« どくしょかんそうぶん | Main | 夏休み中の食料事情について »

07. 08. 20

優雅な夏休み、のはずだったのにのにのにぃ。

疾風怒濤の夏休みが終わった(ような気がする。)
夕べ実家から仕事場の街に移動してきたら、
こおろぎと鈴虫が鳴いていて、こちらは涼しかった。
聞くと、他所が39度とか40度の気温が連日続いていたときも
こちらは、33度までしか気温が上がらなかったし、晩も24度台だった
(熱帯夜ではなかった)そうな。

謙介の夏休みを10字以内で答えなさい、と言われたら
「子守とおさんどん」(8字)という(笑)ことになるんじゃないか、と思う。

夏休みだから、のんびりしよう、と思っていたのに。
だいたいの日常を書いておくと
6時15分になったら、ワーグナーの「ニュルンベルグの
マイスタージンガー前奏曲」の目ざましが鳴る。こちらが止めないまで、
5分おきに、「ちゃんちゃかちゃーちゃんちゃんちゃかちゃーちゃん」
と鳴り響く。
謙介は、普通の電子音で良かったのに、
夏休みで帰省している姉のガキども
お子達が、こっちのほうがおもしろい、というので、こちらになってしまった。
この曲はなんだか目覚めにはあまりいい曲でないような気がする。
かといってもうひとつは、エルガーの「愛の挨拶」で、こっちは二度寝しそうな曲
なのだけど。
とはいえ、ワーグナーなんかでやつらは起きやしない。
「ほら、早く起きないとラジオ体操に遅れる!」 と言って、眠たげな彼らを
起こして、服を着替えさせ、ハイ、と体操のスタンプカードを渡して放り出す。

こちらは、まだまだ覚めないぼんやりした頭で、朝ごはんの準備に
かからなくてはならない。
なべに水を入れて、3センチくらいの昆布を入れて、かつお節を入れて、、
とまぁ味噌汁だけ作って、後は昨日の夕食のあたためなおしをして
とりあえず皿に並べたりする。
そうしているうちにラジオ体操は、「今日も一日お元気で~。ごきげんよう。」
とかいう異様に元気なご挨拶で終了し、奴らがドドドドド、と帰ってくる。
でもすごいよね。いまどき、「ごきげんよう」って、、。

とりあえず食うもの食わせとけ、っていう感じで、ご飯を食べさせておいて
こちらも隙をねらってご飯を食べる。
ご飯が終わったら「しゅくだいしゅくだいしゅくだい。」
「こくごのプリント、わからへんわからへんわからへん。」
ええい、やかましい。
姪・甥の国語と社会科の「しゅくだい」を「じゅんばん」に見る。
プリントの問題を読んで、こういう文章を読むときにはね、
と要点だけ教えておいて、問題をさせる。
ふぅ。やっと静かになったので、教科書をパラパラと見る。
歴史の教科書を見たら、もう今時仁徳天皇陵なんて言わないんだ、
ということを発見。昔の仁徳陵は今じゃ「大仙古墳」って教科書に載ってる。
古墳が堺の大仙町にあるからね。
ちょうどその古墳のおとなりにあった学校に用事があって、
何度か通ったことがあったので、その辺の地理は分かる。
近くに都こんぶの会社があるんだよ。(どうでもいいけど。)
国語の教科書には、前にも言ったけど、
テレビ番組を作りましょう、なんて単元があって、
扉の写真にTBSの○住アナウンサーの写真が出ていたりするし、
(一体誰の人選なのか?) 後ろの著作者を見たら、
なぜだかタテマツワヘイの名前があって、どこにでも出てくるんだ、この人、
とか思ったり、結構国語の教科書はおもしろかった。
もちろん、中には、広島の原爆で亡くなった広島二中の生徒の話の
ドキュメンタリー台本の「碑」という話は、読んでいて感じるものがあって、
しみじみと読んだ部分もちゃんとありはしたのだけど。

で、国語と社会科を見ているうちにお昼になる。
もういい加減暑いし、眠いので、しゅくだいのプリントと言っても
1枚か2枚がやっと。
昼は、お中元にもらったそうめんが大量にあるので、それを茹で、
おかずのほうはご近所からいただいた野菜で、自動的に献立は決まる。
謙介は午後からは、昼寝。
34度くらいまではエアコンは使わないのだけど
さすがに36度ということになると、エアコンを使う。
午後は、ちょっと休んでから、またしゅくだい。
今度は書写。
俺が使ってる筆を貸して書かせる。
「おっちゃんの筆、使いやすいわ。」と姪が言う。
1枚書いては、疲れたといって休みそうになるのを、
5枚書いたら、アイス、と言って、何とか書かせていく。
だいたいこの辺に来ると、こちらも連中も疲れ果ててくるので、
以後昼寝。
後は、姉がスーパーから帰ってきて、ご飯を作り
俺も手伝って、食事。後は花火をさせたり、テレビを見ていたり

食事の後は、片づけをしたら、こちらは疲れていて、
お風呂に入ったら、速攻でに寝させてもらう。
休みはこの繰り返しで終わってしまった。
なので、パソコンなんか、一体何の話? の世界で。

実は、映画だって見よう、っていうんで、DVDを何点か用意していたのだけど
結局見られたのは、「チルソクの夏」一枚だった。
「チルソクの夏」で、韓国人男子高校生の役をしていた人、最後の最後まで
韓国人の役者さんだろうと思ってたら、後から日本人だって聞いてびっくりした。
うまいなぁ、って思った。チルソク以後、出演作がないようで、、。
もうちょっと見たいなぁ、と思った。見ての収穫はこれ一枚。
おらのなつやすみをかえせ。

月曜日。病院に行く。
前回の血液検査の結果を見ながら主治医からの説明。
数値的には、ひとつ安心なのがあって、もう一つは不安材料があって。
文字通り「一喜一憂」してもなぁと思い、淡々と話を聞く。
終わって中央処置室で採血。
今日はワタシ、と俺の採血担当になったのは
内科外来の看護士長さん。 内心、ひええええと思う俺。
実はこの方がいちばん採血が下手というか痛かったりする。
夏休みで、みんな交代で休みを取っているいるために
シフトでこんなことになったらしい。
チクッとしますよ、と全員の看護士さんが注射針を射す時に
言うのだけど、上手な人がすると、ホントに大して気にならないほど
痛くない。それが看護士長さんは、射してから、採血中、針を抜いた後
どれも痛い。(悲) 今日もやっぱりそうだった。
来週は普通のシフトに戻ってくれていることを念願しつつ、
会計を済ませて病院を出る。
出て、びっくり、さすがに日没が早くなっている。
あ、もう季節は確実に動いているんだな、と思った瞬間だった。

(今日聞いた音楽 微笑の法則 スマイル・オン・ミー
 歌 柳ジョージとレイニーウッド CDは2005年盤)


|

« どくしょかんそうぶん | Main | 夏休み中の食料事情について »

くらしのこと」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 優雅な夏休み、のはずだったのにのにのにぃ。:

« どくしょかんそうぶん | Main | 夏休み中の食料事情について »