みよしのの

本の片付けをしていたら、本の間から出てきた写真。
(すみません。ひどい写りで)
何年か前、大学の時、書道の○島先生の授業を取ってた
仲間が集まって開いた展覧会に謙介が書いて出した作品です。
これは大きな作品で、サイズは縦が1m。横は2.5メートルくらい。
この展覧会、春に京都の画廊であったから
多分作品を書いていたのは、秋から冬にかけてのころだった、
と思います。
そりゃそうですよ。こんな大きな作品、暑い夏に書こう、なんて、、
もうそれを考えただけで頭がくらくらします、って。(笑)
何を書いたか、と言えば、謙介の先輩の作った短歌二首
最初の歌は
きみはまだ わがかたはらに眠りおり 雪間の椿 氷ゐる庭
二首目の歌は
みよしのの 花に すがたを 変えたらば きみや 問はまし めぐりくる 春
という歌。 この二つの歌を散らし書きで書いてみました。
みなさんのところの桜の花は、いかがですか?
まだ、これからでしょうか、 それとも もはや散り初めにかかっていますか。
桜の木にとって、木の根元に人が来て、根元の土を踏まれる、というのは
木にダメージを与える一番の原因だと庭師の方から伺いました。
花の根元でどんちゃん騒ぐ、というのは、桜の木にとっては
拷問以外の何物でもない、って。
花は遠くから眺めるのが、本当は桜のためなんだそうです。
また、お時間があるようでしたら、謙介にもみなさんの周りで起こった
春のさまざまなお話を聞かせてください。
楽しみにしています。
今日は短めです。 これにて。
(今日聴いた音楽 Eine verschleierte Mondnacht 演奏
ベルリンフィルハーモニー 管弦楽団 チェロパート 1994年
ベルリンにおける録音)
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Comments
拡大してじっくり鑑賞したい…。
書いてる途中に「暑い…」とか思ったら、
しないほうがいいですよね、夏場の書。
集中力が切れちゃう季節だもん。
(言い訳です…ハイ)
今考えてる春は、ワラビかゼンマイかタケノコを…
ってことでしょうか。
意味不明ですよねー(笑)。
Posted by: ヒシ | 08. 04. 05 AM 12:09
----ヒシさん
ホント、映りの悪い写真で、すいません。
確か会場に行ったときだって、カメラというものを全然持っていなくて、あわてて「写るん、、」を買ってきて、間に合わせみたいに撮ったので。
字、そうですよー。夏の暑い時期に聯落とか全紙のような大作を書く、なんて思いませんよね。(一度どうしても課題の提出で夏休みに条幅作品を仕上げないといけないことになって、、懲り懲りでした。)大作の製作は、今くらいが最後の時期ですよね。いえいえ言い訳でもなんでもなくて、そうです。
Posted by: 謙介 | 08. 04. 05 AM 11:47