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08. 04. 23

こんぴら歌舞伎(その1)

今年もこんぴら歌舞伎が琴平の金比羅大芝居であった。
今年は4月の5日から23日まで。
(つまりは今日が千穐楽だった。)

実は、ちょっと前に琴平に行ったことを書いた、んだけど
あの時、俺、微妙にカットしてた部分があったんだ。
それはこの金比羅大芝居の歌舞伎のこと。

やっぱり実際に行って、歌舞伎を見てきて
きちんとしたご報告、というのを書きたかったので
金刀比羅宮に行ったことは書いたんだけど
歌舞伎のことは、あえて書かなかった。


それで、前にもお話したように、先週の土曜日に
ちゃんと行って見てきたので、そのご報告を
ここで書いてみようと思う。


Kippu2

こんぴら歌舞伎は、他の歌舞伎の公演とちょっと
違う、っていうところがいくつかある。
まず一番大きいのは、役者さんを身近で感じられる
ということだと思う。

普通歌舞伎を見に行く、っていうと、極論すれば、劇場に行って
見て帰ってくる、ということで完結してしまうでしょ。
だけど、こんぴら歌舞伎だと、公演開始に先立って
前日にお練り、という行事がある。
役者さんたちは、すでに前々日、前日、にそれぞれ来て
通し稽古、立ち位置の確認、っていうようなことを
しているのだけど、前日の4日は、出演する役者さんが
琴平町の町内をパレードして、今年もまた歌舞伎を
はじめます、どうぞよろしく、ってふれて歩くの。


これが、役者さんをすごく近くで見られるいい機会でさ。
以下、姉の撮った写真を横取りして(笑)きましたので
ここでご披露をば。

例年通り今年のお練りの出発とお開きも、参道脇にある造り酒屋の
「金陵」の中庭であった。
そのお練りの前、今からお練りに出発する成田屋の若ぼんを。
あ、今年は若ぼんなんて言えないんだった。
今回は何たって、彼が座頭だし。

Oneri1


ふふふ。こんな近くで役者さんを見られるんだよー。(笑)
普通の歌舞伎の公演じゃこんなふうに近くで
役者さんを見られる、なんてあんまりないものね。

そしてお役者のみなさん、今から人力車に乗ってお練りに出発です。
まずは六代目片岡市蔵丈。

Ichizo


それから市川男女蔵(おめぞう)丈。
左團次の息子ですね。やっぱり似てきましたわ。
Omezo


ちょっとヘアスタイルが昔のサーファーぽかったわねぇ。
おぐし、さすがにさらさらだったわ、とは姉の感想。(笑)


それから坂東亀寿「丈」というよりクンづけのほうがいいかな。(前側の人)
彼は、青少年向きの歌舞伎教室のご指南役なんかをやってて、
結構お話がうまいんですよ。

Kametoshi

後ろが尾上松也クン。
彼は双蝶々曲輪日記で放駒長吉の役をしたんだけど、
すがすがしくてとても良かった(!)

で、町内をぐるっと回ってパレードをして、それから
金刀比羅宮に参詣をして、公演の無事を祈願して
またもとの金陵の中庭に戻ってくる。
(おばさん、一緒にこんぴらの階段のぼるの嫌や、と言って
下で戻ってくるのを待っていた。笑)

で、帰ってきて、海老蔵を。
今度はアップでございます。

Ebizo1

手の振りかたがかわいらしかった、という姉の感想。
「かわいらしい、って、要するにあーた。海老蔵だったら
何でもかんでもええねんやろ。」と俺が言ったら、
ねいちゃん、もうニッコニコして
「あいあい。」だってさ。けつくらえ。

よいしょ、ともう一枚。

ebizo2


Oneri2


これはおひらきの乾杯の場面。
実はね、この写真の一番左の端に写ってるのが
尾上右近くんなんだけど、
(彼なんか平成生まれだもんねー。やーれやれの
こーりゃこりゃ、ですわ。)

実はひそかに謙介は、彼に将来を嘱望しているのですよ。
彼のお父さんは七代目清元延寿太夫。ひいおじいさんが
六代目の尾上菊五郎なので、顔を見るとさ、やっぱり六代目の
面差しが何となくありますねぇ、、。何がいい、ってね。
彼、もうホントに踊りがうまい。
今後の成長を、ものすごく楽しみにしております。


今年の座頭はさっきも書いたけど市川海老蔵。
30歳の座頭は過去23回のこんぴら歌舞伎の中で
最年少の座頭。
海老蔵は一昨年三津五郎丈と一緒に出てまして
このときは『仮名手本忠臣蔵』。

今年の公演について、ちょっと書いておくと、
一部の演目は『双蝶々曲輪日記』、 『太刀盗人』、
それから成田屋ならではの『暫』。

二部の演目は『夏祭難波鑑』と『供奴』
『夏祭難波鑑』では、団七九郎兵衛と女房のお辰の
二役を海老蔵がする。
女形をする、とは言うんだけど、やっぱり
成田屋の歌舞伎だからさ、『暫』が見たいよね、っていうことで
チケットは第一部を頼むことにした。

さて。土曜日。いよいよ当日。
朝から姉は着物を着て美容院へ行って髪を結ってもらうわ、
(あの人、着付けは自分でできるの)
謙介も前日から用意しておいた着物をバタバタと着ていると
(謙介も自分で着られる)
出発の時間が来た。

旦那遊びとなったら、お駕籠に乗って、
というのが本筋ではあるのだけど、(笑) お駕籠を運転する
人がいないので、そこはそれ。(笑)
じゃんけんの結果、謙介が運転をすることに。


もちろん着物で運転。(笑)
こんな感じ。

Unten

着物で運転してたら、じろじろ見られるんだよー。
ましてや、この日は助手席に、銀座のコマダムみたいなのが乗って
おりまして。 運転者も同乗者も着物、っていう趣だし、、。
一体どこの怪しい奴じゃ、っていう感じかな。(笑)

時計もあわせてコーディネート。
スウォッチなんですが、
落款が捺してある朱印のデザインのもの。

というところで、長くなったので、
本日はここまで、といたしまする。
それではまたお明日。

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