滞院日誌Ⅶと退院報告
多分夕方には、ここを出られると思う。
(朝、主治医は急いでやってきて、
「あ、今日退院だったね。はいはい。手続きとか
薬とか、ちゃんと処理をしておくからはいはい。」
と少し慌てた口調で言って、そのまま帰っていったけど
大丈夫だろうか? はて。 今まで大丈夫でなかった
ことが何度かあったので、看護士長さんにもう一度確認は
しようと思うけど。)
もうちょっとしたらお呼びがあると思って、一応荷物整理
なんかはしちゃった。(これで退院が延びたら大笑い)
年末の紅白、審査員で阿木燿子が座っていた(と思う。)
彼女の作詞した「プレイバックパート2」の歌詞の中に
「真っ赤なポルシェ」っていうのがあって、
ポルシェは商品名だからって言うんで、「真っ赤なくるま」って
歌わされることになってた。 (あのときもすったもんだが
あって、結局紅白では山口百恵、ちゃんとポルシェ、って
歌ってたと思う。)
実は俺の出身中学の応援歌が宇崎さんの作曲で
歌詞が阿木さんなんだけど、
「作詞作曲した人って知ってる?」
って今の生徒に聞いたら、「どこかのおっさんとおばはん。」
というお答えだったなぁ。
だけど阿木さん、知らない間に紫綬褒章なんかもらってたんだね。
今回は瀬戸内寂聴さんはあんまりコメントがなかったなぁ。
去年の10月だったか○HKの徳島放送局の建物が新築された
時にゲストで来ててさ、松山局からの臨時出張アナウンサーが
「こんなに新しく立派な建物に生まれかわりました徳島放送局です。」
と言ったら「建物も立派になったんですから、
放送の内容もご立派にお願いします。」と瀬戸内さんに
間、髪を入れずに突っ込まれておりましたので、今回もちょっとコメントを期待
してたんだけど。(笑)
昨日の「芋たこなんきん」見ていたら、岡田茉莉子が扮した
大御所女流作家が、藤山直美の家を訪れて、宴会になって
藤山直美が「大阪市歌」をいきなり歌い出したのはちょっとびっくりした。
思わず一緒に歌ってしまった。
大阪市民であったことはないのだけど、なぜかちゃんと歌えてしまう。(笑)
「高津の宮の昔よりー」って。歌える奴も歌える奴よなぁ、、。
種明かしをするとオーケストラでホルンを
吹いていた大学の時のゼミで一緒の奴が、何かのときに
「これ今度吹かんならんねん。」って、大阪市歌を教えてくれた
ことがあった。 そばで3回くらい演奏してくれたのかな。
それで覚えてしまった。メロディラインきれいで特徴あったし。
作曲は中田喜直のお父さんの中田章。「春は名のみの風の寒さや」って
「早春譜」っていう曲も作ってる人だよね。作詞は堀沢周安っていって
俺の出た小学校の校歌も作ってたなぁ、、。
何か校歌とか市歌とか作るの得意だった人みたい。
なんだかあれから頭の中で「大阪市歌」がエンドレスでまわってて
困ってる。「にぎーわい まーさーる おおーさーかしー」って。(笑)
東京タワーっていう小説が出たと思ったら、今度は「通天閣」やて。
多分次は「ポートタワー」か「京都タワー」だろうか。
でもポートタワーはまだ小説になるようにも思うけど、京都タワーは
どやろ。(笑)
渡辺淳一の「愛の流刑地」のテーマ、平井堅が上半身裸で
歌うんだそうな。また、賑やかにわぁわぁ言う人たちが
出てくるんだろうな。多分。
あ、さきほど詰め所においで、って連絡があった。多分ご許可が
出たんだと思う。今から行ってきます。
追記
ちゃんと許可はおりて先ほど家に帰ってきました。
入院中はげましのおことばありがとうございました。
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Comments
年末からの入院生活お疲れ様でした。結果も良好なようでヨカッタです。今日を逃すと、きっと3連休、病院の会計とかデキませんもんね笑
カンケイないけど謙介さんのオネエさまの気っぷのよさに、いつもホレボレしています。なんて男らしい‥‥
今年も1年ヨロシクお願いしまーす。
Posted by: 黒須 | 07. 01. 05 PM 8:26
----黒須くん
お見舞い・はげましのお言葉、どうもありがとうございました。
何だかうちの姉じゃ人、割り切りというか見極めがスパッとしてるように思います。悩むのは人並みにあーだこーだ、と、うだうだ悩んでますが、悩んで済んだら一切右顧左眄はしません。切りたい、と思ったら、スパッと割り切ってしまいます。で、絶対しんどいほうは取りません。必ず楽ちんでマイペースでできるほうを取ります。(笑)俺のほうは、姉に言わせると頑固なんだそうで。あ、その辺やっぱり似てるわ、ということのようです。
Posted by: 謙介 | 07. 01. 05 PM 8:45
退院おめでとうございます!\(^O^)/
なんだか文章も元気な感じですね(^_^)安心しました。
これからも、体に気をつけ、もっと元気になってくださいね。
お年賀、メール、ありがとうございました。
m(__)m アリガトォ
阿木燿子さん、天才作詞家ですね。なんでも天から作詞がおりてくるようにして歌ができるんだそうですよ。そんな風に何かで聞いたことがあります。
愛の流刑地って映画?ドラマ?になるんですかぁ?
みなきゃ…笑。>^_^<
Posted by: holly | 07. 01. 05 PM 11:30
----hollyくん
いえいえこちらこそ。どうもありがとうございました。平井堅は、愛の流刑地の歌のプロモーションビデオとコマーシャルで出るんだそうです。コマーシャル自体は1月5日開始だからもう出てると思うんですけどね。
俺の書く小説も、実は阿木さんとおんなじ感じなんですよ。言葉が舞い降りる、なんてカッコいいものじゃないですけど、その感覚、なんとなく分かる気がします。(笑) そんな才能なんてないけど。でも、俺が書いている、っていうんじゃなくて、ペンがこういうふうに書きたい、ってどんどん書かれていく、っていう感じのとき多いんです。
Posted by: 謙介 | 07. 01. 06 PM 9:56
おかえりなさいませ。
今頃はご自宅でゆっくりなさってるのでしょうか?
宇崎・阿木夫妻と言えば曽根崎心中を思い出します。
映画で徳兵衛を演じたのがきっかけで、宇崎竜童はすっかり曽根崎心中に魅了されたみたいですね。
ロック曽根崎心中を観劇しましたが、情念を感じる舞台でした。
フラメンコ曽根崎心中(こちらも宇崎夫妻プロデュース)も見てみたいと思っています。
寂聴さん、眠たかったのでは(笑)師僧の今東光に続いて大僧正になる日も近い?
Posted by: yasu | 07. 01. 07 AM 1:29
----yasuくん
こんにちは。やっと出てきました。
紅白に審査員で出てたのを見て、ああ、考えたら
山口百恵の時から、もうずいぶんな時間が経って
しまったのだな、と思いました。
阿木さん、過去のいきさつなんか忘れてしまったかのようにニコニコしてましたもん。(笑)
寂聴さん、そういうことになるかもしれませんね。
今、仏教界だって何でもありですもんね。
今年もよろしくお願いします。
Posted by: 謙介 | 07. 01. 07 AM 11:52