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08. 03. 03

新しいかんきつ類

先日、近所のスーパーで(このスーパーが
おソープ街の入り口にあるんだけど、、。)
ちょうど出盛りのかんきつ類を買ってきた。


Kankitsu


このスーパーは、以前から地元産のものは、特に生産者の
住所・名前まで表示をしてくれているので、やっぱり
作った人の顔が見えるような気がして、すごく
安心できる気がする。おまけに安いし。
3つとも一袋が100円から120円の間だもん。
だから3袋買ったとしても、500円でおつりがくるような
値段だったりするの。
この時期に出回るかんきつ類は、かんきつ類のシーズンの
最後になるので、晩柑類(ばんかんるい)という言い方を
することもあるんだ。

この3つのかんきつ類とも、都会というか他の地方へは
ほとんど出荷していなくて、(まだ収穫量がすごく
少なくてほとんど地元でしか消費されないから)
他の地方の人はあまり名前を聞いたことがないもの
ばかりじゃないか、って思う。

写真左が「ダイヤオレンジ」真ん中が「まりひめ」
左が「はるか」
以前は、いよかんが全盛で、すごく売れていた
時期があったんだけど、
今はいよかん、ってもう全然売れないらしい。
というのが、皮をむいて、食べるので手が果汁で汚れるのが
いやだ、っていうような理由。べちょべちょするのが
嫌だ、っていうんだそうな。 食べるっていうのは、
俺なんかはさ、身体全部で味わうのだから、
手が汚れようと、口の周囲が汚れようと、
拭いたり洗ったりすればいいじゃないか、
って思うんだけど、そういうのが嫌、っていう人が
増えた結果、どうもいよかんが売れなくなった。

俺なんか毎日そのいよかん畑の真ん中を車で走って
通勤してるんだけどさ。せっかく作っても
出荷量の調整をしなくちゃなんないから、
できたいよかんを道路際に、山のように捨ててあるの。
それはそれはもったいない風景で、俺、本当に
その風景を見て、胸が痛くなる。

それでもいよかんじゃあんまり売れないから、
産地としては後継の品種を栽培して、、
ということになって、上のような品種の栽培を
今は栽培して出荷しはじめている。
ただ、まだ今は地元の人対象に出して、
マーケットリサーチをしている、っていう感じかな。

3つともすごく甘い。ただ、その甘さにやっぱり
特徴があってね。ダイヤオレンジは、ちょっと
酸味が勝った中に後から甘さがくるような感じ。
別名大谷いよかん、って言うらしいのだけど、
皮の表面がつるつるで光沢があるからそういう名前
がついたらしい。栽培しているところが
非常に少ないんだとか。

真ん中のまりひめは、濃厚な甘さ。糖度は15パーセント
を超えている。ネーブルなんかに味が
近い。2005年にクレメンティンと南柑20号を
かけあわせてできた新品種なんだって。だからこれも
栽培面積が非常に限られていて、珍しいと思う。
ただまりひめは種が結構多いので、ちょっと
それが嫌、という人がいるかもしれない。
でも多いったって、ぽんかんほどではないけど。

それから、右のはるかは何せ皮がすんごいストロングで、
むきにくいったらありゃしない。果肉の感じは、
グレープフルーツみたいな感じ。ただ、味はグレープフルーツ
なんかと違って、すごく甘い。ただその甘さは
濃厚な甘さでなくて、さわやかな甘さ、というところ。
後味がいい甘さ。ホントは最初3個入っていて120円で
出てたんだけど、一個試食したらおいしくて
二個食べちゃったので、写真に写ってるのは最後の
一個だけ。(笑)
実は、切った断面とか、もうちょっと詳しく撮って、、
って思ってたら、食べよう食べよう、と家族でいいはじめて。
気がついたら、皮しか残っていない状態になっていた。(笑)

でもまだもうちょっと晩柑類の時期がありそうなので
楽しめそう。機会があったら、また詳しくご報告したい
と思う。

今日は朝から雷が鳴りつつドシャブリの雨が降った。
しかもその雨には黄砂がたっぷりと含まれていたらしくて
土曜日に洗車した車が真っ白になってしまった。嗚呼。
どうせそうなんだよねー。人が車を洗ったら、こういうことに
なるんだ。フン。


仕事帰り、がんセンターに。打ち合わせの結果、3月10日
から、病院に入ることになった。 


(今日聴いた音楽 FUNKY FLUSHI’N 歌 山下達郎
 アルバム MOONGLOW 1979年発表から 
 いつ聴いてもかっこいい曲です。)

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Comments

写真右の「はるか」のヘタ周辺部に
特徴があるようなんですけど、
ポンカン系なのかなぁ…。

>皮をむいて、食べるので手が果汁で汚れるのがいやだ、っていうような理由

この理由、確かにあるようで…。
柑橘って皮がむきやすいものだけでなく、
異常にむきにくいものがあるし、
しかも、食べる為には外皮を必ず剥がないと
いけないわけですから、食べやすい果実に比べて、
敬遠されているようです。

食べる方は、手のひらが黄色になるぐらいまで食べるみたいですけどね。

あまり食べない私が言うのもなんですけどね…(苦笑)。

Posted by: 柑橘系を食べないヒシ | 08. 03. 03 PM 9:39

 ・・・すみません,不精なもので,ミカン以外の皮を剥きにくい柑橘類は滅多に食べません(例外は丸かじり金柑 笑)。
 手が果汁で・・・っていうのは後で洗えばいいんだから別に構わないんですが,面倒くさいのと(7割),皮から飛散る果汁の行方が気になって気になって(3割 ←妙なところで神経質)

 早めの退院,お祈りします。

Posted by: Ikuno Hiroshi | 08. 03. 03 PM 9:52

---ヒシさん
はるかなんですけど、ニューサマーオレンジとか小夏とか八朔を掛け合わせたものらしいんです。お尻の周りにちょっと盛り上がった輪っかのようなものがあります。そういわれたら、ポンカンみたいですね。でも色は、あっさりとした黄色、というか、まだ青味のあるみどり色の部分もあったりします。それで熟していないのかなぁ、と思ったりもするんですが、実際食べたら甘いんです。ちょっと不思議なかんきつ類です。このはるか、もうすごく皮が堅くて、
力のない人は、最初から包丁で横に切ったほうがいいかもしれません。異常にむきにくいです。このはるか味は抜群にいいのですが、皮を何とか改良して剥きやすいようにしないと、ちょっと売れ行きが悪いかもしれません。食べてそう思いました。

Posted by: 謙介 | 08. 03. 03 PM 10:49

---Ikuno Hiroshiさん
ダイヤオレンジも実は皮がむきにくかったんです。が、このむきにくいのはネーブルのむきにくさと似ている感じです。皮が薄くて身にくっついているので、なかなかむけませんでした。 3つとも味はいいんですけど、そういう食べやすさはどうか、となるとまだもうちょっと改良の余地はあるかもしれません。 
今日、またスーパーに行ったら、新しいのがあったので、また近いうちに写真を撮って官能検査をしてみたいと思います。
いつもお心遣いいただいて、本当に感謝しています。

Posted by: 謙介 | 08. 03. 03 PM 10:53

3月10日からになったんですね入院。

そうそう、果物や野菜って生産者の住所・名前があるとなんだか安心できますよね。責任もってつくってくれてる気がします。
最近の日本で売ってる食品も、なんだか安心できないものばかりですものね…。
写真みたら、僕もオレンジやみかん食べたくなりました、明日買ってこようかな…!
きっとこのお店で、ソープ嬢もビタミン補給で買っていそうですね。冬は、やっぱりビタミンCとEですね。ソープのお姉さん方もきっとこれでお肌綺麗かも…。

Posted by: holly | 08. 03. 04 AM 12:04

---hollyさん
スーパーの駐車場から、出てきたので、
さすがのソープ街の客引きのオニイサンたちも、俺の車を呼び込もうとは一切しませんでした。(笑) もうね、このスーパーの周辺、ソープ街はあるわ、ストリップ劇場はあるわ。なかなかすごいんですけど。
そうですよね。ソープだって2軒とか3軒なんていうものじゃなくて10軒くらい道の両側に並んでいるんです。で、ストリップ劇場もありますからねー。この町内の一角だけで、すごい数の女性が働いている、ということでしょうね。ソープの入り口にいっぱい女の人の写真が飾ってあるんですけど、、何せ全く興味がないもので。(爆)一度も見たことないんですよ。

Posted by: 謙介 | 08. 03. 04 PM 6:26

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