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06. 12. 01

立ち尽くす明日

あ、これは柴田翔の小説のタイトルだった。

いや立ち尽くしたのは「明日」の話ではなくて、
さっき帰ってきたとき。

ドアの前にスーパーの袋に大根が三本。
大きな大根が三本。
一人暮らしの奴のドアの前に、大根が三本。

多分、いやこれは絶対大家さんの差し入れ。
だけど、三本、って、どうしよう。
大根の入ったスーパーの袋を台所に置いて、
う、う、うーん、と、悩む謙介。


昨日は、大根が過剰にできて、値崩れを防ぐとかで泣く泣く
処分した、っていうニュースもあったけど、
食べ物を粗末にする、というのは
やっぱり胸がふたがれる思いがする。

(今ね、ふたがれる、って打ったら、この
ワープロソフト、下に赤の波線が出るんだよ。
これでまちがってないのか? って聞いているんだ。
ホントに日本語を知らんワープロソフトだ。
これだから、、、、ぶつぶつ。(笑)

「ふたがれる」って正しい日本語なんだよ。
日本書紀にも出てくる由緒正しい日本語だってば。
まったくねぇ、、。笑 ごめんね。あ、話が飛んだ。)


で、


一本はお米のとぎ汁で茹でて、
同時進行で冷凍庫にあった豚の三枚肉の塊を出して
解凍したものと一緒に煮豚にして。

ふう。でも後二本。
二本は皮を全部剥いて、5ミリの輪切りにしてそれをまた半分に切って。
半月型の大根を作る。それに切り目を入れて、ベランダの庇の下に
糸を張って架けていった。そうそう切干大根を作ったというわけですね。
切干を作り終えたときは、思わず一大事業をなし終えたような気が
いたしました。(笑)

(今日聴いた歌 ラ・ヴィ・アン・ローズ 歌 吉川晃司
 1984年 「ばらいろのじんせい」だって。
なんてすてきな、、。おことばでせう。)

 

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