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07. 04. 05

料理本売り場で「人生」について考える

本屋に行くと、必ず料理本のコーナーに行ってみる。
最近は本当に料理の本もいろいろな切り口からの
本があるよね。給料日前の家計ピンチのときのおかず、なんていうお金の面からのとか、
フライパンひとつで、っていうような道具の面から、とか。 これが一番多いけど
1200カロリーの、といったようにカロリーの面からとか。
そんな料理本を見ていると、そうか、この材料でこんな料理が作れるんだ、、とか
あ、こういう調味料の使い方もあったなぁ、、と
いろいろ発見があったりする。


不思議なことに、何人もの、何冊もの料理研究家の作った料理の本を見ていると、
あ、この人の料理はおいしそう、っていうのか、自分にとって
何だかこれいいなぁ、って思う料理がいっぱい載っている本と、
人気のある料理研究家の方ではあるけど、この料理は何か
あまり俺にとっては作ってみたい、っていう感じがしないなぁ、という人の料理もある。
うーん料理研究家にも自分の好みとの相性なんてあるのか、とか
思ってしまう。

辰○さんっていう親子2代にわたる料理研究家がいらっしゃるけれども、
この方のお料理の本は、何だか恐ろしい。
だって、いい加減な材料使って、適当に作ろうものなら
「そんないい加減な心根で料理なんかするのはふざけています!」
とか言われて、叱られそうなんだもの。(笑)
だしを取る昆布だって、スーパーの特売みたいに安い材料とか
適当なものではダメで、正しく、利尻ものとか羅臼ものとか使わないと
いけなさそうだし、スープを作るのも、○の素のコンソメキューブ
なんか使ってたら「そんなものお話になりません!」って糾弾されそうで恐い。


しかし、中には料理に人生を賭ける、というか、食事即人生なわけで、
ここまで行くと、それはもう料理を作ることが人生の哲学の高みにまで
到達しているよなぁ、、って思ってしまう。

辰○さんのお料理の本はこわいので、(こわいと思いつつ見てるけど。笑)
他のお料理研究家の人の本は、、と探す。

あ、この人も有名だよね、、、とある人の料理の本を手に取る。
この人の旦那さん、最初の奥さんと結婚して、程なく離婚した。
まぁ離婚した、なんていうのは、そう珍しいことではない。
ここまでは、ね。でも問題はそこから後。
最初の奥さんは歌手だった。その人と離婚になったとき、
この旦那は、別れ行く奥さんのことをいろいろとなじった。
すると歌手の元奥さんは反撃に出た。
別れた旦那を評して「○○さん、ホモだったから
私の身体一切触らなかった。」って、マスコミを通して世間に発表した。

そうしてまぁ「すったもんだ」があって、さらにほとぼりがさめた頃、
その男の人は、別の女の人と結婚した。そうして、その奥さんに
なった女性の料理が、そのホモだ、と言われた旦那さんに作っていた料理が
おいしいと評判になり、それがやがてマスコミの知るところとなって
彼女は料理研究家として世間に知られるに至った。

もし、今の料理研究家になった件の女性が、ホモだ、って言われた
その男の人と結婚していなかったら、その人は有名になって
いたのだろうか? 元々は旦那さんに作っていた料理が好評で
人気が出たのだし、、。まぁ別の男の人と結婚していても、彼女の
才能は変わらずにあるのだから有名になっていたかもしれない。


けど、旦那も彼女が売り出すについてプロデューサーの仕事を
しているから、旦那の力もあるはずだ、、そう考えたら、もし、
彼女が今の旦那と結婚していなかったら、、どんな人生を送って
いたのだろう、、とか。これもまた人生のなせる不思議だなぁ、と。
料理本売り場でさまざまな人の人生について思って無常だなぁ、、
としみじみ考えてしまったのだった。


仕事帰り、近所の市役所の出張所に不在者投票に行く。
受付で、書類を書いていると、肩をつんつんされたので、
見ると、セクションは違うけど同僚がいた。
「ちゃんと棄権せずに投票えらいえらい。」(笑)
前は、近くに不在者投票の投票場所がなくて、
大分離れたところまでいかなければならなかったのだけど、
仕事場の近くにできたので、すごく便利になった。


(今日聴いた音楽 My Foorish Heart  演奏ビル・エヴェンズ・トリオ
 ニューヨーク ヴィレッジ・バンガードでのライヴ録音 1961年)

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