うどん
知り合いが少し用事があるとかいって日曜の昼前にきた。
じゃあ、お昼でも、ということになる。
「どこに行きましょうかねぇ、、。」とお伺いをたてると、
「○なまるうどんはどうですか?」
(えええええ、○なまるかよー。 ○なまるだけはやめようよ、、。
正直避けて欲しい、と内心思う俺。)
うちでは、○なまるうどんは、「ごりまるうどん」という。
だって麺がやたら固くて、ごりごりしてるんだもん。
あそこのうどんってコシのあるうどんっていうんじゃなくて、
単にゆで方が足りなくて生煮えで固いだけのような気がする。
コシ、っていうのとはちょっと違うように思う。
なので、ちょっとご遠慮申し上げたい。
うーん、どこにするかなぁ、と頭の中で算段を。
ごりまるうどんからもうちょっと行ったところにある
知り合いのNさんのうどん屋もいいなぁ。ぶっかけうどんがおいしい。
ここのおっちゃんは空手が趣味。
Nさんの奥さんは文章を書くのが趣味で
文藝教室に通っていたのに、何たって空手が趣味の体育会系のご主人は
「そんなアホげなことするな、文章書いて何がうれしいんや。」
と言って大喧嘩になった、んだって。
文章を書く、なんていうのは大体が非生産的で、何の得にもならないんだって。
やれやれ。
まぁそれはともかく。
ここは有名な店でちょっと高い。
姉が一時期行ってたスイミングスクールの
コーチがスイミングスクールを辞めておやじさんの家業を継いだ
うどん屋も、(スイミングスクールの元インストラクターが
やってるうどん屋。ちょっとそそられる? 笑)
そう遠くないところにあるのだけど
ここは日曜は休み。うーん、しばし考える。
うどん屋に知り合いが何人かいて、いろいろな話が聞けて
おもしろい。東のほうにあるAっていううどん屋は
夕方の4時くらいに閉めるのだけど、なぜ4時なのか、
と言えば、6時半から地区の公民館で社交ダンス教室が
あって、それにうどん屋の大将が行くから。
一日うどんを作った後は、ルンバやタンゴで踊るのだそうな。
かっこいい。
で、やはりごりまるだけは避けたいので
「じゃあ、知ってるうどん屋があるので、そこにしませんか? 」
と、さりげなく誘導してみる。
「そこ、おいしいですか?」(ごりまるよりはずっとうまい。)
「まぁそこそこ。」
ということで、車を出す。そのうどん屋には、
駐車場なんておしゃれなものはないので、
近くのスーパーに置いて、そこから少し歩く。
ビルの一階。
おばちゃんの元気のいい「ぃらっしゃい!」の声が響く
おばちゃん軍団。おばちゃんからかぎりなくおば、、に近い方まで
5人がうどんを作る作業をしている。
「何しましょ。」
「かけの大」
「僕はぶっかけの熱いんの小」
ほとんど瞬時にして出されるどんぶり二つ。
後、さらに二人でコロッケだのいなりずしを取ってお会計。
うどんの大とコロッケで、310円だもんね。
ぶっかけの小といなりずしでも330円。
お会計を済ませて、ネギやらだしをかけて
水をコップに入れて席に。
横の人がおでんを取ってる。
あ、焼き豆腐がおいしそう、でももうおなかには入らないや。(笑)
あのおばちゃん、しっぽくかぁ、、。根菜たっぷりだし
暖まりそうだなぁ。あれにしたらよかったかな。
といろいろな思いが交錯する。まぁいいか。
今度の楽しみにとっておこう、、。
二人、一言もしゃべらず黙々とうどんをすする。
3分でごちそうさま
あ、おいしかった、といって店を出た。
今度食べられるのは、いつのことだろう。
今日、月曜。仕事帰りに病院に行く。
入院に先立っての予備検査をいくつかして帰る。
(今日聴いた音楽 Kumbhira, der Schutzgott der Seefahrer
何かドイツ語だとご大層ではあるけど、日本語に直すと「こんぴら ふねふね」
演奏ベルリンフィルハーモニー チェロ奏者有志
ベルリンフィルの「こんぴらふねふね」 1994年
ファンハウスレコード盤CD)
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