« 「山」は越えたって | Main | さくら、咲く前に »

07. 03. 10

桜餅二態

Ikuno Hiroshiさまからご質問がありましたので。

こちらが関西に多い道明寺粉を使った桜餅
Kansaikei


で、この下のものが、小麦粉クレープ風の関東に多い桜餅Kantokei

向島の長命寺の桜餅は桜の葉をゴージャスに3枚も使ってて、
中のクレープ部分が見えにくいので、見やすいこちらの写真にしてみました。

こんなふうに関西風と関東風では違うようなんです。

だけど、じゃあ日本のどの辺りが桜餅、関西風と関東風の境界なんだろう? (笑)

|

« 「山」は越えたって | Main | さくら、咲く前に »

くらしのこと」カテゴリの記事

Comments

 ・・・なんすか,これっ!

 なんとなんと。
 あずまではこれを「桜餅」といわしゃりますのか?
 もしや餡も粒餡ではおじゃりますまいなぁ?
 いやいや,まことまろごときの思いおよぶところではおじゃりませぬのぉ・・・ほーほっほっほっ

 ・・・すみません,一瞬烏丸少将の霊が憑依したみたいです(笑)
 しかし,桜の葉を3枚も使うなんて・・・くどいというか品がないなぁ。
 (間違いなく関東の人を敵に回したぞ,と 爆笑)

Posted by: Ikuno Hiroshi | 07. 03. 10 AM 1:35

----Ikuno Hiroshi さま

 関東の人は、関西の道明寺スタイル(なんていうと別の、、
想像をしてしまいますが。笑)の桜餅をヘビーだとか重たそうで嫌、
というし、関西の人は、あんなもの貧相な感じがして、食べた気が
しない、という話を聞いたことがあります。
 まぁそれぞれ自分が食べてきた、とか自分の育った
文化圏で見て慣れているのが、どうしたって
好みになっちゃいますからねー。それぞれのところで
それぞれの味があるんだ、というところで
謙介は措いておこうっと。(うまく、逃げたなー 笑)

Posted by: 謙介 | 07. 03. 10 PM 12:45

 
ふははは。坂東の田舎ザムライには焼皮に巻かれていてこそが「桜もち」なのじゃ (だいたい「長命寺」なんて呼び方も、きのう知りました笑。「道明寺」でないのが「桜もち」)。皮だけでもオイシイのじゃ。皮ばっかり食べちゃって親に怒られたりしたものじゃ。

「柏もち」も上方では糒で作られてるんですか?

Posted by: 黒須 | 07. 03. 10 PM 1:58

----黒須くん
 しかし、長命寺といい道明寺といい、どっちもお寺関連
というところがおもしろいですね。
皮ばっかり、っていうの、中のあんこは、べちゃっとしてるから
嫌、って拒否したのですか?
 柏餅は、団子の粉だから多分米の粉を使って作ります。
中のあんこはこしあん、つぶあん、それから京都に行くと
味噌あん、っていうのもあるけど、味噌あん、、っていうとまた
Ikunoくんに何か言われそうですね。

Posted by: 謙介 | 07. 03. 10 PM 7:21

 実は味噌あんは意外に好きだったりします(笑)
 こないだ,こちら(沖縄)の伝統菓子「こんぺん」っていうのを食べたら,中にほんのり薄味の白味噌あんが入っていて,ほんわかしちゃいましたよ(微笑)

 確かに道明寺系桜餅は,ヘビーといえばヘビーかも。一度に一個食べれば充分ですね,お薄があっても(汗)

Posted by: Ikuno Hiroshi | 07. 03. 10 PM 11:57

-----Ikuno Hiroshi さま
そうですか。沖縄のお菓子というか、おかあさんが子どもに
作ってあげる素朴なお菓子の中に、甘みで味噌を使ったの、
ってありますもんね。それになじみやすい味ですし、、。
関西の桜餅は、重いですよね。
だけど、今日近所のスーパーに行ったら、おばちゃんが
「私や、食後のデザートで桜餅いっぺんに3つくらい食べるわ。」
と豪語されていたのを小耳にはさんで、思わずそのおばちゃんの
顔を見てしまいました。食後のデザートだそうで。何かごはんを
食べて、その後に、、だって。それも3つ。恐るべし。

Posted by: 謙介 | 07. 03. 11 PM 12:44

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 桜餅二態:

« 「山」は越えたって | Main | さくら、咲く前に »