙心寺の管長だった山田のむーちゃんです。
山田無文老師の字です。
俺、この山田先生には、恩義があります。

俺も含めて学生有志が中国に行きます、と山田先生の
ところに当時お住まいだった妙心寺山内の霊雲院に
あいさつに行ったら横にいた印侍(いんじ)さんに
耳打ちをしたかと思うと、さっ、と封筒に入ったものを
渡してくれました。
何かと思って退出してから封筒の中を見たら、
1万円札が100枚。
お餞別に、と言って渡してくださいました。
このお金の補助をいただいたおかげで
俺、端渓の硯を買うことが出来ました。
その硯は今も大切に
使わせていただいています。

それからしばらくして、
仏国大統領フランソワーズ・ミッテラン氏がむーちゃんに
会いに来ました、ミッテラン氏は禅僧としての無文さんに
会いたかったそうで、わざわざ京都に会いにきたらしいのです。


え? 今日のテーマの腹が減ったは一体どうなったのか?
そうそう。これですこれです。

誰でもそうだと思うのですが、小学校から中学・高校のころって
やたら腹が減っていませんでした?
腹が減った腹が減った腹が減った腹が減った、としょっちゅう
言っていました。
すると死んだばあちゃんがよく「千松みたいに言うたらあかん。」
と言っていたわけです。「千松って何? 」
ばあちゃんは「せんだいはぎ」と言いました。
「?」
小学生にそんなものわかるわけがありません。
(もちろん今ならわかりますけれど。笑)

文楽・歌舞伎の演目でこの仙台藩のお家騒動を描いた
作品で「伽羅先代萩」(めいぼく せんだいはぎ)
という作品があります。
本当は、あらすじとか縷々解説したいのですが、
どうも俺が歌舞伎の話をすると、
うっとうしい連中が
れすをつけやがっていろいろと面倒なので

さしさわりがいろいろと生じます故、
お話はいたしません。(笑) 
まぁそこに出てくる女性で「政岡」という方が
います。その政岡の実子が千松といってお殿さまのお毒見役
をするのですが、その千松はしょっちゅうおなかをすかせていては
ひもじい目に遭うわけです。それで腹が減った腹が減った
と言うと、祖母は「千松みたい。」というふうに言ったわけです。
で、なぜ先代萩か、というと、その政岡のモデルとなった
三澤初子のお墓が仙台駅から程近いところにあったんです。
歌舞伎好きなら、やっぱり行かなくては、ということで
行ったわけです。


行ったのは4時前でしたが、さすが北の街、四国に較べて
日暮れが早いんです。4時というのに、もうたそがれ時です。
急いで行くと、墓所に鍵がかかっていました。

Masaoka1

公開はしていないのかな、と思って、遠くから墓の写真を
撮って帰ろうとして振り返ると、向かいのビルに、政岡廟案内所
という表示がありました。
見ると、4時まで、とありました。急いで行くと、どうぞどうぞ、と
そこに詰めていらっしゃった方が言ってくれてお墓を案内して
くれたのです。

Masaoka2

これが政岡のモデルになった三澤初子の墓です。
墓標が新しいのは、明治になって伊達家がそれまでの仏教から
神道に宗旨替えをして、お墓も神道式になったからだそうです。
こんなパンフレットまでいただきました。もう感謝感激です。

Masaoka3


何度もお礼を言って、さて、と思いました。
もう4時半ですが、すっかり暗くなっています。
四国の4時半は冬でもまだ明るいのですが
仙台の4時半はもう薄暗いのです。
とりあえず駅に行って預けた荷物を受け取り
ホテルに行きました。

荷物を置いて、ちょっと休憩して、食事に
出かけます。まぁ仙台と言えば牛たんですよね。
さっそくいただきました。
スープが行った店は、ちょっと肉厚の牛たんで
なかなかおいしかったです。
(写真を撮るのを忘れて、、。笑)
それから、少し歩いて、こんどはずんだ餅を買いに
いきました。聞くと、ここが一番いい、というので
○上屋餅店というお店に行って、おみやげ用を
買いました。この店ではずんだ、ではなくて
づんだ、なのだ、と教えてくれました。

ご主人、一徹という感じでなかなか良かったです。
こういう妥協のなさそうな職人さんに謙介は
あこがれます。

Dunda


ちょっとご飯でおなかいっぱいだったので
ひとまず包んでもらってホテルに戻って
いただこう、ということにしたわけです。

夜はまだまだ長いのでしたが、
謙介はしんどかったので、ホテルに
戻って、休むことにしました。
まぁご健全。(笑)
今日はここまでです。

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Comments

日本三景制覇とは羨ましい
僕は天橋立しか行った事ないです・・・(;ω;)
私は武士じゃないので「腹が減ってもひもじゅうない」って訳にはいかず、
ダイエット中にお腹が減ったときは、寒天のヨーグルト和えを食べています。

Posted by: mishima | 08. 12. 04 at 오후 12:35

山田無文老師が学長をなさっていた大学の宣伝の大きな看板がよく通る交差点にありますよ!東京には珍しいかもしれません。
仙台って東京のついでに寄るところではないように思うのですが、お疲れになったでしょう、ご自宅でゆっくり身体を休めて下さいね。
伊達騒動、そんな言葉も知らない子供の頃、祖母と一緒に大河ドラマの「樅の木は残った」を見ていたことを思い出しました。もちろん内容なんて解っちゃいませんでしたとも。先代萩は大昔に一回見たことがあります、歌右衛門の政岡でした…っておばさんがうっとうしいれすをつけると謙介さんに嫌われる!

Posted by: アリクイ | 08. 12. 04 at 오후 6:53

----mishimaさん
いやぁ、それが、この時は、全然思って
なかったんですよ。松島、松島、とだけで、帰ってから冷静になって考えたら
あ、これで三ヶ所全部行った、っていうことに気がついたような次第でした。
日本三景、って全部浜辺なんですよね。考えたら。宮島も、天の橋立も、松島も。
やはり白砂青松、というのが日本人の
美意識の中に大きくあったんだなぁと
思いました。 
 謙介も意志が薄弱なので、すぐ甘いもの方面に行きそうです。(笑)

Posted by: 謙介 | 08. 12. 04 at 오후 10:52

----アリクイさん
ねぇ、そうお思いになるでしょ。東ったって、横浜くらいで会議、っていうのなら、まぁついで、ということもありかと思うのですが、関東と東北、というのは、、ちょっと、、ですよね。
ありがとうございます。帰ってきて仕事場の机の上を見ると、予想通り山盛りの書類で嫌になりました。月火水、と昨日、ようやっと片付いた、という感じです。
あ、妙心寺と言えば、来月、1月の下旬から、東京の上野の国立博物館で「妙心寺展」がはじまります。国宝のお軸とか、結構まとまった品物が展示される予定です。
機会がございましたら、是非、お越しください。と、別に俺が妙心寺の宗務本所の代理で広報しなくてもいいんですけど。(笑)

Posted by: 謙介 | 08. 12. 04 at 오후 10:57

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