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06. 12. 12

何を食べても、(その2)

昨日の話の続き。
俺みたいに、田舎に住んでて、
毎日の通勤コースに果樹園の中、とか田んぼの真ん中、と
いったところを通ってて、農作物ができる過程を
逐一見ている人間としては、よく雑誌に載ってるような
「ロハス」なんてウソっぽいし。何でもかんでも自然なんとか
っていうのも、ちょっとなぁ、、って思う。

いつだったか、○チュラルハウスとかいう自然食品の店の前を
通ったら、原材料が石油、っていうサプリメントなんか
売ってたけど、それでもナチュラルなのだろうか? はてさて。

ちょっと考えたら分かりそうなことだけどさ。
例えば、豚肉をゆでたら灰色になるよね。
じゃあ、ポークハムはなぜピンク色なの?
そんなもの色粉を使って着色してるから、でしょ。(笑)

昨日も言ったけど、食べるものをとことん考えていって
身体にいいものしか食べない、なんて言って
これはダメあれもダメ、なんてどんどん切っていくのも
際限がないし、第一そんなこと言ってたら何にも食べられる
ものがなくなってしまうよね。

ただね、
だけど俺、それでもそういうことは、知っておく
というか頭の隅にでも置いておく必要はあるんじゃないか、
とは思うんだ。

ものってなんでもそうだけど、いい面があれば
悪い面というか、陰になる面は必ずあるわけで、さ。
身体にいいよ、っていわれている食べ物だって
摂り過ぎたら逆効果になるかもしれないよね。
逆に身体に悪い、っていう食べ物だって
一概にすべて良くないか、って言えば、長所だってあるだろうし。
それから、高脂肪・高カロリーだからおいしい、っていうものあるしさ。
そんなのついつい食べたくなるでしょ。(笑)
そういう人の気持ちだって俺、分かる。
だから、食べ物って
そうしたいい面もよくない面も両方を知っていて、
それなりの付き合い方をしていけば、
いいんじゃないかなぁ、って思うなぁ。

後、いろいろなものを幅広く食べる、っていうの。
食べる種類が少ないとリスクだって大きくなるけど
多かったら、少しずつ幅広く、って言う感じで
リスクを分散させられるし。
だから「そういうものだ」と知ってて、
それにあった食べ方とか摂り方をする。
そういうちょっと距離を取った摂り方っていうのが
大事なんじゃないかな、って思う。
むやみにリスクは負いたくはないけど
かといってそれがなかったら寂しい、っていう
ことだってあるだろうしさ。

以前、一日30品目の食品を食べなさい、って
言われていたけど、さすがに言ってた連中も
それは無理と悟ったのか
最近ではいろいろな種類の食品をちょっとずつ
摂りなさい、というふうに変わってきたんだとか。

謙介はここのところは煮豆をあれこれ作ってる。
うずら豆、大正金時、黒豆、大豆。
いや、実際作っているのはストーブかも
しれない。(笑)

俺の場合外へ食べに行く、っていうのはめったになくて
ほとんど家でちまちまと作って食べている。
外食って、味が濃すぎるから、たまに食べると
ものすごく身体が水分を要求してくる。


食べる、ことの影響はすぐには出なくて
何年か経って自分が忘れた頃に出てくるんだよね。
急に体力が落ちたとか、無理がきかなくなったとか。
すぐには出ない。
だから恐いし、だから大切だと思う。
俺も身体のことがあるから
そういう点では気をつけていきたいな、
って思っている。

仕事の算段をして、主治医と入院の予定を決める。
いまのところ22日になりそう、とのこと。

(今日聴いた音楽 歌 平井堅  even if  2000年発表)


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