一足先に

昨日は朝から会議があった。
来年度の人事異動の内示と、３月３１日までのスケジュールなどの打ち合わせ。

各担当から話があって、それを確認してあわただしく会議は終了。
正直、この時期って、いろいろな方面に報告しなくちゃなんない資料は
作らないといけないし、来年度の計画を立てておかなければならないし、
のんきに会議であんまり時間をかけている暇はない。

部屋に戻って、やりかけていた仕事の再開。
今日も花粉がとびまくり。ネットの花粉飛散状況を時々チェックするのだけど
ここずっと非常に多いの表示のまんまで。
だから薬を飲んでも、効果は３時間が限度。点鼻薬も、やっぱり３時間が限度。
ただでさえしんどいのに、花粉症で一層悲惨な顔になってる。
目の周りに隈はできてるし。

とはいえやらなければいけないことは次々とあるので
リストを作って、書き出しておいてひとつずつ片付ける。
忘れると大変だし、、。

家に帰って、ちょうど食事を済ませたころ、先日お花を送った
京都の知り合いのおばさんから電話がかかる。
「何や、えらい高い薬つこうてはりますわ。」
「何て言う名前の薬ですか？」
「ゾメタとイレッサ、言いますねん。」
「ゾメタ、、ですか？」
「はぁ、何でも骨に転移したがんを叩く薬ですねんて。
これ一ヶ月に一回の注射やねんけど、一回分の注射が４万よ。」
「ゾメタなんてふざけた名前のくせに、値段は高いですね。」
「イレッサもやっぱり高い薬でねぇ、、。私はまだ払えるから
ええけど、、。私の、前のベッドの人なんか、お医者さんが
この薬使いましょか、って言ったら、しばらく考えてはるえ。
治る見込みと価格と、天秤棒にかけてはるんやわ。」とのこと。
金の切れ目が、命の切れ目、という現実問題は
ホントに俺も入院中何度も目にした。
「俺のほうも安定したら、また行きますし。」
「待ってるわなぁ。」と言って電話を切った。
ため息が出た。

そして今日。
いつにもまして花粉症の症状がひどい。
金曜は主治医の担当日ではないけど、電話を入れて
診てもらう。
「センセイ、アレグラ、全然効きません。飲んだけど、鼻水は止まらないし、、。
俺、今日の午前中で、ティッシュ１箱使い切ってしまいましたもん。」
「そうやねん。みんな、そういうてはる。今年の花粉きつい、って。」
（それなら、もうちょっと考えて薬出せー、って思ったけど。）
じゃあ、これとこれ追加、っていうんで、アレロック錠と
フルナーゼ点鼻液、っていうのが追加になった。
はぁ、ちょっと楽になったらいいんだけど。

帰りがけにセンセイが、「ホントはゴーグル買ってしたほうがいいんですけどね。」
って言った。
「ゴーグルって、、、」
ここで謙介が思わず何を想像したかは、　多分、読んでくださっているみんなは
分かったよね。はははは。

帰ったら、税務署からハガキが来てて、
見たら、「先日の医療費、あんさんの銀行口座に入れときましたよってな。」
というお通知。４月の末かと思ったら、とても早い対応で、びっくり。

（今日聴いた音楽　約束　pi 歌　アルバムpi １集から　2001年）