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07. 06. 01

四字熟語

このあいだの白鵬の横綱昇進にあたって
大相撲協会から使者を迎えたときの口上が
またまた四字熟語になってたね。

今度は「精神一到」だって。白鵬は貴乃花に似せたい、と思っているらしいし、
そういう意識が貴乃花の時と同じように四字熟語にしたのかな。

前の貴乃花のときは「不惜身命」だったかな?
それにしても難しい言葉だねぇ。(笑)
今回の「精神一到」は謙介、知ってたけど、
「不惜身命」なんて、そんな言葉、知らんかったぞ。
「夜露死苦」だったら謙介だって知ってるけど。(爆)

うーん。だけど思うんだけどさ、何もことさらに難しい言葉を
遣わなくってもいいんじゃないのかなぁ。
まぁね、その言葉を持ち出した方が仮にですよ、文字学の泰斗で
いらっしゃった白川静先生だ、とか言うのであれば、
そんなふうな難しい言葉を遣っても、あの方なら、って思うんだ。

いや、これは別に貴乃花がどうこう、というのではなくてさ。
難しい、いかにも辞書で調べてきました、っていう言葉より、
その人の日常遣っている言葉の延長線上で、一生懸命に考えて出してきた
言葉のほうが、ずっと人の心を打つように思うんだ。
なぜって、本人が一生懸命に自分の思いを伝えようとして、出てきた言葉だもの。

自分の気持ちを伝えたい、そのために一生懸命に考えて考えて、それでようやく絞りだしてきた
言葉なら、十分にその人の人柄を映し出すのではないかなぁ。
もっと言えば、その人の全人生を反映した言葉だ、って思える。 
その「人」が、言葉の中から現れているから、その言葉の中に温かみとか
気持ちが、にじみ出るようなものが見えて、それが聞いている人の心にすっ、と入ってくる。

けれども、その発せられた言葉が、もしその人の日常の生活から
かけ離れた言葉であったならば、どうだろう?
言葉に気持ちが伴っていないから、その言葉だけが宙に浮かんだまま、
という感じがする。だから確かにカッコいい言葉かもしれないけど、
全然印象に残らない。聞いても、印象はその時限りで、おしまい、って
いう感じになるんじゃないかなぁ。


まぁね、確かにこれは儀式だから、っていうんで硬い言葉が必要、ということで
紋切り型の漢語の四字熟語を持ってきたのかもしれないけど、
結局のところ、その人の言語生活からあまりにかけ離れた言葉を遣っても
そぐわない、というか、なじんでないものね。
だから、言葉だけが独り歩きする、っていう感じになるし。


なんかそのニュースを新聞で読んで、俺、そんな気がした。

今日から6月。
衣替え。
着物だと、裏地のついた袷(あわせ)の着物から、裏地のない
単(ひとえ)の着物を着る、というはっきりとした決まりの境目が
あるんだけどね。もともとはそのための「衣替え」という言葉だったし。

けど洋服だと、学生の制服で、衣替えを知る、というところかな。

東京の友達が、「いやあ、いいよ。うん。高校生の夏服はいい。」
という舞い上がったようなメールをくれた。むらむらと気持ちを欲情させて、
歯止めが効かなくなって、つい、変なことをしたらあかんよ、
とお返事をした。

梅雨はうっとうしいのだけど、こちらは目下渇水状態。
このままで行くと、第2次第3次の取水制限、
っていう話がちらほらしてる。
雨が待たれる季節です。みんなのところの水事情はどうですか?

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