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08. 11. 25

みけりんの三ツ星に行く。

連休にお客人が来た。
汽車に乗って、それから船に乗ってはるばると。
お客人とは、誰あろう、
うちのブログのリンク先のヒシさん。

折角お越しいただいたのに、
この辺って、ホント大したものがない。
でも幸い、お客人はお城好きなので
まずお城を案内する。
市内の某所に車を置き、
その某所から、路面電車に乗って
市内の中心部に。
繁華街の停留所で電車を降りて
そこからしばらく歩いてお城山に行く
ロープウエィの駅に到着。
その前日、前々日の寒かったこと。
なので、その日も寒いかなぁ、と用心
していたのだけど、この日はうらうらと
陽もあたって、それはそれは前日までの
天候がうそみたいになっていた。

実は、ここのお殿さまの子孫がかつて
あのNH○にいたマツダイラアナウンサー。

「そのとき歴史は、、」のあの人ですね。

ヒシさん、お城ウォッチャーで
こないだも、熊本城においでの話をアップされて
たの、俺も読ませてもらった。

謙介もお城の写真を撮ってみました。
Oshiro


そしてお城山を降りて
昼ごはんを食べて、
駐車場に戻ろうとすると、こんなものが電停に停まってた。

Iyotetsu1
すいませんうしろ姿で。

前から見るとこれ。

Iyotetsu2


俺ねぇ、いつも見てたんだけど
乗ったことなかったんですよ。
あ、この機会に、と思って、乗ることに。
夏目の金ちゃんゆかりの坊っちゃん列車。
走るのは、他の路面電車と同じ線路の上を
他の電車に混じって走っている。

で、乗車運賃は、一回300円。
普通の路面電車は市内均一で150円だから
倍のお値段。

いや、以前はもっと高かったんだよ。
一回の乗車賃が1000円くらいしてて、
一緒にセットで、乗車グッズというか
お土産がついていたんだ。だけど、お土産なんか
要らんから、もっと安くせえ、というアンケート結果が出て
今の普通の電車の倍の価格設定に変更になった。

乗ったけどさー、車内のイスは板張りで、ベンチみたいなの。
それで客車のばねは板バネだからもう乗り心地なんて全然
よろしくない。

あ、もう分かった、って、一区間だけ乗って失礼させて
いただきました。
たぶんもう二度と乗らないと思う。(笑)


駐車場所に車を取りに行き
次に行ったのは
街のはずれにある四国八十八箇所霊場のお寺。
ここのお寺が、訳の分からない雑然としたお寺でさ。
変なオブジェが置いてあったりおどろおどろしげな絵が
あったり。うーん。何だかゴチャゴチャしていて
全然こう落ち着きがないの。
ヒシさん、「ほかの霊場もみんなこんな変なんですか?」
「いや、そぉんなことはぜっええええええったいいにありませぇぇぇぇん。」

参詣を済ませて、次なる場所がいよいよその日の目玉。


行ったのは市営の温泉。

ところがぎっちょんちょん。
この市営の温泉、並みの温泉じゃありません。
なんたって、かのみけりんのガイドブックで、
堂々の「★★★」の温泉なのでございます。


え? みけりん、って何だ? 
だってさー、前におフランスの翻訳小説読んでたら、
「テーブルにはミケリンのガイドブックが置いてあった。」
って書いてあったんだもん。

その小説、翻訳した人、ミシュラン、って知らなかったのか?
それとも本場おフランスでは、ミシュランと言わず、
みけりんというのが正しいのか?
そういえば、うちの車も、前の車の時は、夏用タイヤは
みけりんのタイヤであった。
でも、以来うちでは「みけりん」

ちなみに三ツ星というのは、少々の遠回りをしてでも
行くべき価値のある施設、というようなものとのこと。

とはいえ、たかがタイヤ屋の販促雑誌の評定を
そう有難がることもないでしょうに?
謙介のスタンスはそんなところ。


Dogo1

昔はこっちが正面だったんだけど。


で、その「みけりん三ツ星温泉」の入り口に
立ったわけですよ。

今ではこちらが正面。

Dogo3


どうでもええんですが
謙介、実はこの温泉の裏側って
通勤コースだったりするので、毎日通ってるんだよね。(爆)
だけど、毎日通ってたって、そんな温泉
わざわざ入ることもなかったから
こういう機会に、行った、っていうわけ。

久しぶりなので、ホントの観光客のヒシさんを横目に
すごーいすごーい、と興奮しまくりで写真を撮りまくり。(笑)
わぁーーー。
地元民とも思えない、ミーハーぶり。
もう全くのアホですね。(笑)
さぞかしヒシさんもあきれ果てたことだと思います。

ここの温泉、入浴にはさまざまなランクがある。
下から言うと、神の湯の1階。
これは普通の銭湯と同じで、ただ、お風呂に入って
帰ってくるだけ。
次が神の湯の2階。これは休憩するスペースを
もらえて、浴衣を貸してもらえて、出てくると
お茶とせんべいが出てくる。
次が霊の湯の2階。
休憩するスペースがもらえるのと、お茶が出てくる上に
お風呂の内装が少しゴージャスになって、そこには
石鹸、シャンプーが備え付け。タオルも貸してくれる。
それから、中に皇室専用のお風呂で又新殿、っていう
浴室があるんだけど、そこを見学させてもらえるの。
最後、一番デラックスなのが、霊の湯の3階個室で
ここは休憩のお部屋が、個室。
でね、謙介は霊の湯の2階にしようと思ったんですよ。
ところが満席であいてなくて、
神の湯の2階にすることになったんだ。

だけど、行って正解だった。
人が少なくて落ち着いていたから。
休憩室の感じはこんなふう。

Kaminoyu1

欄間には明治の書家日下部鳴鶴の
隷書の拓本が。本物は温泉の中の
石製のお湯の出口に彫ってある。
これは万葉集の中で山部赤人が
この温泉で詠んだ歌。


Akahito


ほらね。さすが字のことを研究し尽くした
日下部先生ですよね。
万葉集の歌、ひらがななんかで書かずに
ちゃんと漢字で書いてある。

謙介、万葉集の中では山部赤人は
一番好きな歌人だなぁ。
確かに形式に乗った面白みのない歌ばかり
つくって、、っていう批判はあるかもしれないけれど、
それは天皇の行幸に従って、そこで
まず言葉によって土地の精霊を
ほめる、というお役目があったから、
そういう歌を作ったわけでさ。
だから面白みのない歌ばっかり、という
批判はちょっと酷な面もあったりするものね。
まぁいいや。

ゆっくりお風呂に入って、
ぽかぽか気分で上に上がってくると
(お風呂場は1階にあるので)
係りの女性がお茶を天目茶碗に入れて
もってきてくれる。
え? 天目茶碗をご存じない?
これです。
Tenmoku1


ふたを取るとこんなふう。
Tenmoku2


これはもう漱石の時代からずっとそう。

ほてった身体を少し涼しくして、
今度は温泉の建物のほうから外行く人や車を
パチリ。

湯上りに温泉近くの商店街を散策して、
みやげものを見て。
ここでもすごいーすごいーの連発。
(だって寄ったことめったにないんだもん)

ほどなく探訪も終わり、再び車に。
もうひとつ、八十八箇所の札所のお寺に行った。
ここは、落ち着いていて、
静かなお寺だった。

Hatadera

これで一日目の旅は終了。

次の日は、朝10時に出発して、お昼に
こんぴらさんへ。
まずは、善通寺の灸まんうどんにて、腹ごしらえ。
「何がいいですかねぇ。」ということで
ぶっかけうどんを食べてもらう。
この灸まんのお店、
元は灸まんっていうおまんじゅうを売ってるお店が
作ったうどん屋なんだ。
なので、まんじゅう屋の片手間みたいに思われて
変なうどん通の人にはあんまり人気はないんだけど、
地元の人間はここのうどんは行ける、ってみんな知ってる。
だからあまり観光客とかうどんツアーの人は少なくて
もっぱら地元の知ってる人間しかこない。
だもんで、うどんはうまいわ、結構空いてるわ、で
穴場なんだ。

灸まんでうどんを食べて、元にとって返して、駐車場に車を
預けて、金刀比羅宮に。
ヒシさん、若いし、日ごろのお仕事で鍛えているから
階段もなんのその。
「えらいわー」 「息がきれるー」と叫んでいる
おねいさんを尻目に黙々と階段をのぼる。
かっこいいー。
そうして、あっという間にご本宮に。
この日は天気も良くて、見晴らしもこんな感じ。


Kotohirahonngu


そうしてお帰りには、
またまた資生堂パーラーの「神椿」に。
ふふふ。
また来てしまった。

Kamitsubaki1


で、注文したのはストロベリーサンデー。
Kamitsubaki3


またまた資生堂パーラーの誘惑に負けてしまった。(笑)

そうして今度はゆっくりと階段を下りて、再び駐車場に戻り
もう一軒うどん屋へ。
今度は金蔵寺の「長田in香の香」へ。
ここで釜揚げうどんを食べる。
ヒシさん「うどん、びっくりするくらい安いんですけど。」
と驚いている。
そうねぇ。長田うどんで釜揚げが1人前250円だから、、。
でも、こんな値段が普通よ。
どうしてうどん1杯で500円もするのさ。
うどんなんて1杯200円くらいだよ。
この辺って。
それが普通の値段だと思うけど、、。

さて、うどんも堪能したので、いよいよお土産を。
観光地で買うと高いので、途中の大きなショッピングモールへ
ご案内する。
これでお土産もばっちり。(死語)
そうして、早いものでいよいよお別れ。
ヒシさん、どうもありがとうございました。

握手をしてヒシさんは車上の人となり、
次の目的地へと出発したのでありました。


おしまい。(笑)


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Comments

みけりん!表紙に猫の絵がついてそうで、こっちの方がいいかもしれません、ギド・ヴェールなんて言うよりずっと可愛いですね。フランス人は読める限り、フランス語読みでよみますよ、モーツァルトはモザール、ミッキーマウスはミケムスですもん。
二人で気軽に温泉って男の人ならではの楽しみですね!女はお化粧だの髪だの…大荷物になりますから。時々TVでも紹介されている有名なところですよね、風情のある素敵な建物で、入浴後にお茶とおせんべいっていうのがいいじゃないですか。近くにあると行かないものでしょうけれど、羨ましいです。
ひとつ前の記事の話ですが、きちんと話せばわかってくれると思っても、人類の言葉が通じない方もいらっしゃるので、ご家族はさぞかし大変な思いをなさっていることでしょう。どんな手段に訴えてもお互いそこに住み続けるわけですから、ご近所トラブルは本当に最悪です。皆様のご健康とご無事を心からお祈り致します、どうぞたくさんの幸せなことがありますように。

Posted by: アリクイ | 08. 11. 26 at 오후 3:18

---アリクイさん
この温泉の建物、実は重要文化財に指定を受けています。何度か増築に増築を重ねて大きくなったので、近くに寄ってみると
いろいろな建物の集合体だなぁ、ってすぐに分かります。聞くところによると「千と千尋の、、」あの湯屋のイメージのヒントにもなったとか、いう話です。
まぁそれはともかく、久しぶりに入って、ちょっと熱めではあったんですが、湯治ができてよかったです。
 お向かいの人、そうなんですよ。田舎なので、お向かいがそういうクレーマーであるのはみんなよく知ってはいます。だけど、やっぱり表立ってそれを言って、という人はいないんですよね。 今回のこのこと、実は書くの何度目かなんですが、書くと、「あ、うちもそういう近所の困った人とのトラブルがあるんです。」というような話を聞きます。どこにもよくある話ではあるんですね。お言葉、本当に救われました。ありがとうございます。

Posted by: 謙介 | 08. 11. 26 at 오후 7:37

本当に楽しいお休みだったようで・・・何よりです。
この記事のどこを読んでも謙介さんが少年のようです。読んでいるこちらの方も楽しくなりました。
「あれ?この建物、千と千尋の~、に似ているなー」と思っていたらやっぱりそうでしたか。人力車に乗ってみたいです。それからいいですね、200円のうどん、何杯でも食べれそう、お財布的にも♪うどん好きなので四国に行きたい気持ちがより募ります(笑)
ご近所さんとのトラブル、うちの母も大家をしておりまして、よく頭を痛ませておりました。どうしようもないジレンマお察しします。ご家族が一日も早く安心できますようにお祈り申し上げます。

Posted by: 百 | 08. 11. 26 at 오후 8:44

 うみゅう,松山城は小さい頃に何度か連れてってもらったことが・・・懐かしいなぁ。
 お風呂にも入ったはずですが,こちらはまったく記憶なっしんぐ(死語 笑)

 あ,僕はみけりんよりも自分の舌を信頼してます。なんたって炊きたての新米コシヒカリのうまさが理解できないし,極上トロなんておごりでも欲しくない人なので(笑)。

 山部赤人,お役目の歌は,僕もまあちょっと・・・ですが,そうでない歌は新鮮な抒情が漂ってるようで,好きです。

Posted by: Ikuno Hiroshi | 08. 11. 26 at 오후 10:58

---百さん
宮崎映画のそういう背景とかの美術担当の方がこちらにきて、講演をされたときに、そういうヒントをいただいた、という話をされていました。だから、この温泉の本館を見て、監督がイマジネーションを膨らませたのかなぁ、と思いました。
 人力車、いろんなコースがあるようです。当然それにあわせて値段も異なってくるようですが、赤い毛布をひざにかけてもらって、優雅に温泉街をまわる、というのも情緒があっていいかもしれません。
 うどんは、小麦粉価格の高騰で値上げをしたようですが、それでもまだまだお財布に優しい(笑)値段でがんばってくれています。是非、機会がございましたら、こちらにお越しください。

Posted by: 謙介 | 08. 11. 26 at 오후 11:29

----Ikuno Hiroshiさん
お城も一昨年に解体改修工事が終わって、今はきれいなはず、だったんですが、こないだ行ったら、なぜか小天守閣の二階、壁土が剥がれ落ちて、散乱していました。いいのか。(笑) やっぱり温泉が記憶にない、というのは、当時のIkunoさんの興味を惹かなかったからでしょうね。俺も、時々オフクロとの会話の中で「あんた、ここも連れていってあげたのに、、。」と言われることがあって、写真も写っているのですが、さて、、全然、ということがあります。そういうのありますよね。

Posted by: 謙介 | 08. 11. 26 at 오후 11:33

どうもありがとうございました。
そして、大変お世話になりました。
城ウォッチャーなのに、破損部分に気づかないなどの、
城好き失格!なこともあったようですが(笑)、
いろいろな場所を訪れることができて、
よい経験ができたと思っています。
お世話になったものを1つ1つを挙げたらキリがないので、
このあたりで失礼したいと思いますが、
連休中なのに三ツ星でも、
外国の方はあまり見ませんでしたね(笑)。

Posted by: ヒシ | 08. 11. 27 at 오후 6:31

----ヒシさん
楽しんでいただけたら、もうそれが一番でした。俺のほうも日ごろはあまり行かない場所にまわれたので新鮮でよかったです。しかし、温泉熱かったですねー。

Posted by: 謙介 | 08. 11. 27 at 오후 8:16

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